ナチュラグラッセは肌に悪いの？口コミや成分から危険度を徹底検証

この記事を書いた人

小鳥遊文子: コスメコンシェルジュ

【保有資格】・2022年～：日本化粧品検定1級・2023年～：特級コスメコンシェルジュ／化粧品成分上級スペシャリスト（化粧品成分検定1級）化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

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「長引くマスク生活で、お肌が疲労困憊。でもノーメイクはさすがに抵抗があるし、肌にやさしいファンデーションが欲しい」、「脱クレンジングで肌を労わるために、石鹸落ちファンデに乗り換えたい。」

こんな悩みを持つ人たちの間で、候補の一つに上がるのが「ナチュラグラッセメイクアップクリーム」。ですがいざ買おうと思ってネットを開くと、「ナチュラグラッセ肌に悪い」というワードが出てくるので、不安になってしまいますよね。

そこでここでは口コミや成分を調べることで、「ナチュラグラッセは肌に悪いのか？」という疑問を徹底検証します。肌質がデリケートな人のために、全成分も記載。

ナチュラグラッセを使っても大丈夫か心配な人は参考にしてください♪

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ナチュラグラッセメイクアップクリームの口コミ
ナチュラグラッセの特徴。肌に悪い性質はある？
ナチュラグラッセが初めてならトライアルが安心
まとめ

ナチュラグラッセメイクアップクリームの口コミ

よい口コミ

これを使った日は肌にハリとツヤ、透明感が出る。カバー力も問題ないので、ベースメイクはこれとお粉のみ。この値段でブルーライトカットまでできるのもよい。石鹸で落とせるので落とすときの肌への負担が少なく、香りも癒される。

石鹸で落とせる分、密着性が低く口周りなどは取れやすいが、それでもお気に入り。（40歳・混合肌）

引用元：@cosme

「化粧してます」という感じでなく、素肌が透けるようなメイクを好む自分には合っている。上手に使い続けるために、土台となる素肌のケアを頑張ろうという気持ちになれるのもよい。リニューアルで日焼け止め効果と保湿力がアップしたのもうれしい。（23歳・混合肌）

引用元：@cosme

肌にやさしくブルーライトもカットできるので、休みの日などに使うのによい。カバー力が低く夕方の毛穴落ちも少し気になるが、安価で乾燥しないので続けると思う。（24歳・混合肌）

引用元：@cosme

悪い口コミ

他社の肌色乳液に比べると保湿力が低く、秋冬の使用は厳しい。（40歳・乾燥肌）

引用元：@cosme

付け方をいろいろと工夫しても、フィット感がなく小じわが強調される。素肌よりも10歳以上老けて見える。（39歳・敏感肌）

引用元：@cosme

乾燥して肌が痛い。ムラになりやすく、ファンデのノリも悪い。（21歳・乾燥肌）

引用元：@cosme

肌トラブルの口コミはほぼなし

悪い口コミを見ると、「保湿力が足りない」「乾燥する」という人がチラホラいました。ですがずばり「肌トラブルが起きた」、「成分が合わない」といった口コミはほぼありません。

「ナチュラグラッセメイクアップクリーム」の発売日は2017年。発売から4年ほど経っており、売れているので口コミの数もたくさんあります。

そのため品質に大きな問題があるなら、肌トラブルの報告もそれなりに出ているはずですが、大手口コミサイトを調べてもそうした口コミはほとんど見かけませんでした。

ただし乾燥肌の人だと、「保湿力が足りなくて乾燥する」と感じることはあるようです。そのため乾燥を防ぐ効果が薄いと感じる人の肌には、悪い影響があるといえそうです。

ナチュラグラッセの特徴。肌に悪い性質はある？

原料はすべて天然由来

ナチュラグラッセは、ネイチャーズウェイという会社のオーガニックコスメブランドです。肌トラブルを起こしやすい従来の石油系化粧品に対して、安全性の高い天然成分を使ったオーガニックコスメの製造・販売を目的としています。

そのため原料は100％、天然由来。残留農薬などの心配がなく、安全なオーガニック原料を使用し、鉱物油・化学成分は不使用です。石油系界面活性剤やタール系色素、合成香料、パラベン、シリコン、紫外線吸収剤も使用していません。

