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  • 重曹シャンプー&クエン酸リンスで、界面活性剤なしでもさらさら美髪に♪

    重曹シャンプー&クエン酸リンスで、界面活性剤なしでもさらさら美髪に♪

    近年、重曹の洗浄効果が見直されており、シャンプーの代わりに使う人が増えています。重曹はアルカリ性なので、中和するためのクエン酸リンスも人気が急上昇。

    かくいう私も、この夏は重曹シャンプーとクエン酸リンスで快適に過ごしています。

    そこでここでは、これから試してみたい人のために重曹シャンプーとクエン酸リンスのやり方・注意点を解説します。

    実際に重曹シャンプーとクエン酸リンスで過ごしている様子も紹介するので、参考にしてください♪




    重曹シャンプーとは?やり方・注意点

    弱アルカリ性で皮脂やニオイを洗浄できる

    重曹シャンプーとは、食用の重曹で髪を洗う方法です。お湯だけで洗髪する「湯シャン」では汚れを落としきれないことがありますが、重曹シャンプーは石鹸と同じ弱アルカリ性なので、皮脂やニオイも洗浄できます

    したがって、「湯シャンだと洗い足りないが、シャンプーは使いたくない」という人におすすめです。

    私も夏の初め頃までは湯シャンで事足りていましたが、7月も半ばまで進むとさすがに汗と皮脂で髪がベタつき、頭皮の通気性が悪くなったことから、重曹シャンプーを取り入れることにしました。

    なお、モノにもよるかもしれませんが、重曹はワックスなどの整髪料も落とせるようです。

    重曹シャンプーのやり方

    乾いた髪をブラッシング
    ぬるま湯で入念に予洗い
    お湯で溶いた重曹をなじませて軽くマッサージ
    ぬるま湯でよくすすぐ

    重曹シャンプーのやり方は、とても簡単です。最初に乾いた髪をブラッシングし、ホコリや髪の絡まりを取り除いておきます。

    それからぬるま湯でしっかり予洗います。重曹を使うと髪がきしんで指を動かしにくくなるので、予洗いの段階でだいたいの汚れを落としておくとよいです。

    次に、洗面器に500mlのお湯と大さじ1/2杯の重曹を入れ、よく混ぜます。濃度が濃すぎなければ、目分量で構いません。

    お湯と重曹の分量の目安です。私はいつもこのくらいの量で使っています。

    洗面器の重曹シャンプーを少しずつ頭皮にかけながら、全体を軽くマッサージします。整髪料などで髪全体が脂っぽいときは、重曹を溶いた洗面器に髪を浸して洗うと簡単です。

    洗い終えたら髪や頭皮に重曹が残らないよう、ぬるま湯でよくすすぎましょう。

    重曹シャンプーの注意点6つ

    • 掃除用の重曹はNG
    • 肌に合わない人もいる
    • 化学物質過敏症・金属アレルギー・皮膚疾患の人は要注意
    • 単体だと髪がきしむ
    • やりすぎると髪や頭皮を傷める可能性
    • 目に入らないよう注意する

    重曹シャンプーは基本的には安全性の高いものですが、肌に合わない人がいるなど注意点もあります。

    ①重曹は食品グレードのものを使う

    重曹は用途によって純度が異なり、医薬品グレードがもっとも純度が高く、次いで食品用、工業用(掃除用)となります。

    工業用・掃除用は人体に触れる前提では作られていないため、不純物が多く、洗髪に使うと肌トラブルを起こす可能性があります。 もっとも不純物が少ないのは医薬品用ですが、一般の人には入手しにくいです。

    重曹シャンプーに使うなら、食品用として売られている重曹がおすすめです。食品用であればスーパーなどで簡単に手に入りますし、食用なので安全性も高いです。

    ②敏感肌・アレルギー体質の人はパッチテストを

    重曹は食品にも使われるものなので、基本的には人体に無害です。ですが、卵や牛乳などの食物アレルギーが存在することからも分かるように、ほとんどの人にとって安全なものでもアレルゲンとなってしまう人もいます。

    重曹も人によって肌に合わない可能性もあるため、敏感肌・アレルギー体質の人は事前にパッチテストをすると安心です。

    ③化学物質過敏症・金属アレルギーなどの人は要注意

    化学物質過敏症や金属アレルギー、皮膚疾患がある人は、重曹シャンプーでトラブルが生じたり、症状が悪化することもあります。

    これらに当てはまる人が重曹シャンプーを試すときは、主治医に相談すると安心です。

    ちなみにスズアレルギーで敏感肌の私は、重曹シャンプーは毎日でも大丈夫ですが、重曹風呂は1回でも肌が少しピリピリしました。単に濃度が濃すぎたのか、肌質や金属アレルギーが影響しているのか分かりませんが、ご参考までに。

