近頃、人気急上昇のファンデーションブラシ♡ベースメイクが進化すると評判ですが、あなたはもう持っていますか?
これまではファンデーションといえば指やスポンジでつけるのが普通だったので、「ファンデーションをブラシで塗ったらスジにならないの!?」と困惑している人もいますよね。私も同じように思ったのでいろいろ調べてみたら、とても便利なことが分かりました!
そこでここでは、ファンデーションブラシの上手な使い方と、おすすめ商品5選を紹介します。
おすすめするファンデーションブラシは、初心者にも使いこなしやすいものを選んでみました。
ファンデーションブラシに興味がある人は参考にしてください♪
ファンデーションブラシを使うメリットは3つ
①ファンデーションを均一につけられる
ファンデーションブラシを使うメリットは、大きく分けて3つあります。一つはファンデーションを均一につけられること。
ブラシの毛先が肌の凹凸にフィットすることで、ファンデーションがムラなく均一に仕上がります。
厚塗りも防げるので、誰でもプロのような自然なベースメイクが実現できます。
したがってメイク初心者やぶきっちょさんこそ、ファンデーションブラシを利用すべきといえるでしょう。
なおファンデーションブラシにはさまざまな形状のものがありますが、薄づきに仕上げたいときは、平筆タイプのものがおすすめです。
②ファンデーションが崩れにくくなる
ブラシの毛先が肌の凹凸に行き届くので、ファンデーションの密着力が高まり、崩れにくくなります。
また指やスポンジで塗ると強くこすりがちなため、先に塗った化粧下地が剥げてしまうことがあります。
ファンデーションブラシなら化粧下地をこすり取らずに、やさしくファンデを塗れるため、そのことも崩れにくさに繋がっています。
化粧下地が保持されることで、化粧ノリもよくなります。
③毛穴レスで自然なツヤ肌に仕上がる
ファンデーションブラシを使うことで毛穴の凹凸まで均一に塗れるため、毛穴のカバー力がアップします。
毛穴がカバーされることでなめらかな肌に仕上がるので、トレンド感あるツヤ肌が叶います。
なお「ブラシで塗ったら肌が傷まないの?」という不安の声もありますが、肌への負担はブラシの方が少ないとのこと。指やスポンジだと強くこすってしまう人も、ブラシならふんわりやさしく塗れるからです。
特にサイズが大きめのものは、ひと刷毛で塗れる面積が広い分、肌をこする回数が圧倒的に減らせます。
ファンデーションブラシの上手な使い方≪リキッドファンデ編≫
ブラシ塗りが適しているのは、“固くて重いファンデ”
ファンデーションの質感によっても、ブラシ塗りが適しているものとそうでないものがあります。
ファンデーションブラシで塗った方がよいのは、“固くて重いファンデーション”です。もったりしていたり粉っぽかったりで、伸びにくいテクスチャーのファンデーションは、ブラシで塗る方がムラなくキレイに仕上がります。
ですが乳液のようなスルンとした塗り心地の、緩めのテクスチャーのファンデーションの場合は、指で塗る方が薄くキレイに仕上げられます。
シンデレラゾーンから塗り始め、外側に向かって薄く
参照元:資生堂オンラインストア
上の画像の「しっかりカバーゾーン」が、世間一般ではシンデレラゾーンと呼ばれています。
メイクの世界では目の下の三角形の範囲を、「シンデレラゾーン」と呼びます。ベースメイクをする際、このシンデレラゾーンがキレイに仕上がっていると、肌全体が美しく見えるのです。
そのためシンデレラゾーンをしっかりカバーし、外側に向かって薄づきにしていくと、自然で美しい仕上がりになります。
塗る順番もシンデレラゾーンから塗り始め、フェイスラインと額の生え際3センチを除き、外側に向かって塗り広げていきます。
ファンデーションの量は各製品の説明書に従い、左右の頬、額、鼻、あごの5ヶ所に置きます。
なお量が多すぎるとムラなく塗るのが難しくなるため、最初は少量ずつ様子を見ながら足していくとよいでしょう。
【塗り方手順】
- 量は各製品の説明書を目安に
- 左右の頬、額、鼻、あごの5ヶ所に置く(目元・口元はブラシに余ったファンデを塗る)
- シンデレラゾーンから塗り始める
- フェイスラインと額の生え際3センチを除き、外側に向かって塗り広げる
シンデレラゾーンはスタンプを押すように
ブラシの動かし方にもコツがあります。しっかりカバーしたいシンデレラゾーンは、スタンプを押すようにトントンとブラシを動かすことで、毛穴を隠してしまいましょう。
鼻の毛穴が気になるときは、ブラシをくるくると動かしながら、いろいろな方向からなじませていくと隠れやすくなります。
