「化粧品検定が人気だけど、取得するメリットはあるの?」、「民間資格だから不安」、「化粧品検定では、どんなことが学べるの?」
ここでは、日本化粧品検定を取得するメリットを知りたい人のために、級ごとの学べる内容と、日本化粧品検定の資格を活かせる仕事を紹介します。
また、初めての化粧品検定で1級合格したい人のために、日本化粧品検定でいきなり1級合格するための勉強方法も教えます♪試験当日の様子もこっそり紹介。
日本化粧品検定の受験を迷っている人や、勉強方法が知りたい人は参考にしてください。
3ページに分けて書いたので、読みたいところをクリックしてください♪
日本化粧品検定を取得するメリットとは?
日本化粧品検定は文部科学省後援の民間資格
日本化粧品検定とは、「日本化粧品検定協会」が主催する民間資格の一つです。民間資格ですが、文部科学省が後援しています。
検定のためのテキストや問題集に記載されている内容は、美容皮膚科学や化粧品、法律など、各分野の専門家40名以上が監修しているので、化粧品と関連分野について、正しい知識が学べます。
検定試験は3~1級までありますが、受験資格の制限はないので、いきなり1級を受験することも可能です。3級はインターネットからいつでも無料で受験でき、その場で合否が分かります。1級・2級は全国の会場で、年に2回開催されます。
同日の午前に2級、午後に1級が開催されるので、1級と2級の併願受験も可能です。
級によって試験範囲=学べる範囲が異なる
級によって試験範囲=学べる範囲が異なり、難易度も大きく変わって来ます。
| 3級 | 2級 | 1級 | |
|---|---|---|---|
| 試験範囲 |
|
+ 3級の範囲 |
+ 2級・3級の範囲 |
| 難易度 | 無料で何度でも受験可能 | 正解率70%前後
※問題の難易度によって、多少変動あり |
正解率70%前後
※問題の難易度によって、多少変動あり |
| 受験方法 | Web受験(選択式) | 会場(マークシート方式60問/50分) | 会場(マークシート方式60問/60分) |
| 受験料 | 無料 | 6,600円 | 13,200円 |
2級まではどちらかというと「自分がキレイになりたい人のための知識」なのに対し、1級は化粧品の仕組みや法律のことまで、少し専門的な内容を学ぶことになります。
そのため、2級までは、ある程度美容に関心のある人ならもともと知っている内容も多いですが、1級は覚えることが一気に増えます。「広く浅く」なので、一つひとつの知識はそこまで専門的ではありませんが、とにかく範囲が広いのです。
難易度としては1級・2級は60問中、約7割正解すればよいので、概ね42問くらい正解できれば合格の可能性があることになります。
1級合格者は、より上位の資格も目指せる
1級に合格すると、より上位の資格である「コスメコンシェルジュ」や「コスメコンシェルジュインストラクター」も目指せます。
「コスメコンシェルジュインストラクター」まで取得すると、日本化粧品検定の対策講座を開催させてもらえるようになります。
また、Webライティングに必要な知識が学べる「コスメライター」という資格も用意されています。
キレイになりたい人や、職業によってはメリットあり
本題の、日本化粧品検定を取得するメリットですが、キレイになりたい人は正しい美容の知識が得られます。「もっと効率よく、自分に合う化粧品を選べるようになりたい」という人にもよいでしょう。自分の美容が目的の場合は、資格取得にこだわらず、テキストを読んで学ぶだけでも収穫があると思います。
そして、「仕事に役立つか?」という点が知りたい人も多いかと思いますが、職業によっては日本化粧品検定を資格取得しておくメリットはあるようです。
【化粧品検定が役立つ職業】
- 化粧品業界・美容業界
- カラーコーディネーター
- 医師・看護師
- ライター
