ミュゼの脱毛は抜けない?医師に聞いた衝撃の事実と、抜けないときの対策方法

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

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2021年5月31日追記

「ミュゼに通ってるけど抜けない」という人がいますが、ミュゼの脱毛は本当に抜けないのでしょうか?

ここでは、ミュゼをはじめとするエステの光脱毛について、医師から聞いた衝撃の事実をお伝えします。一般の人が知らない業界の裏事情などを聞けたので、脱毛に興味がある人は必見です。

すでにミュゼに通っている人が抜けないときの対処法も紹介するので、ミュゼで抜けないと感じている人も参考にしてください♪



ミュゼの脱毛は抜けないって本当?

ミュゼの脱毛は抜けないという口コミ

機械が新しくなったら、前よりもさらに抜けなくなった。毛根が焼けてる感じもしないし、お金返して欲しいレベル。

引用元:https://twitter.com/4nyeuactast9/status/1198165287842922496

毛が薄くはなったが、自己処理激減!とまではならない。

引用元:https://twitter.com/sano_727/status/1208006363156082690

あんまり抜けないし、抜けてもどんどん生えてくるから意味がない。

引用元:https://twitter.com/yasetaionnadebu/status/1202800407694598144

全然抜けないから、ミュゼは止めた方がいい。

引用元:https://twitter.com/kabosuuu315/status/1137017723290918912

以前に比べて効果が弱くなった気がする。

引用元:https://twitter.com/Bojurin_9/status/952323715823411200

脱毛器が新しくなってから抜けないという人が増えている

後ほど詳しく解説しますが、ミュゼに限らず、エステサロンの光脱毛はどのサロンも、「抜けない」という人が一定数出ます

ミュゼの場合は特に、新しい脱毛器が導入されてからは「前よりも抜けない」という口コミが増えているようです。



専門医が告げる衝撃の事実。エステの光脱毛では抜けない!

エステはそもそも脱毛する気がない

ここからは以前、知り合いの脱毛専門医から聞いた話を、クリニックの許可を得て書きます。

クリニック名を伏せるという条件で、エステ業界の裏事情まで、聞いた通りに正直に書きたいと思います。

エステの脱毛は抜けないという話をよく聞きますが、医療脱毛と比べてどうなのでしょう?
つばさ
つばさ
ドクター
ドクター

だって、エステはそもそも脱毛する気がないもの。

 

最初は何百円とか安い料金で釣って、そのお客をずっと囲うことで他のコースを契約させたり、化粧品を買わせたり、そうやって利益を得るビジネスだからね。

 

本当に毛が抜けちゃったら、そのお客はもう来なくなるからビジネスとして成立しないでしょう?

脱毛器の値段も効果も、医療用より格段に低い

なるほど。正直、あの値段でどうやって利益を出しているのか不思議に思っていたのですが、やはり安いなりのカラクリがあるのですね。
つばさ
つばさ
ドクター
ドクター

脱毛器もね、エステの「広告にお金をかけて数百円で集客」ってやり方だと、そんなに高額なマシンは使えないんです。人件費だけでも採算が合わなくなっちゃう。

 

家庭用のものに比べたら高価だけど、エステの光脱毛器はだいたい200~300万円、高いもので400万円程度。

 

一方、医療用脱毛器はもっと高額で、例えばうちの「ライトシェアデュエット」というマシンは仕入れるのに1,200万円くらいかかる。

 

仮に同じ金額を出せるとしても、医療用脱毛器は出力が高くて一般の人が扱うには危険なので、医師じゃないと輸入できないですし。

 

エステの光脱毛器の出力では、永久脱毛はまず無理ですね。いっとき毛が薄くなっても、通うのを止めればもとに戻ってしまいます。だから一生囲われちゃうの。

日本は脱毛に関する規制が遅れている

脱毛器からして、医療用とは全くスペックが違うんですね。
つばさ
つばさ
ドクター
ドクター

そもそも脱毛というのは「医療行為」であって、医師の指導の下に行わないと危険なもので。看護師でも医師に無断で施術したら違法なので、本来エステサロンでやっていいことではないんですよ。

 

だから本当は国が適正に規制すべきなのですが、日本のエステ業界は政治的な癒着があるので、なかなか規制が進まない。

 

はっきりいって脱毛に関する規制は、日本はだいぶ遅れていますね。

エステの脱毛は安全性にも不安あり

消費者の利益を守るために、日本もしっかり規制して欲しいですね。
つばさ
つばさ
ドクター
ドクター

まあ規制だ医療行為だというのは法律の話ですが、実際問題として、エステの脱毛は火傷などのトラブルの報告も多いでしょう?