肌がキレイな人の場合は、小鼻はブラシに余ったファンデをさっと塗るだけの方がメリハリがつきます。
それ以外の範囲は、ブラシを滑らせるように、顔の中心から外側に動かしていきましょう。
肌トラブルは薄く重ね塗りでカバー
シミやニキビ跡、クマなどの肌トラブルを無理に一度にカバーしようとすると、厚塗りの原因になります。
肌トラブルを隠したいときは全体に均一に塗ってから、気になる個所だけにファンデーションやコンシーラーを重ね塗りしましょう。
重ね塗りのときは軽く乗せ、周囲までブラシでやさしく叩いてなじませます。
ファンデーションブラシの上手な使い方≪パウダーファンデ編≫
パウダーファンデーションを使う場合も、基本的な塗り方はリキッドファンデーションと同じです。シンデレラゾーンはしっかりカバーし、外側に向かって薄づきにすることを意識しましょう。
まずはブラシでファンデーションの表面を3回ほど軽くなでることで、ブラシ全体にファンデーションを含ませます。
次にシンデレラゾーンにスタンプを押すようにトントンとブラシを動かしてなじませます。
そしてブラシに残ったファンデーションで、その他の範囲を外側に向かって軽く塗っていきましょう。
ファンデーションブラシの選び方
ファンデーションに合ったブラシを選ぶ
一口にファンデーションブラシといっても、実にさまざまなタイプのものが存在します。平丸筆、丸筆、フラット型、平筆型、歯ブラシ型と、大まかに分けても5種類です。
ファンデーションブラシを使うなら、手持ちのファンデーションに合ったブラシを選ぶことが大切です。
特にリキッドファンデーションはものによってテクスチャーが大きく異なり、さらっと水っぽいものからもったりと重いものまで多様です。
ファンデーションのテクスチャーによって、合うブラシの形状が違ってきますし、再現したい肌の質感によっても適したブラシの形状が異なります。
さらに製品によっては「リキッドファンデーション専用」など、ファンデーションのタイプを限定するものもあるため、購入前によく確認する必要があります。
リキッドファンデーションブラシは水分多めのファンデにおすすめ
参照元:楽天市場
「リキッドファンデーションブラシ」として販売されている平たいブラシは、保湿性を重視した、水分多めのとろみのあるファンデーションにおすすめです。
薄づきに仕上げたいときや、ツヤ感を出したいときにもおすすめのブラシです。
オーバルブラシは固めのファンデにおすすめ
参照元:楽天市場
海外でも人気の、歯ブラシ型とも呼ばれるオーバルブラシは、固めのファンデーションにおすすめです。固いファンデーションを均一に伸ばせるので、クッションファンデやクリームファンデにも適しています。
サッと伸ばせばツヤ肌に、小刻みに振動させながら伸ばすとマット肌にと、塗り方によって仕上がりの印象が変わるので、好みに応じて使い方を変えてみるとよいでしょう。
フラットブラシは細部までムラなくカバー
参照元:楽天市場
毛先が平たく揃ったフラットブラシは、細部までムラなくカバーしたいときにおすすめです。
毛がやわらかくしなり柔軟にコントロールできるため、小鼻や目の際にも均一に毛先が届きます。
リキッドファンデーションにもパウダーファンデーションにも使え、チークブラシとしても活用できます。
もっともオールマイティーに活躍する形状なので、迷ったときはひとまずフラットブラシを選んでおくとよいかもしれません。
毛の素材も大事。天然毛と人工毛で選ぶ
ブラシの形以外に、毛の素材もチェックしてみましょう。メイクブラシには馬やリスなどの動物の毛を使った「天然毛」のものと、化学繊維で作った「人工毛」のものがあります。
それぞれ長所と短所があるので、特徴を理解した上で自分に合ったものを選ぶことが大切です。
- 天然毛:粉含みにすぐれ、肌当たりもよい。デメリットは傷みやすく手入れが面倒なことと、動物アレルギーの人は使えないこと。特に高価なものは、手入れに専用洗剤が必要なものも。
- 人工毛:価格の安さと手入れのしやすさが魅力。台所用洗剤でじゃぶじゃぶ洗えて、動物アレルギーの心配もなし。ただし、ものによっては肌当たりがよくない場合もあり、化繊アレルギーの人には不向き。
ファンデーションブラシのおすすめ商品5選
資生堂「ファンデーション ブラシ 131」1,980円。
テクニックフリーで美しく仕上がる、初心者にもおすすめのメイクブラシです。メイクアップアーティストの仕上がりを徹底分析した設計で、あらゆるタイプのファンデーションに使えます。