化粧品メーカーや皮膚科クリニックをはじめ、全国460社以上が協賛/サポート企業として日本化粧品検定に関わっているため、履歴書に書いてあると就職・転職のときに注目してもらえることもあるようです。
頭の体操がしたい人にもほどよい難易度
脳が衰えがちになって久しい、40代後半で受験してみて感じた意外なメリットとして、「簡単すぎず、難しすぎずで、頭の体操にちょうどよい」ということも実感しました。
私は受験の動機の3割くらいを「ボケ防止」が占めていたのですが、化粧品の専門家でない者にとって、そういう目的にちょうどよい難易度なのです。
そういう視点で見てみると、受験料もそこまで高額ではありませんし、やろうと思えば独学でも合格できるので、ハードルが低くてよいのではないかなと思います。覚えたことは日常生活で役立つので、実用的でもあります。
私は1級を受験したことで脳のエンジンがかかったので、目下もう少し難しい資格を目指し中です。
化粧品検定自体は、化粧品のすべてが分かるわけではない
コスメコンシェルジュなど、より上位の資格になるとまた違うかもしれませんが、1級を取得してみた実感としていえることは、「化粧品検定自体は、化粧品のすべてが分かるわけではない」ということです。
自分の美容のためだけなら、このくらい知っていればいいかなと思えます。ですが、成分のことはそこまで突っ込んで学べませんし、製造方法なども基本的なことしか分からないので、仕事に活用するとなると少し微妙です。勉強しないと合格するのが難しい資格ですが、威張れるほどの知識量にはなれません。
したがって、仕事のための知識習得を期待するのであれば、化粧品検定は入り口と考えた方がよいと思います。
単体では資格としての希少性も低い
日本化粧品検定単体では、資格としての希少性も低いと思います。というのも、国家資格ではない上に受験者数が多く、難易度がそこまでではないからです。当日欠席してしまったか、あまり勉強しなかった人以外は、だいたい合格できると思われます。
私が受験した東京会場だけでも大勢の人が受験しており、そのほとんどが合格しているとなると、それだけでもかなりの人数の1級保有者が誕生していることになります。
現実的にも、ライターでも上位資格のコスメコンシェルジュまで持っているのが普通になってきていますし、美容系職種の人であればカラーコーディネーターや美容師など、他の資格も一緒に持っているのが標準になってきています。
いきなり1級合格するための勉強方法
一級合格者である証拠の品です。
得点は58点だったらしいです。
2022年8月の終わりのある日のこと。私は化粧品専門のライターではないため、実は化粧品のことはよく知りません。美容に熱心な人に比べると、関心も薄い方だと思います。
ですが、少し思うことがあったため、いきなり1級受験で一発合格を目指すことになりました。
一発合格を果たすためには気持ちの余裕があった方が有利なので、満点の60点を取るつもりで勉強しました。
結果的に2問間違えたようで、満点は叶いませんでしたが、あまり何も知らない状態から高得点合格できたので、勉強の仕方は悪くなかったと思います。
そこでここからは、私と同じように2級は受験せず、いきなり1級合格したい人のための勉強方法について書きます。
1級の試験は、2級・3級の範囲からも出題される
試験勉強を始める前に、範囲の確認です。1級の試験は、2級・3級の範囲からも出題されます。したがって、試験勉強に必要なテキストは「1級」と「2級・3級」の2冊です。
2級と併願でも、1級のみの受験でも、どのみち2級・3級の範囲も勉強しておく必要があるのです。そして、2級までの範囲は比較的簡単で、出題されれば得点しやすい問題である可能性も高いので、押さえておいた方がお得です。
くれぐれも「1級の範囲しか勉強してなかった!」ということがないよう、気を付けましょう。
なお勉強の基本はインプットとアウトプットなので、インプット用教材として公式テキスト、アウトプット用教材として公式問題集を利用するのが近道です。
【用意しておくべき教材】
- 日本化粧品検定1級対策テキスト