    ④単体だと髪がきしむ

    健康な髪や頭皮は弱酸性ですが、重曹はアルカリ性です。そのため、重曹シャンプーで洗髪すると、髪がきしみます

    石鹸シャンプーほど極端にきしむわけではありませんが、気になる人はお酢やクエン酸のリンスで中和するとよいです。

    私も重曹シャンプーをすると、さらさらスルスルの猫っ毛が普通の太さの髪くらいの手触りになります。それはそれで私はアリですが、すべりが悪くブラッシングしにくいため、クエン酸リンスで中和しています。

    ⑤やりすぎると髪や頭皮を傷める可能性

    重曹にはたんぱく質を溶かす性質があるため、濃度や頻度によっては、重曹シャンプーで髪や頭皮を傷める可能性もあります。 特に最初のうちは、様子を見ながら少しずつ試すとよいでしょう。

    また、しっかり洗いたいからといって濃度を濃くするのも避けましょう。

    ⑥目に入らないよう注意する

    重曹シャンプーはアルカリ性なので、目に入ると角膜を溶かす可能性があります。 シャンプーに使う濃度ですぐにどうこうということはないかもしれませんが、重曹シャンプーをするときは、目に入らないよう注意しましょう。

    万一、目に入ってしまったときはすぐに流水で洗い流してください。




    クエン酸リンスとは?やり方・注意点

    アルカリを中和してなめらかな髪に

    クエン酸リンスとは、クエン酸を水やお湯で溶いてリンスの代わりにするものです。 アルカリを中和するので、重曹シャンプーや石鹸シャンプー、湯シャンできしんだ髪も一瞬でやわらかくなります

    お酢でも同様の効果が得られますし、よくすすげばツンとしたニオイも残りませんが、お風呂場でガラス瓶を扱うのが怖いので、私はクエン酸リンスを利用しています。

    クエン酸リンスのやり方

    私はこのくらいの分量で使っています。お湯はもう少し多くてもよいかも。

    クエン酸リンスも簡単です。洗面器半分くらいのお湯に対し、小さじ1杯程度のクエン酸を溶かします。

    それを洗髪後の髪にかけるか、洗面器に髪を浸してなじませます。 髪全体に行き渡らせたら、ぬるま湯ですすいで完了です。

    クエン酸リンスは作り置きする人もいますが、腐りやすいのでその都度作った方が安心です。

    クエン酸リンスの注意点3つ

    • 掃除用のクエン酸はNG
    • 肌に合わない人もいる
    • 濃度が濃いと皮膚刺激が生じる

    クエン酸リンスはとても便利で経済的ですが、注意点もあります。安全に使用するには、正しい使い方を守ることが大切です。

    ①食品添加物グレードのものを使う

    市販のクエン酸には、掃除用と食用のものがあります。クエン酸リンスに使うなら、「食品添加物グレード」と書かれているものを選びましょう

    掃除用に売られているものは純度がまちまちで、安全性も不確かです。高品質なものもありますが、パッケージから品質を見極めることは困難です。

    ですが、食品用であれば食べても安全な品質のため、高純度で体に無害なことが確かです。

    ②敏感肌・アレルギー体質の人はパッチテストを

    クエン酸は食べ物なので、正しく使えば安全性の高い成分です。ですが、重曹と同様に人によっては肌に合わないこともあります

    特に敏感肌・アレルギー体質の人はパッチテストをすると安心です。 クエン酸はそのままだと酸が強過ぎるので、水で薄めたものを二の腕などに塗布し、異常が出ないか様子を見てみましょう。

    ③濃度が濃いと皮膚刺激が生じる

    クエン酸には、酸の力でたんぱく質を溶かす性質があります。そのため、濃度が濃いと皮膚刺激や肌トラブルの原因になります。

    クエン酸リンスは薄めのものでも十分に効果が出ますし、トリートメントのように長く放置しなくても髪にかけた瞬間に効果が出ます。

    したがってクエン酸リンスは濃度に注意し、髪全体に行き渡らせたらすぐにすすぐと安心です。




    重曹シャンプー&クエン酸リンスの感想

    重曹とクエン酸は密封容器で小分け

    涼しくなったら湯シャンに戻す予定ですが、この記事を書いている現在は夏真っ盛りで汗が止まらないので、重曹シャンプーとクエン酸リンスに助けられています。

    重曹とクエン酸は入浴中に使うことを考えて、プラスチック製の密封容器に小分けしたものをお風呂場の入り口に置いています。本当はコショウの瓶のように片手でサッと出せるのが理想的ですが、今のところはそうした形状の入れ物が見つからないので、この形で使っています。

