かづき・デザインテープの効果と使い方。利用者の口コミや、使い方動画を紹介します

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

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貼るだけでリフトアップできて、手軽に数年前の顔になれると評判の「かづき・デザインテープ」。しかし、「テープを貼るだけで本当に効果があるの?」「買ってみたけれど、上手く使えなくて何枚もムダにしてしまった」という声も多いようです。

そこでここでは、「かづき・デザインテープ」の効果を検証するために、利用者の口コミを集めてみました。また、上手な使い方・剥がし方も紹介します。

テープで簡単にリフトアップしたい人は、参考にしてください♪

この商品に注意が必要な人
  • サージカルテープや絆創膏が肌に合わない人

かづき・デザインテープとは?

リハビリメイクの第一人者が作ったリフトアップテープ

「かづき・デザインテープ」とは、皮膚をテープで固定することで、*しわを伸ばし、たるみを引き上げるものです。下で詳しく説明しますが、耳の後ろの皮膚を後方に引っ張ったり、耳の下やこめかみの皮膚を引っ張り上げたりして使います。

リハビリメイクの第一人者であるかづきれいこさんが、医療用テープの大手メーカーであるニチバン株式会社と共同開発したもので、もともとは傷跡やヤケド痕の凹凸をカバーする目的で開発されました。

しかし、リハビリメイクの現場で使ううちに、リフトアップにも使えることが分かったそうです。そのため、現在は「ハリの低下が気になるけれど、美容整形までは…」という人にも支持されています。

* メイクアップ効果

貼ったまま外出できて、メイクもOK

「かづき・デザインテープ」の大きなメリットは、目立たないので貼ったまま外出できることです。テープの厚みは0.005ミリ。これは、角質層の1/4の薄さです。肌とテープの境目も分からないので、「どうやって剝がせばよいの?」「見えないから剥がせないと思ったら、もう剥がしてあった」という声も出るほど。

もちろん、テープの上からメイクもできます。テープ表面には、肌のキメを再現したエンボス加工が施されているので、不自然にテカることもありません。

ムレにくく伸縮自在

テープの素材は通気性が高く、長時間貼ってもムレにくいため、特別な日はもちろん、日常的に使用することも可能です。

伸縮性にも優れているので、表情の動きにしなやかに追従。リフトアップ効果を保ちながらも、自然な表情を妨げません。

また、医療用同等素材の「ポリウレタンフィルム」でできているので、肌への刺激も少ないです。

ただし、肌にテープを貼って使用する性質上、過去にサージカルテープなどで肌トラブルが起きた人は使用を避けた方がよいでしょう。

3つのタイプから選べる

 

「かづき・デザインテープ」は、使い方に応じて3つのタイプから選べます。

  • イージータイプEX:あらかじめカットされていて、そのまま貼れる。初心者にもおすすめ。120ピース入り 4,620 円 。
  • シートタイプ:「元祖」かづき・デザインテープです。貼りたい箇所に合わせて、葉書サイズのシートを自分でカットして使います。5枚入り 4,950 円。
  • 大判タイプ:通常のデザインテープの約4倍、270mm×170mmの大判サイズ。広範囲に貼りたいときにおすすめです。5枚入り 12,980円。

かづき・デザインテープの効果は?口コミを検証

「テープを貼るだけで、本当にリフトアップ効果があるの?」という人のために、かづき・デザインテープを使った人の口コミを集めてみました。

よい口コミ

耳の下に貼ると、ほほのたるみが面白いようにリフトアップされる。1シートで20回くらい使えるので、コスパもよい。(40歳・混合肌)

引用元:@cosme

上手く貼れると顔が若返る。医療用テープで代用できるかとも考えたが、粘着力や薄さが比べ物にならない。(47歳・混合肌)

引用元:@cosme

マリオネットラインを消すために使用。なかなか一発では上手く貼れないが、効果はある。(52歳・混合肌)

引用元:@cosme

悪い口コミ

特別不器用ではないと自負しているが、上手く貼れずに3シートムダにした。(66歳・普通肌)

引用元:@cosme

貼った瞬間はたるみが取れるが、1時間もしないうちに元に戻る。また、耳の後ろに貼ったテープは鏡で確認できないため、剥がしにくく皮膚を傷めてしまう。(39歳・混合肌)

引用元:@cosme

気付いたら剝がれてくるので、貼っているのがバレバレ。剥がれたときのことを考えて、少ししか引き上げていないのに、もっと強く引っ張っていたらどうなっていたのか。(45歳・乾燥肌)

引用元:@cosme

効果を実感するにはコツが必要

リフトアップ効果を実感できる人がいる一方、効果を感じられない人や、「すぐに剥がれてくる」という人もいました。買ってすぐに使いこなすことが、難しい様子でもあります。ここでは省略しましたが、よい口コミをしている人も、「最初は上手く貼れなかった」という人が多かったのです。