(A5サイズ版 1,980円/A4サイズ版2,530円) - 日本化粧品検定2級・3級対策テキスト
(A5サイズ版 1,870円/A4サイズ版2,420円) - 日本化粧品検定1級対策問題集(2,640円)
- 日本化粧品検定2級対策問題集(2,200円)
テキストは書店やAmazonなどでも買えますが、問題集は公式サイトのみの販売となっています。
また、テキスト・問題集とも内容に間違いが出ることがあり、その場合は公式サイトの正誤表で訂正されます。
無駄を省いて効率よく、が大前提
1級合格するための勉強方法を考える上で私が大前提に据えたのは、「無駄を省いて効率よく」ということです。
検定試験のための勉強なので期限がありますし、仕事をしながらの受験だったため、最低限の努力で合格できるのが理想です。
性格的にも、興味があることしか頑張れないのを自分で分かっていたので、「きちんと机の前に座ってお行儀よく勉強」という優等生スタイルは、最初から放棄しました。
自分の認知特性に合わせた学習方法を取り入れる
私の1級合格を助けたお友達です。これを踏みながらテキストを読んだり、問題集を解いたりしていました。
勉強のやり方の基本は、インプットとアウトプットのくり返し。日本化粧品検定であればテキストを読む→問題集を解く、をくり返すのが基本です。ですが、「書くと覚えられる」「耳で覚えるのが得意」など、覚えやすい方法は人によって違うため、勉強のやり方に絶対的な決まりはありません。
自分が理解・記憶できればよいので、各自の認知特性に合った学習方法で行うのがもっとも効果的です。
私の場合は「語感」や「文字の顔つき」が印象に残りやすいので、それを利用しました。防腐剤の抗菌力が強い順を覚えるのに「ブチル・プロピル・メチル・エチル」とつぶやいたり、ノートに書いた成分名を凝視してその顔つきを覚えたり、といった具合です。
ノートは必要最低限取ればOK
必要最低限だけ書いたノート。膝の上で書いたので殴り書きですが、自分が覚えられればよいのです。
「書かないと覚えられないタイプの人」でない限りは、ノートは必要最低限取ればOKです。ノートを取ると勉強した気になれますが、それで覚えられるかどうかは人によるからです。
むしろ、書かなくても覚えられる部分については、その分の時間でテキストをくり返し読むなり、問題集をくり返し解くなりした方が効果的です。
ちなみに私の場合は、テキストは「1級」を3回、「2級・3級」を2回読みましたが、ノートは全部で13ページくらいしか書いていません。どうしても覚えにくい箇所だけ、「手早くさらえる暗記用教材」として書きました。このノートは、隙間時間にちょっとだけ勉強したいときや、試験当日に苦手箇所を確認するのに役立ちました。
ノートは自分が読めればOK
あまりやる気がないときでも読めるよう、ノートはスカスカに書きました。そして、あまりやる気がないときでも書けるよう、色分けなど面倒なことはしませんでした。必要最低限の努力でちゃっかり合格するスタイルです。
ノートの取り方も、自分が読めれば何でもOKです。お習字ではないので、美しく書く分の時間を、「知識を覚えるため」に使った方が効率的です。
そもそも日本化粧品検定の場合、覚えることは多いですが、「ノートを取らないと覚えられないほどの難しい情報」はごく限られています。ほとんどの内容は、テキストを読んで問題集を解くのをくり返すだけで覚えられます。
そして、ノートで大切なのは、パッと見たときに何が書いてあるのかが一目で分かること。狭い範囲にたくさんの情報が書かれていると、結局どの情報も頭に入らないからです。私は文字の色分けもしていません。私のノートは空白が多いため、黒一色でも内容を把握できるからです。
ノートは「法則」に気付くために書く
テキストで見ると分かりませんが、ノートに書き出してみると「覚えるための法則」が見えてくることがあります。
