【口コミつき】敏感肌に安心な制汗剤・痒くならないデオドラント剤おすすめ商品21選

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

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せっかくメイクやファッショに気を使っても、汗・ニオイのケアがおろそかでは残念な印象になってしまいますよね。ですが敏感肌の人にとっては、肌に合う制汗剤・デオドラント剤を見つけることはなかなか難しいもの。

そこでここでは敏感肌でも安心して使える制汗剤・デオドラント剤から、おすすめ商品21選を紹介します。商品ごとによい口コミ・悪い口コミも紹介します。

敏感肌に使える制汗剤・デオドラント剤を探している人は参考にしてください♪




※目次が途中で切れてしまっていますが、商品紹介は2~3ページ目に載っています。

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制汗剤とデオドラント剤の違い

制汗剤とデオドラント剤は別物で、効果が違います。制汗剤が一時的に汗を減らすのに対して、デオドラント剤は雑菌の繁殖を防ぐことでニオイを抑えることを目的としています。

制汗を目的とするならクロルヒドロキシアルミニウムやミョウバンニオイ対策なら殺菌成分の緑茶エキスやイソプロピルメチルフェノール、銀イオンが配合されているものを選ぶとよいでしょう。

製品によっては、制汗剤とデオドラント剤の両方の機能が備わっているものもあります。

なお制汗剤のアルミニウムというと、危険なイメージを持っている人もいるでしょう。肌への刺激などで問題になったのは、古い制汗成分である「塩化アルミニウム」という成分です。

現在主流の「クロルヒドロキシアルミニウム」は肌への刺激が少なく、毒性も低いとされています。

肌にやさしい制汗剤・デオドラント剤の特徴

敏感肌の人や制汗剤・デオドラント剤で痒くなりやすい人は、以下の特徴に当てはまる製品から選ぶと、肌にやさしいので失敗しにくいです。

  • オーガニック系など低刺激な成分にこだわっている
  • 保湿成分が配合されている
  • パッチテスト済みである

ただしいくら肌にやさしい製品であっても、ボディ用の製品を顔に使うのは禁物。顔に使う場合は必ず、顔への使用が推奨されているものを選びましょう。



制汗剤・デオドラント剤の種類と選び方

制汗剤・デオドラント剤は形状によって、効果や使いやすさが異なります。さまざまな形状の製品があるので、目的や利用シーンに合ったものを選ぶとよいでしょう。

【制汗剤・デオドラント剤の種類】

  • シートタイプ
  • スプレータイプ
  • ミストタイプ
  • ロールオンタイプ
  • スティックタイプ
  • クリーム・ジェルタイプ
  • ローションタイプ

シートタイプだけは汗の拭き取りもできますが、それ以外のものは乾いた肌に使用するのが基本。汗をかいたあとに使う場合は、体をよく拭いてから使用しましょう。

【汗をかいたあとに】シートタイプ

出先での汗ケアで最初に使うべきは、シートタイプのもの。汗をかいたままスプレータイプやロールオンタイプなどの制汗剤を使うと、汗と混ざって肌に密着できず、効果が低くなるからです。

シャワーを浴びられればベストですが、難しい場合はデオドラントシートで汗を拭いてから、制汗剤を使いましょう。

ただしシートで拭くときに強く肌をこするのは禁物。肌を傷めますし、肌への刺激によって余計に発汗を促してしまうこともあります。

デオドラントシートを使うときは、肌を抑えるようにして汗を吸わせるとよいです。

【出先でも便利】スプレータイプ

もっとも手軽&ポピュラーなのはスプレータイプでしょう。スポーツのあとなど出先でパパっと使いたいときにも、広範囲を一気にケアできるので便利です。

肌への密着性が低いため、制汗作用が弱めで持続時間も短め。ですが塗るときに肌をこすることがなく、汗腺を塞ぐリスクも低いため、肌への負担は比較的少ないです。

ただし周囲にも薬剤が飛び散ってしまうため、他の人が吸い込んだり、荷物を汚して迷惑をかけやすいことがデメリット。更衣室など人がいる場所で使うときは、他の人から離れて使用しましょう。