 

脱毛が医療行為に指定されているのは、毛根を焼く危険な行為で、専門知識や技術を必要とするものだからなんです。

 

中には医師の指導を受けながら運営しているエステサロンもありますが、施術するのは医療資格を持たないエステティシャンなので、安全性の点からおすすめはできません。




これから脱毛に通うなら、医療脱毛を選ぶべき理由

医療脱毛は看護師が施術するので安全

料金の安さや広告の多さから、初心者はエステサロンの光脱毛を選びがちです。ですが、医療知識を持たないエステティシャンの施術では安全性に不安があります。

さまざまな脱毛サロンの口コミを見ていると、「新米のエステティシャンに当たって怖かった」、「慣れない人だったのか、いつもと手順が違って不安」といった体験談も頻繁に目にします。

医療機関と提携しているサロンであっても医師が常駐しているわけではないので、事故の際にその場ですぐに診察・治療というのは難しいでしょう。

一方、クリニックの医療脱毛なら、医師の指導の下に看護師が施術を行うので安全性が高いです。

万一の事故の際も、すぐに医師に診てもらえます。

医療脱毛なら永久脱毛の効果が得られる

エステの光脱毛は正確には脱毛ではなく、「減耗・制毛」です。そのため、ほとんどのサロンではカウンセリングの段階で、永久脱毛ではないことをきちんと説明されます。

しかし、それでも期待する気持ちが強くて説明が耳に入らないのか、永久脱毛ができるものと思い込んでエステの脱毛に通ってしまう人も少なくありません。

光脱毛でも産毛程度まで毛が薄くなる人もいますが、それは一時的なものであって、効果を維持するにはずっと通い続けなければならないことを知っておきましょう。

永久脱毛を求めているのであれば、クリニックの医療脱毛がおすすめです。

病院で行うので、高い出力で毛根をしっかり焼くことができ、一度抜けた毛が再生することはほとんどありません



トータルコストは医療脱毛の方が安い

サロンに比べて初期費用は高めですが、最近は低料金のクリニックが増えているので、昔に比べてだいぶ通いやすくなりました。全身脱毛でも、30~40万円程度が相場です。

さらに、ある程度の回数を通えば毛が生えてこなくなるので、サロンのようにずっと通い続ける必要はありません

そのため、トータルコストで考えると、医療脱毛の方が割安なのです。

サロンの場合は初期費用は安くても、回数を追加したり、効果が出なくてよそに乗り換えたりといった追加の費用が発生し続けます。

ずっと通い続けるための時間や手間、交通費もバカにならないでしょう。

したがって、これから脱毛に通うのであれば医療脱毛を選ぶのがおすすめです。

痛みには麻酔で対応できる

医療脱毛のデメリットとしては、サロンの光脱毛に比べて痛みが強いことが挙げられます。

しかし医療機関なので、必要に応じて麻酔を使うことが可能です。脱毛の麻酔はクリームタイプが一般的です。

また、レーザーの種類によっても痛みの強さが異なります。痛みが心配な人は、「ダイオードレーザー」という種類のレーザーが使えるクリニックを選ぶとよいでしょう。

ダイオードレーザーは新しい脱毛レーザーで、昔のレーザーに比べてだいぶ痛みが少なくなっています。

具体的な機種としては、「ライトシェアデュエット」「メディオスター」、「ソプラノ」といったものがダイオードレーザーの脱毛器です。



すでにミュゼに通っている人が抜けない場合はどうすればいい?