私の場合、ノートを取る目的の一つは、「自分なりの法則」を見つけて覚えやすくすることでした。例えば、美白有効成分は成分によって効果や作用機序が違うため、全部覚えようとすると大変です。しかし、効果別にノートに書き出してみると、約半数の成分は効果が「チロシナーゼ活性阻害のみ」であることに気が付きます。
つまり、それ以外の成分名と効果さえ覚えれば、残りは成分名だけ覚えておけば、美白有効成分に関する問題はだいたい答えられる寸法です。
同じやり方で、ニキビ予防の有効成分や、新指定医薬部外品と新範囲医学部外品なども覚えました。
公式テキストは非常に読みにくい
中をお見せできないのが残念ですが、控えめに申し上げて「これを根拠に他人をテストをしようというのは、いかがなものか」という想いをぬぐえなかったのが正直なところです。ただ、私が持っているものは少し版が古いため、現在は改善されているかもしれません。
日本化粧品検定の試験問題は、公式対策テキストの内容に基づいて出題されますが、このテキストが非常に読みにくいです。
一般的に、人間の視線は左から右に物を見ますが、このテキストは主に横書きの文章を右ページ→左ページの順に読む仕様のため、目の動線が悪くなります。ページのレイアウトもごちゃごちゃしていて視認性が悪いです。
図も一部のものは見づらいので、ネットで見やすい図を探してそれで覚えました。
文字にメリハリがないことも、読みにくさに繋がってしまっています。文字色を使い分けるも、どれも同じようなトーンのため、重要な個所が頭に入りにくいのです。
校正不足なので、たまに意味不明な文章も出てきます・・・。
テキストは音読することで読み飛ばしを防ぐ
公式テキストは非常に読みにくいため、「読んでいるつもりで読めていない」ということが起こりやすいです。問題集を解いてみるとよく分かります。
即座に理解・記憶できないことが書かれている箇所では、単純に「目がすべって読めない」ということもあるでしょう。私は1級のテキストの1回目は、とても目がすべりました。
読み飛ばしを防ぐには、すべての文字を音読するのが効果的です。黙読でしっかり読める人はそのままでよいですが、できない人はゆっくり音読してみるとよいです。
1回目で全部覚えられなくても、最初から最後まで読むのを2巡3巡とくり返すうちに、覚えている箇所が増えていきます。
カメラアイでないなら、問題集もあった方がよい
一度見たものは忘れない「カメラアイ」の人は別ですが、そうでないなら問題集もあった方がよいです。テキストを読んで覚えたつもりでも、いざ問題を解いてみると意外に頭に入っていない情報も多いからです。
出題形式が本番の試験と同じ4択なので、「自分が引っかかりやすい問題」を把握できる効果もあります。公式サイトによると、公式問題集を購入した人の方が、合格率が22%高かったそうです。
こちらも「1級」と「2級」の2冊あるので、1級を受験するなら2冊とも必要です。
「テキストを読む→問題集を解く→再びテキストを読む→再び問題集を読む」をくり返しても間違えるところ・覚えられないところは、ノートにまとめるとよいでしょう。
問題集は、「なぜ間違えたのか」までしっかり確認する
問題集は解いてお終いではなく、間違えたところは、「なぜ間違えたのか」までしっかり確認することで学習効果が上がります。
間違えたところはテキストで確認するか、問題集の「解答&解説」のページにも詳しい解説が載っています。
早期申し込み特典の「実践問題」も活用すべし
早めに受験を申し込むと、早期申し込み特典として「実践問題20問」がもらえます。たかが20問と思うかもしれませんが、過去問題から抜粋されているので、やっておく価値はあります。
日本化粧品検定は過去問題を流出できないシステムになっているため、「過去問題をチラ見できる唯一の方法」でもあります。
参考までに、合格者の半数以上の人は、早期申し込み特典を利用しているそう。申し込みが早い分、単純に勉強期間が長いせいで合格率が上がっているのもあるでしょう。しかし、「過去問は閲覧できず、問題集は各級1冊しかない」という試験なので、「プラス20問(しかも過去問)」はかなり貴重です。