国内製造なので品質管理も万全です。

スキンケア発想だからブルーライトもカット

“メイクでありながらスキンケア仕立て” というのも、ナチュラグラッセの特徴の一つ。

「ナチュラグラッセメイクアップクリーム」もただのベースメイクではなく、スキンケアとしての役割も考えているので、植物由来のスキンケア成分に、ミネラルで色を付けて作ってあります。

化粧下地・ファンデーション・日焼け止め・保湿美容液・ブルーライトカットの5つの機能を兼ね備えており、化粧下地としてもCCクリームとしても使えます。

特筆すべきはブルーライトカット。ルテインを配合することで、パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトからも肌を守ってくれます。

カラーは「01 シャンパンベージュ」と「02 ナチュラルベージュ」の2色。

洗顔料で落とせるからメイク落としで肌荒れしない

メイクによる肌への負担は、ファンデーションなどの「メイクアップアイテム自体によるもの」と、界面活性剤などの「メイク落としの成分によるもの」に大別されます。

そのためいくら肌にやさしいファンデーションを選んでも、刺激の強いメイク落としを使っていてはあまり意味がありません。

その点、「ナチュラグラッセメイクアップクリーム」は洗顔料で落とせるので、メイク落としによる肌荒れの心配がないのもよいところ。

特に最近はただでさえマスクで肌荒れしがちなので、肌に負担をかけずに落とせるのは助かりますね。

天然由来成分でもアレルギーを起こす人はいる

このように「ナチュラグラッセメイクアップクリーム」は、肌へのやさしさにこだわって作られています。実際、口コミでも肌トラブルの報告はほとんどなし。

ですが安全性の高い天然由来の成分であっても、必ずしもすべての人に安全というわけではありません。

アレルゲンは人によって千差万別で、どんなに厳選した材料を使っても、その材料にアレルギーを持つ人もいるからです。

したがって「石油系成分や化学成分に比べて、悪影響の出る人が極めて少ないが、0ではない」と考えるのが正解です。

紫外線が強い季節の日焼け止めには頼りない

SPF44・PA＋＋＋なので、SPF値自体はそこそこ高め。ですが紫外線が強い季節の日焼け止めとしてはイマイチです。アウトドアやドライブなどで長時間陽に当たるときも、他の日焼け止めを併用した方がよいでしょう。

理由は肌への密着力の低さです。口コミを見ると「ヨレやすい」、「口元などよく動く部分は取れやすい」という意見も多く、石鹸落ちファンデ故の密着力の低さがうかがえます。

したがって「高SPF値に騙されて、うっかり日焼けしがち」という意味では、肌に悪いともいえそうです。

ですがこれはナチュラグラッセに限ったことではなく、他社のものも石鹸落ちファンデは日焼け止め効果が低い傾向があるのです。私の知る限り、資生堂などベースメイクが優秀なメーカーのものでもダメですね。

メイクアップクリームの全成分

ナチュラグラッセは毒性の高い成分を排除していますが、それでも体質の個人差でアレルギーや肌トラブルが起こる可能性が0ではありません。

「ナチュラグラッセメイクアップクリーム」の全成分を記載しておきますので、苦手な成分がある人はチェックしてみてください。

水、オリーブ果実油、プロパンジオール、イソステアリン酸エチル、スクワラン、グリセリン、野菜油、水添ナタネ油アルコール、ミリスチン酸ポリグリセリルｰ10、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ホホバ種子油※、ヒポファエラムノイデス果実油、※、キサントフィル、プルケネチアボルビリス種子油※、ゼニアオイ花／葉／茎エキス※、ダマスクバラ花油、センチフォリアバラ花油、ローマカミツレ花油、ラベンダー油、パルマローザ油、オニサルビア油、ニオイテンジクアオイ油、セイヨウネズ果実油、グレープフルーツ果皮油、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、シロキクラゲ多糖体、アラビアゴム、キサンタンガム、パルミチン酸デキストリン、カプリン酸ポリグリセリル-3、水添レシチン、アニス酸、アニス酸Na、スクロース、タピオカデンプン、クエン酸、BG、（＋／－）酸化チタン、酸化鉄、マイカ、シリカ、ラウロイルリシン、水酸化Al、アルミナ、ステアリン酸、ステアリン酸Mg

※印はオーガニック成分