リキッドファンデーションやパウダーファンデーションだけでなく、クリームファンデーションや固形乳化タイプのファンデーションにも使用可能です。
専用ケースつきなので、出先でのお化粧直しにもおすすめです。
ポリエステル製の毛を採用しているので、手入れの手軽さも◎
シュウウエムラ「ペタル 55 ファンデーションブラシ」6,600円
ベルベットのような肌触りと仕上がりの美しさで人気の、オーバルブラシです。リキッドをはじめあらゆるタイプのファンデーションに使用できます。
シンセティックファイバーを利用した人工毛なので、動物アレルギーの心配がなく、気軽に洗えます。
クレ・ド・ポー ボーテ「パンソーH(タンフリュイド&クレーム)」7,150円
熊野の伝統技術と、メイクアップアーティストの知見から生まれたファンデーションブラシです。肌当たりのやさしさと使いやすさ、仕上がりの美しさが口コミで評価されています。
リキッド・クリームファンデーションに使えます。専用ケースが付属するので、出先でも使いやすいです。
毛の材質はポリエステル樹脂。
つむぎコスメ「熊野筆 リキッドファンデーション用メイクブラシ」参考価格2,981円
参照元:楽天市場
馬の胴毛を使用した、天然毛のリキッドファンデーション用ブラシです。毛先をカットしない製法なので肌当たりがやさしく、撫でるだけでファンデーションがキレイに仕上がります。
ポーチに入るサイズなので持ち運びやすく、塗る際にも小回りが利きます。
熊野筆としては比較的安価なのも魅力。
お手入れは普段はティッシュでファンデーションを拭き取って保管、月に1~2回ほど洗顔石鹸などでやさしく洗います。
マミュ「熊野筆 ポアレスブラシ」9,680円
参照元:Amazon
山羊の中でももっともやわらかい粗光峰(そこうほう)を利用したブラシです。粗光峰はコシと耐久性にすぐれ、敏感肌でもチクチクしにくいのが特徴です。
粉含みがよく、透明感とツヤのある仕上がりになります。
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションに使用でき、フェイスブラシとしても使えます。
ファンデーションブラシのお手入れ方法
使うたびにティッシュオフ
日常のお手入れは、使うたびにティッシュペーパーなどで毛先のファンデーションを落とします。
ティッシュペーパーの上で毛先をクルクルすると汚れが取れるので、面倒でも毎回必ず行っておくのが清潔に使うコツです。
月に1~2回は水洗い
ときどきは水洗いも必要です。目安としては月に1~2回ですが、汚れが気になったときや粉含みが悪いと感じたとき、メイクの仕上がりが悪くなったときは洗うタイミングです。
人工毛であれば、台所用の中性洗剤を溶いた水かぬるま湯で軽く振り洗いすればOKです。
天然毛の場合は毛を根元まで濡らしてから、洗顔石鹸か肌にやさしい洗顔フォームをつけて洗います。天然毛で洗浄料を指定されている場合は、メーカーの指示に従うのが無難です。
いずれも毛を強く引っ張らず、やさしく洗いましょう。
充分にすすいだら軽く水気を絞り、乾いたタオルで水分をしっかりと拭き取ります。
ブラシと柄を繋ぐ接着剤の劣化の原因となるため、つけ置きは厳禁です。
洗ったあとは毛先を整えて陰干し
ブラシが濡れた状態で、収納ケースやポーチに仕舞うと、カビなどの雑菌が繁殖する原因になります。
ファンデーションブラシを洗ったあとは毛先を整えてから、風通しのよい日陰でよく乾かしましょう。
乾かすときは毛先が何にも触れないよう、横置きにしておくとよいです。
特に毛の密度が高いブラシの場合は、乾かすのに何日かかかるものもあります。毎日使いたい人は、洗い替えを用意するなどの対策も考えておいた方がよいでしょう。
直射日光やドライヤーで無理に乾かすと、熱や紫外線でブラシが劣化します。
まとめ
ブラシを使うと誰でも均一にファンデーションを塗れるようになり、化粧もちや毛穴のカバー力もアップします。メイク初心者や不器用な人ほど、ブラシに頼るのが賢い方法といえるでしょう。
ですがファンデーションの量が多すぎるとあとの修正が難しくなるので、ファンデーションブラシに慣れるまでは、少量ずつ様子を見ながら足していくのがおすすめです。
またファンデーションのタイプや肌質などによって、おすすめのファンデーションブラシが違ってきます。
記事を参考にブラシの形状や毛の材質をよく確かめて、長く愛用できる一本を見つけてくださいね。
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