早期申し込みすることで勉強せざるを得なくなる効果も
私は当初、「合格できそうな感触が掴めてから、受験の申し込みをしたい」と考えていました。ペーパーテストは20年以上ぶりで、若いときに比べて脳も衰えている可能性がありますし、試験勉強にどのくらいの時間を要するか、さっぱり見当が付かなかったからです。
そもそも化粧品に対してそこまで興味や情熱がないので、合格できるほどちゃんと勉強するかどうかも怪しいです(汗。となると、合格が見込めるまでは受験料を払いたくないのが人情ではないでしょうか。
ですが、私の経験上、そういう人ほど、早期申し込みした方がよいと思います。早くに受験料を支払ってしまうことで、「お金を無駄にしないためにも合格しなければ」という気持ちから勉強せざるを得なくなるからです。
計算問題は電卓なしでできるように
公式問題集には、計算問題も出てきます。例えば、こんな問題です。
【計算問題の例1】
次のうち、1製品中のコラーゲンの含有量がもっとも多いものはどれか。
【計算問題の例2】
SPF24と表示された製品で日焼けを防げるのは、約何時間か。何も塗らない場合、20分で日焼けするものとする。
【計算問題の例3】
スキンローションに精油を入れる場合、濃度は何%がよいとされているか。
(テキストに書かれているベースの量と精油の量を暗記して、そこから計算。)
私が受験した第19回の試験では計算問題の出題はなく、他の回でもこうした問題が出ることがあるかは分かりません。
ですが、試験中は電卓が使えないことは確かです。1点でも多く得点したいのであれば、計算問題は電卓なしで答えを出せるようにしておくと安心です。
合格できそうな手応えになるまで勉強する
勉強の基本はインプットとアウトプットのくり返しですが、理解力や記憶力が人によって異なるため、合格に必要な学習量には個人差があります。そのため、「テキストを○回読めば合格できます」ということは言えません。
1級合格のために必要な学習量は、「合格できそうな手応えを感じられるようになるまで」です。そのあと、追加で苦手箇所を強化できるとベストです。そのためには、ある程度期間にゆとりがあった方がよいでしょう。
気持ちに余裕を持って試験当日を迎えるためには、試験日の1~2週間前には合格できると思える段階に持って行けるのが理想です。
1級合格に必要な勉強期間
必要な学習量に個人差があるので、合格に必要な勉強期間も人によって異なります。働きながら試験勉強をするのか、試験勉強だけに集中できる環境なのかなどによっても変わってくるでしょう。
ですので、あくまで一例として捉えていただきたいのですが、私の場合は約3ヶ月勉強できる期間がありました。学習のペースとしては、仕事の合間に10~30分程度の短時間の学習を積み重ね、たまに1~2時間まとめて勉強する感じです。
そして、試験の2週間前頃になって、テキストも問題集もほぼ知っている内容しか出てこなくなったため、試験直前~当日は必要以上に緊張せずに過ごせました。ですが、準備期間があと1ヶ月短かったら厳しかった気がします。
独学が難しい人は対策講座を利用する方法も
検定の難易度としては、1級であっても独学で合格できるレベルです。私もあまり何も知らないところから、独学で合格できました。したがって、自分で勉強できる人は、必要な教材さえしっかり揃えれば、独学でまったく問題ありません。
ですが、極端に勉強が苦手な人や、1人で頑張れない人の場合は、認定スクールの対策講座を利用する方法もあります。受講のための費用が別途かかりますが、必要であればそうした方法も検討してみるとよいでしょう。
受験することを公言しておく
勉強方法とは違いますが、受験することを周りの人に言っておくのも効果的です。人に知られてしまった以上は落ちると気まずいので、勉強を頑張るしかなくなるからです。
ただし、言う相手は「合格を望んでくれる人」に限定した方がよいでしょう。他人の不幸を喜ぶような人に言ってしまうと、足を引っ張られる可能性があるからです。