なおスプレータイプは香り付きの製品も多いですが、香り付きのものは匂いでごまかすだけで効果が低い傾向があります。

【ピンポイントケアに】ミストタイプ

脇の下など、ピンポイントに塗りたいときはミストタイプが便利です。スプレータイプよりコンパクトで持ち歩きやすく、使うときに飛び散りにくいメリットも。

ただし商品の種類が少ないため、人によっては肌に合うものが見つかりにくい可能性もあります。



【脇汗対策に】ロールオンタイプ

脇汗対策ならロールオンタイプもおすすめ。透明の液状で、塗ったあとが白くならないのもメリットです。肌に直接塗るものなので、使う前にムダ毛の処理をしておきましょう。

ただしロール部分が肌に直接触れるため、不衛生になりやすいことがデメリット。使うときは肌を清潔にしてからにしましょう。

また、衣服に付かないよう、服を着るのは薬剤が乾くまで待ちましょう。

なお肌に直接塗りこむため、敏感肌にはよくない場合もあります。肌質が弱い人は、事前にパッチテストをするとよいでしょう。

【脇汗対策に】スティックタイプ

脇汗対策なら、スティックタイプという選択肢もあります。ロールオンタイプに比べると乾きにくいですが、消臭効果が高い製品が多く、ニオイ対策を重視したい人に人気です。

清涼成分が入っていない製品も多いので、メントール 系の刺激が苦手な人にもおすすめです。

ただし、塗るときに肌に摩擦が生じる点がデメリット。特にテクスチャーが硬いものは、肌に負担がかかりやすいです。敏感肌の人がスティックタイプを使うなら、なるべくやわらかいものを選ぶようにしましょう。

【制汗効果が高い】クリーム・ジェルタイプ

制汗効果が高いのはクリームタイプ・ジェルタイプです。足の指の間などの、細かい個所にも塗りやすいです。さっぱりしたものからしっとりしたものまで、幅広い使用感から選べるのもメリット。

ただし容器がジャータイプのものが多く、外出時の持ち歩きやすさはイマイチです。

【広範囲に使える】ローションタイプ

一度に広範囲に塗れて肌なじみがよいのは、ローションタイプの制汗剤です。お風呂上りなどに手早く塗れますし、スプレーのように吸い込んでしまう心配もありません。製品によっては制汗効果が高いものもあるので、汗っかきな人も安心です。

ただし服に付くと白くなってしまいます。ローションタイプの制汗剤を使うときは、薬剤が乾いてから服を着るようにしましょう。

デメリットはかさばって重く、持ち運びしにくいこと。基本的には自宅で使うのがよいでしょう。

体臭が強めの人は無香タイプが無難

制汗剤には、フローラルやシトラスなどの芳香が付いているものも多いです。ですが、もともとの体臭が強い人が使用する場合は、無香タイプのものを選ぶのが無難です。

制汗剤に付いている芳香はフローラル系など、体臭が薄い人向けの軽い香りであることがほとんど。体臭が強い人だと、香料とニオイが喧嘩して逆効果になってしまいます。

香水や柔軟剤の香りを楽しみたい人も、無香タイプの方が使いやすいでしょう。

ワキガ・ニオイ対策には制汗剤よりデオドラント剤

ワキガやニオイ対策が目的の場合は、制汗剤よりもデオドラント剤がおすすめです。ワキガなどのニオイは、汗そのものよりも雑菌の繁殖が原因だからです。

特にワキガの人の汗は、脂肪分などが含まれていて栄養価が高いため、雑菌が繁殖しがち。大元の原因である汗そのものを減らすことも多少は匂いの改善に役立つでしょうが、制汗剤を使ったとしても汗をまったくかかないことは不可能です。

そのため、ニオイを防ぐためには、菌の繁殖を抑えることが不可欠です。ワキガなどニオイ対策をしたい人は、殺菌・消臭成分が配合されている製品を選ぶようにしましょう。




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