そのため、効果を実感できない場合は、使い方を見直してみると解決できることがありそうです。

また、しわやたるみに対する感じ方は人によって違うため、もともとたるみが少ないので効果がないように感じる場合もあるかと思います。特にある程度、年齢が若い人やしわができにくい人の場合は、まだテープが必要な段階ではない可能性も考えられます。

 

かづき・デザインテープの上手な使い方

ここからは、「かづき・デザインテープ」を効果的に使うためのコツを紹介します。

肌の水分・油分を拭いてから、顔を正面に向けて貼る

「かづき・デザインテープ」を貼るときは、貼りたい部分の水分・油分をティッシュなどで拭き取っておきます。こうすることでテープの密着力が高まり、剝がれにくくなります。

また、貼る位置を決めるときは鏡にまっすぐ顔を向け、顔全体を見ながら、リフトアップ効果が得られる位置を探します。上の公式動画では基本的な位置で貼る方法を紹介していますが、効果的な位置は人によっても違います。自分の顔はどこに貼ると皮膚が動くか、時間のある時に鏡でよく観察してみましょう。

なお、下を向いた状態や首を傾げた状態では、テープを正しく貼れないので注意しましょう。

また、自分でカットするときは、角を落として丸みを持たせると、肌とテープの境目が目立ちにくく、なおかつ剥がれにくくなります。

2~3回に分けて限界まで引き上げる

しっかり効果を出すには、皮膚を限界まで引き上げて留めることが大切です。また、テープは一度にベタっと貼るのではなく、まず下1センチだけを仮止めのつもりで貼ります。

そして、皮膚を引き上げながら、残りも貼っていきます。このときにテープの上と下を両方とも、しっかり引き上げるのがコツです。

一度に全部引き上げようとせず、1枚のテープを2~3回に分けて、少しずつ引き上げてはテープを貼り、また少し引き上げては貼り、をくり返し、最後にテープの上端まで貼ります。

剝離紙を剥がすのは数分経ってから

テープを貼り終えたら肌に密着させるため、そのまま数分待ちます。テープを手で押さえると、しっかり密着します。

数分経ったら、白い剝離紙をゆっくりと剥がします。そして、水を含ませたスポンジなどで、トントンとなじませて完成です。

貼るときに髪をアップにしない

テープを貼るときは髪がテープに絡まないよう、前髪もすべてクリップなどでまとめておきます。しかし、アップにしてしまうと皮膚が引っ張られるので、テープを正しく貼れず効果が出ません。髪は低い位置でまとめておきましょう

産毛の処理をしておく

テープの密着性を高めるため、産毛は事前に処理しておきましょう。産毛が生えていると、テープが浮いてしまうことがあります。

開封後はチャック付きポリ袋で保管

「かづき・デザインテープ」は少しお高いので、大切に少しずつ使いたいという人も多いはず。ですが、商品の性質上、湿気と乾燥に弱いため、保管の仕方が悪いとテープがダメになってしまうこともあります。

「かづき・デザインテープ」を開封したら、残りはチャック付きポリ袋に入れて、しっかり口を閉めて保管すると安心です。厚紙などの台紙になるものを一緒に入れておくと、テープの折れやヨレも防げます。

サージカルテープなどで練習する

実は、よい口コミを投稿していた人の多くに共通して見られたのが、「サージカルテープなどで練習したら上手に貼れるようになった」という体験談です。

「かづき・デザインテープ」は使いこなすのにコツが要るため、最初は少し練習した方がよいようです。しかし、安いものではないので、練習でダメにしてしまうのはもったいなく感じることもあるでしょう。その場合は、サージカルテープなどの顔周りに貼れるテープで、何度か練習してみるのもよい方法です。

ただし、サージカルテープはものによって粘着性が非常に高く、人によっては剥がすときに皮膚も一緒に剥けてしまうことがあるようです。使用する場合は、顔に安全に使えるものを選ぶようにしましょう。

かづき・デザインテープの剥がし方

基本の剥がし方は、テープの端を見つけて、そこからゆっくりと剥がします。しかし、無理に爪を立てたり擦ったりすると肌を傷めてしまいます。そのため、上手く剥がせないときは、絆創膏などを上から貼って剥がすと、テープの端がめくれてくれることがあります。

また、ベビーオイルなどの美容オイルをなじませても、テープが浮いて剥がしやすくなります。耳の後ろは、オイルを綿棒に含ませてなじませるとよいでしょう。

まとめ

「かづき・デザインテープ」は、慣れれば簡単に若返った顔を作れるため、「整形しなくてもリフトアップできる」と評判です。しかし、効果的に貼るにはコツが要るため、「なかなか上手に貼れない」「効果が感じられない」という人もいるようです。

実は「かづき・デザインテープ」を使いこなしている人も、サージカルテープなどで練習してコツを掴んだ人も多いので、最初は少し練習が要りそうです。まだ購入を迷っている人は、サージカルテープで練習してみて、できそうならデザインテープを買うとムダがないかもしれませんね。