私の場合もこのサイトの責任者の方に、「化粧品検定1級を取ります。一度の受験で満点合格を目指します(`・ω・´)」と宣言しておいたことが、わりと有効だったと思います。2点落としましたが(笑)。そして、他の受験予定者や近い業種の人、他人をねたみやすい人には、試験が終わるまで隠し通しました。
運の悪さで合格を逃さないよう、入念に準備を
合格したいのに不合格になってしまう人は大まかに、「学習量が足りなかった人」と「運が悪かった人」、「勉強不足と不運が重なった人」に分けられると思います。
今なら新型コロナウイルスの感染が疑われると会場に入れてもらえませんし、寝坊して来られなかった人などもいたかもしれません。会場周辺の土地勘がなく、「思ったより乗り換えに時間がかかってしまった」といったケースもあるでしょう。
このように、勉強不足以外にも不合格の原因になる要素はいろいろあります。むしろ、勉強さえしっかりすれば、あとは完全に運の問題です。
勉強不足以外の理由で落ちては残念過ぎますので、体調管理や会場への行き方の下調べなど、勉強以外の準備も入念に行いましょう。
日本化粧品検定の受験当日の様子
ここからは、「試験当日の様子が知りたい」という人のための情報です。
受験に必要な持ち物
筆記用具は鉛筆とシャープペンで迷いましたが、ぺんてるのマークシート用シャープペンを持参。芯が太いので、素早くマークシートを塗れます。消しゴムは定番のMONO。替え芯も持って行きました。
- 鉛筆またはシャープペンシル(ボールペン・消せるボールペンは不可)
- 消しゴム
- 受験票
- 身分証明書
- 腕時計(スマートウォッチ不可)
腕時計は必須ではありませんが、会場によっては時計がないこともあるため、持って行った方が安心して試験を受けられます。
また、試験開始前の説明で、「ラベルを剥がしたペットボトルの飲み物」は試験中も机の上に出してよいと言われたため、みんな一斉にバッグから出しました。
その他に、喘息持ちの私は試験監督に事情を伝えて、発作止めの吸入薬を机に出しておく許可ももらいました。
なお、本番の試験で使用する筆記用具は、普段から使って慣らしておきましょう。マークシート方式の答案は機械で採点するため、ちゃんと消えない消しゴムを使ったせいで機械が読み間違えて不合格に・・・などの悲劇が起こることもあります。
1級と2級を併願する人は、昼食も持参
1級と2級を併願受験する人は、午前に2級を受験し、お昼休憩をはさんで午後に1級を受験する流れになります。
併願受験の場合は、昼食も持って行っておいた方がよいでしょう。会場の近くにお店がない可能性もあり、あったとしても他の受験者で混雑する可能性があります。行きのコンビニなどで事前に調達しておいた方が、余裕を持って行動できます。
試験開催地と交通機関
試験は全国47都道府県の会場で開催され、試験申し込み時に希望の会場を選択できます。(あとからの会場変更は不可。)私は日帰りで行ける距離でしたが、お住まいの地域によっては泊りがけで受験する人もいるようです。
具体的な会場の場所はその年によっても変わるようで、約2週間前に受験票が到着するまで分かりません。私が受験したときの東京会場は、東京農大世田谷キャンパスでした。
あまりなじみのないエリアなので、事前に行き方と所要時間を調べ、時間に余裕を持って行きました。受験票には「待機場所がないので、早く来ないで」と書いてありますが、電車の遅延など不測の事態が起こることもあるため、最寄り駅までは早めに行った方が安心です。
受験者が続々と駅に到着し、気持ちが高まる
会場の東京農大世田谷キャンパスへは、経堂駅から徒歩でも行けますが、私は用賀駅からバスでアクセスするルートを選びました。
開場時間30分ほど前まで用賀駅で待機してから、バス停へ移動。天気は快晴に恵まれ、テキストを手にした、一目で受験者と分かる人々も続々と集まって来たため、いよいよ気持ちが高まります・・・!
