敏感肌ブランドとして知られている、資生堂dプログラム。刺激の強いスキンケアを避けたいときに候補に挙がりやすいブランドですが、どんな商品か購入前に詳しく分かるとより安心ですよね。
そこでここでは、dプログラムの化粧水と洗顔料のレビューを書きます。今回試したのは、「dプログラム モイストケア ローション MB(化粧水)」と「dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム(洗顔料)」の2つです。
なお、記事内で使用しているのは、化粧品検定協会主催によるdプログラムのセミナーに参加した際、学習教材として資生堂様から頂いた特製サイズの商品です。
dプログラム モイストケア ローション MB の特徴・成分
乾燥を防いでなめらか美肌に導く薬用化粧水
「dプログラム モイストケア ローション MB」は、カサつきがちな肌をうるおいで満たし、やわらかく整えてなめらか美肌に導く薬用化粧水です。
有効成分には、 トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムを配合。どちらも肌荒れを防ぐ成分です。
誰の肌にも存在する「美肌菌*¹」に着目した処方で、低刺激な設計です。アルコールフリー・無香料・無着色・弱酸性。パッチテスト済み・スティンギングテスト済み*²。
現品の容量・価格は125mL 3,740円。1本で約1ヶ月分です。
*¹ 表皮ブドウ球菌をはじめとする皮膚常在菌
*² すべての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないということではありません。
dプログラム モイストケア ローション MB の成分
- 有効成分:トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
- その他の成分:酵母エキス(3)、トレハロース、キシリット、エリスリトール、ワセリン、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ヨモギエキス(2)、濃グリセリン、精製水、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、ヒドロキシエチルセルロース、クエン酸,キサンタンガム、クエン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、フェノキシエタノール
主な保湿成分には、酵母エキスやヨモギエキスが配合されています。体質などの個人差があるのですべての人に合うとは限りませんが、基本的には刺激の少ない成分で構成されています。
また、セミナーでのお話で知りましたが、資生堂は成分の選び方がとても厳しいのだそう。他社で使われている成分であっても排除されることも多く、国内で使用されている成分のうち、半分程度の種類しか使用していないとのことです。
特に、敏感肌をターゲットとしているdプログラムでは、資生堂で使用されている全原料のうち約1/5に厳選しているそうです。
アレルゲンとなる不純物の除去も徹底しているそう。上記のヨモギエキスなどもそのようにして、不純物がなく効果だけが残った状態になっているのだそうです。
dプログラム モイストケア ローション MB を試したレビュー
肌にしっとりとなじむテクスチャー
「dプログラム モイストケア ローション MB」はややとろみのあるテクスチャーで、肌にしっとりとなじみます。ベタつき・ヌルつきはありません。 気になるにおいもなく、やさしい使い心地です。
やや乾燥傾向の私の場合で、夏はこれと美容オイルだけで十分なようでした。(諸般の事情で、過去記事とは肌質が変わっています。)
成分表示を見て苦手な成分が含まれていないようであれば、安心して使えるのではないかと思います。資生堂は不純物の除去も徹底しているということなので、成分の品質も信頼できます。
おすすめの肌質は、普通肌・乾燥肌・混合肌。脂性肌は人によって、少しくどく感じることもあるかもしません。
ほぼ無臭でストレスなく使える
個人的に化粧品の匂いについては、好きな香りでないなら無臭がありがたいと思っています。その点、「dプログラム モイストケア ローション MB」は無香料で、原料臭もほとんどありません。ほぼ無臭なので、ストレスなく使えます。
増粘剤が少し入っていますが、モロモロが出るほどではないので、メイクの邪魔にもなりません。
こちらは単品でも買えますが、ミニサイズの洗顔料が付く限定セットも販売されています。どちらも値段は同じです。両方のリンクを貼っておきますので、必要な方に飛んでください。
>>【送料無料・3,740円】洗顔料付きのお得な限定セット 販売ページ
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dプログラム エッセンスイン クレンジングフォームの特徴・成分
美肌菌を残して洗える薬用洗顔料
「dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム」は、保湿成分配合のクッション泡が、肌荒れの原因まで落とす薬用洗顔料です。
洗浄成分には、石鹸成分*¹を使用しています。 肌に必要な美肌菌を残し、うるおいを守りながら、花粉・ちり・ほこりなどの微粒子汚れまで落とします。
有効成分には、グリチルリチン酸ジカリウムを配合。ニキビ・肌荒れを防ぐ成分です。 無香料・無着色。パッチテスト済み・スティンギングテスト済み*²。
現品の容量・価格は120g 2,090円。
*¹ ミリスチン酸、水酸化カリウム、ステアリン酸、パルミチン酸
*² すべての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないということではありません。
dプログラム エッセンスイン クレンジングフォームの成分
- 有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム
- その他の成分:濃グリセリン、エリスリトール、キシリット、精製水、ミリスチン酸、ソルビット液、ポリエチレングリコール1500、水酸化カリウム、ステアリン酸、パルミチン酸、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、サラシミツロウ、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ポリ塩化ジメチルジメチレンピロリジニウム液、オレンジ油
洗浄成分がアルカリ性の石鹸成分なので、ぱっと見の印象では洗浄力・脱脂力が高そうに見えます。ですが、洗浄成分の皮膚刺激を抑えてくれるベタイン系成分*¹が配合されているので、固形石鹸などに比べるとやさしい洗い上がりであることが予想できます。
*¹ -アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
dプログラム エッセンスイン クレンジングフォームを試したレビュー
泡立てネットと併用するのがおすすめ
公式サイトの説明によると、「dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム」は1㎝ほどを手に取り、逆さにしても落ちないくらい弾力のある泡を作ってから使うもののようです。
しかし、泡立ちがよくないので、手ではあまり泡が立ちません。手洗いして手の脂を落としてからでもダメです。
あまり泡が立ちすぎるものよりはすすぎやすいですが、肌に負担をかけずに洗うことを考えたら、泡立てネットを使ってしっかり泡立てた方がよさそうです。
脱脂力は強めだがきしみなし
アルカリで洗うタイプの洗顔料なので、予想通り脱脂力は強めです。ですが、固形石鹸で洗ったときのようなきしみはありません。私は石鹸成分があまり得意ではないため、手を洗ってみただけですが、痛みなどが出ることはなかったです。
おすすめできる肌質は、普通肌・脂性肌・混合肌。「敏感肌でも汚れをしっかり落としたい」という人向きです。 乾燥が気になる肌にはおすすめしませんが、油分をしっかり落とすことで、スキンケアが浸透しやすい肌状態に整えたい人にはよさそうです。
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まとめ
今回は「dプログラム モイストケア ローション MB(化粧水)」と「dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム(洗顔料)」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
どちらも肌荒れを防ぐ有効成分が入っているので、デリケートで荒れがちな肌におすすめです。 特に化粧水は荒れた肌にもしっとりなじんで、モロモロも出ないので使いやすいです。脂性肌以外であれば、肌質もあまり問わないでしょう。
一方、洗顔料はアルカリで洗うタイプのため、汚れをしっかり落としたい人向きです。脱脂力が強いので、乾燥が気になる肌にはおすすめしません。
それぞれ単品での販売と、お得な限定セットがあるので、お好きなものを選んでくださいね。
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>>【税込2,750円以上で送料無料】洗顔料単品の販売ページ