    なお、重曹とクエン酸はどちらも白っぽい粉なので、ぼんやりしていると間違えやすいです。使うときに必ず見える位置に、「重曹」「クエン酸」と書いておくと安心です。

    重曹シャンプー1回で髪がさらさらに

    重曹シャンプー&クエン酸リンスした翌日の髪です。夏の午後に撮影しているので多少汗をかいていますが、脂っぽさはありません。

    湯シャンだと油分はそれほど取れないため、7月某日の私の頭は、皮脂と汗に含まれる塩分、美容オイルでペタっと固まっておりました。主に油と塩なのでドライヤーをしても乾かせず、かといってシャンプーの界面活性剤は肌に合わないらしいので、重曹シャンプーを試してみることに。

    結果、1回目でさらさらの髪がよみがえりました。特に刺激や肌トラブルもありません。 湯シャンを経ずに直接シャンプーから切り替える人だと、地肌が慣れるまでに時間がかかる可能性もありますが、肌に合えば経済的で便利です。

    ちなみに初回は様子見だったため、リンスはとりあえず台所のお酢で済ませました。

    シャンプーに比べると物足りないかも

    重曹シャンプーでも汚れはしっかり落ちますが、きしんで指がすべらないので、シャンプーのように「じっくりわしわし」とは洗えません

    シャンプーで洗ったときのような爽快感もないので、人によっては物足りなく感じることもありそうです。

    ですが、湯シャンに物足りなさを感じている人には、なかなか感動的な洗浄力だと思います。

    特に「しっかり洗いたいのに、シャンプーの界面活性剤がどれも合わない」という人には救世主になり得るので、ニーズに合いそうなら試してみる価値はあるでしょう。

    クエン酸リンスも感動的な使用感

    クエン酸リンスも髪にかけた瞬間に、キシキシからとろりとした感触に変化して感動的です。 洗面器に溶いたものを髪にかければよいので、トリートメントをチマチマとなじませるより短時間で髪全体に行き渡らせられます

    ちなみに使用感や効果は、お酢もまったく同じでした。個人的には「お風呂場にガラス瓶は危ない」という問題さえクリアできれば、リンスはお酢でもよいと思います。

    お酢でリンスする場合は大さじ1杯程度のお酢を、洗面器半分のお湯で薄めて使います。あまり濃いとニオイが残りますし、少量のお酢で十分効果が出ます。 クエン酸リンスと同じく、最後にお湯ですすぎます。

    肌や好みに合えばコスパ最強

    重曹シャンプー&クエン酸リンスは、肌や好みに合えばコスパは最強です。重曹シャンプーの汚れ落ちはシャンプーと比べても遜色なく、クエン酸リンスもきしみを抑えてしっとりさせる目的なら十分です。

    トリートメントのような毛髪補修効果はありませんが、きしんだ髪をやわらかくする効果はびっくりするほど高いです。

    昔、普通のシャンプーと一緒に試したお酢リンスは効果が分かりませんでしたが、アルカリ性に傾いた髪には、お酢やクエン酸がよく効きます。

    特に私の伸ばしっぱなしの髪はトリートメントの消費量がすさまじかったので、クエン酸で済むのはありがたいです。

    シャンプーで洗うのに比べると洗髪時間も大幅に短縮されるので、その点もロングヘアには助かります。

    余ったら掃除・料理にも使える

    重曹とクエン酸は掃除や料理にも使えるので、肌に合わなかったとしても無駄にはなりません。

    試してみて髪に使えなければ家事で使えばよいので、「合わなくて余ったら困る・・・」というプレッシャーがなかったのもよかったです。

    秋冬の重曹シャンプーは頻度に注意

    重曹シャンプーは汚れを落とす力が強く、皮膚を溶かす作用もあります。そのため、それほど汚れていないときに使うと、肌荒れなどのトラブルを起こす可能性も考えられます。

    特に皮脂分泌が少なくなる秋冬は洗いすぎにならないよう、様子を見ながら使用頻度を決めるとよいです。

    なお、重曹シャンプーを使わない日も、クエン酸リンスは単体でも使えます。髪がアルカリ性に傾いていそうなら、クエン酸リンスで中和するとよいでしょう。

    まとめ

    重曹シャンプーは、シャンプーを使わずに髪や頭皮の汚れをしっかり落とせます。アルカリ性なので髪がきしみますが、クエン酸リンスで中和するとあっという間にとろりとした髪に変化します。

    肌質・体質に合わない人もいますが、合う人にとってはシャンプーやトリートメントに頼るよりも経済的です。

    ただし、重曹とクエン酸はそれぞれ皮膚と溶かす作用があるため、濃度や使用頻度には注意が必要です。髪や頭皮の様子を見ながら、上手に活用しましょう。