2級の受験者は先に会場入りしているので、今いる人たちは私と同じ1級受験者のはず。一方的な仲間意識が芽生えましたが、みんなテキストを読むのに忙しそうなので、話しかけるのは我慢し、心の中でお気に入りの民謡を歌いながら、向かいのビルの踊り場で電話をしているおじさんを眺めて過ごしました。
試験会場の様子
新型コロナウイルス流行中のため、玄関で手の消毒と検温をしてから中に入ります。他の会場の様子は分かりませんが、東京農大世田谷キャンパスは建物が新しいのか、教室もトイレもキレイでした。
キャンパスの中の1棟を試験のために貸し切っているようで、私の席は4階の教室です。
普段はもっと詰めて座っているのかもしれませんが、私が受験したときは感染症防止対策のためか、2人用の机を1人で使わせてもらえたので、空いている方の椅子に荷物と上着を置きました。
ですが、会場によっては荷物が床置きになることもあるようなので、寒い時期に受験する人は、上着を入れるためのエコバッグなどを持参しておくとよいです。
受験者のほとんどは普通の人
美容系の検定ということで、「興味があるけど、お洒落な人ばかり集まってそうで、自分が行ったら場違いなのでは」と尻込みしている人もきっといると思います。
私も東京の会場ということもあり、化粧品業界や美容業界の受験者が多いのかなと思っていました。ですが、行ってみると、「洗練された都会人」という感じの人はごく一部。ほとんどはもっさりした普通の人々だったため、私も安心してもっさりしました。服装もだいたいの人は、ジャージや普段着にボサボサ頭の、「コンビニでお買い物スタイル」です。
年齢層は20~30代くらいが多い印象ですが、私と同年代くらいか、もう少し上と思われる人もチラホラいました。性別は女性が多いですが、男性もさほど珍しくない感じです。
試験中のトイレと試験時間について
試験中のトイレについては、挙手して試験監督に伝えると行かせてもらえます。トイレまで試験監督が付き添い、終わったら席に戻って試験の続きが受けられます。
ただし、しっかり勉強して行っても試験の時間はわりとギリギリなので、途中でトイレに行かずに済む対策はできる限りしておいた方がよいでしょう。
私はだいたいどんな問題が出ても即答できるくらいまで勉強して行きましたが、それでも数問迷ってしまいましたし、見直しの時間を入れるとだいぶギリギリでした。すべての問題を解答し終えて、一度見直しして、それでだいたい終了時間です。2回見直すのは無理でした。
時間いっぱいまでしっかり見直しを
合格するためには、試験時間も最大限に活用すべきです。すべての問題を答え終えても、名前や受験番号の欄を書き間違えていないか、解答欄がズレていないかなど、最後までしっかり見直しましょう。
試験開始から一定時間経過後は退室が認められるため、そこからは結構な人数がぞろぞろと帰り始めます。その様子を見て、「あれ?私解くのが遅い?」と思うかもしれませんが、気にせず、焦らず、「試験終了です」と言われるまでじっくり取り組みましょう。
今さら知識量は増やせませんが、きちんと見直すことでケアレスミスによる減点は防げます。
車椅子などで配慮が必要な場合は、事前に問い合わせを
車椅子での受験など、会場や試験方法に配慮が必要な人は、申込期間中に公式サイトの問い合わせフォームから相談しましょう。
主催者側に、「体が不自由な人でも受験できるように環境整備を」という意向があるため、対応してもらえる可能性があります。
問い合わせフォームは、公式サイトの「受験案内・実施要項」ページの下の方にリンクがあります。
まとめ
日本化粧品検定は級によって学べる範囲が異なりますが、自分の美容に役立つだけでなく、化粧品業界・美容業界などで活かせる資格です。
7割程度正解できればよいので、1級でもそこまで難しい検定ではありません。ですが、範囲が非常に広く、覚えることが多いため、試験勉強は不可欠です。
基本の勉強の仕方としては、公式テキストで知識を学び、公式問題集でどこまで覚えられたかを確認します。早期申し込み特典の「実践問題」も、合格率アップに役立つので活用するとよいでしょう。
粘り強く勉強すれば合格できる内容なので、あきらめずにくり返し学習してみてくださいね。



