ミュゼは効果が出るまで時間がかかる

ミュゼの脱毛方法はS.S.C.脱毛という、光脱毛の一種です。

通常、光脱毛は毛根のメラニンに熱を加えることでダメージを与えますが、S.S.C.脱毛の場合は脱毛の仕組みが少し異なります

S.S.C.脱毛は抑毛効果のある粒が入ったジェルを塗布し、光を当てることで抑毛成分を毛根に浸透させて脱毛します。

通常の光脱毛に比べて痛みが少ないメリットがありますが、効果を実感できるのも一般的な光脱毛であるIPL脱毛に比べて遅いといわれています。

肌をしっかり保湿する

脱毛は基本的に、肌の水分量が多い人の方が効果が出やすくなります。角質が水分で満たされている方が、脱毛の光が毛根に届きやすいからです。

したがって、ミュゼで抜けないと感じているなら、保湿ケアを見直すことで効果が高まる可能性があります。

脱毛中は肌が敏感になりやすいので刺激の強い化粧品は避け、低刺激な化粧水やクリームなどでお手入れするとよいでしょう。

特に脱毛の施術を受けた当日は、普段よりも肌が乾燥しやすくなっているので、入念な保湿を心掛けましょう。

4回以上通う

脱毛は1回施術を受けただけでは毛が薄くなりません。稀に初回から効果を実感できたという人もいますが、ミュゼなどのエステサロンの光脱毛では、こうした人は少数派です。

基本的には何度も繰り返し通うことで、少しずつ毛量が減っていくものです。

部位や毛質の個人差などにもよりますが、ミュゼの脱毛で効果が出始めるのは、最低で4回目といわれています。

したがって、まだ通い始めたばかりであれば、4回目までは様子を見てもよいでしょう。

ちなみに自己処理の必要がなくなるまでは、18~24回かかるのが一般的です。剛毛な人のVIOなどは30回以上かかることもあります。



施術から2~3週間待つ

ミュゼに限らず、脱毛は施術したその場では毛は抜けません。個人差もありますが、実際に毛が抜けるのは施術から2~3週後です。

したがって、すぐに毛が抜けなくても慌てず、施術から2~3週間待ってみましょう。脇やVIOなどの毛が太い部位では、時期が来れば服に抜け毛がついたり、指でつまむとするっと抜けるといった形で抜け毛を確認できます。

ただし、背中などの産毛が多い部位の場合は抜け毛に気づきにくいため、回数を重ねて毛量が減るまでは効果を実感できないこともあります。

施術からひと月ほど経っても効果が見られない場合は、出力不足や照射漏れといった可能性もあるのでスタッフに相談してみましょう。

毛周期に合わせたペースで通う

ムダ毛の成長は大まかに、「毛根が元気な成長期」「毛が抜け始める退行期」「毛根が休んでいる休止期」の3つの段階に分かれています。

そして、毛の成長サイクルは1本ごとに異なるため、一つの部位にさまざまな成長段階のムダ毛が入り混じっています。

ミュゼのS.S.C.脱毛で効果が出るのは「成長期」の毛だけなので、「成長期」の毛が生え揃う時期に合わせて通うことが大切です。

毛周期は個人差や部位によって異なりますし、通い始めと脱毛が進んでからでも異なりますが、ミュゼでは1~3ヶ月ごとに通うのが基本になります。

次はいつ頃行けばよいかを、その都度教えてもらえるので、スタッフの指示に従い、毛周期に合わせて通うようにしましょう。

特別制度で2週間ごとに通うのは意味がない

ミュゼでは特別制度に入会すると、2週間ごとに通えるコースもありますが、これはあまり意味がありません

前回の施術から2週間では、まだ「成長期」の毛が生え揃っておらず、効果的なタイミングではないからです。

焦って頻繁に通うよりも、毛周期に合ったタイミングで通う方が効果が出やすいことを知っておきましょう。

医療脱毛に乗り換える

ここまでに述べた対策方法を行っても抜けない場合は、そもそもミュゼの脱毛器との相性が悪い可能性が考えられます。

ミュゼを含め、エステの光脱毛は出力が弱めであることから、どんなに手を尽くしても機械との相性が悪くて抜けない人というのが出てくるのです。

さらに、脱毛器との相性は事前に見極めることが難しく、何度か施術してみないと分からないので、他のエステに乗り換えても「また抜けなかった」ということにもなりかねません

そのため、ミュゼの脱毛器との相性が悪い可能性のある人は、医療脱毛に乗り換えた方が確実です。

医療脱毛なら、施術が可能な状態の人でさえあれば誰でも高い効果が得られます。



まとめ

エステの光脱毛では、永久脱毛はできません。効果が出ても一時的なもので、通うのを止めれば毛量がもとに戻ってしまいます。一生通わなければならないので、コスパもよくありません。

ミュゼの場合は特に、「脱毛器が新しくなったら抜けなくなった」という口コミが多いようでした。

医師が指摘するように、医療資格を持たないエステティシャンの施術では、安全性への不安もあります。

したがって、これから脱毛を始める人は、確実に効果が出る医療脱毛を選ぶのがおすすめです。効果が半永久的で、通う回数が限られるので、トータルの費用もエステの光脱毛より安く済みます。

医療脱毛に興味がある人は、次の記事で安くておすすめのクリニックを紹介しています。

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