ベースメイクの優秀さで人気のRMK♡デパコスなのに手が届きやすい価格設定に加え、一人でゆっくり買い物できるセレクトショップでの取り扱いもあるので、取り入れやすいブランドの一つではないでしょうか。
そんなRMKの商品から、今回は「ベーシック コントロールカラー N 04(コーラル)」を試したレビューを書きます。「ベーシック コントロールカラー N」の色の選び方や、各色の全成分も紹介します。
「RMK ベーシック コントロールカラー N 04(コーラル)」の購入を迷っている人や、オレンジ系のコントロールカラーを探している人は参考にしてください♪
植物にアレルギーがある人
RMK ベーシック コントロールカラー N 04(コーラル)を試したレビュー
RMK ベーシック コントロールカラー N の特徴
「RMK ベーシック コントロールカラー N」は、肌色を補正しながら透明感を引き出すコントロールカラーです。
2018年に「ベーシック コントロールカラー」からリニューアル。容量・価格の変更でコスパが向上し、パッケージも使いやすくなりました。
カラーは全4色。30g 3,850円です。お値段はそれなりにしますが容量が多いので、一つ買えばかなり長持ちします。
04(コーラル)は血色感をプラスしたいときにおすすめ
「RMK ベーシック コントロールカラー N」は、肌の悩みやなりたいイメージに合わせて色を選びます。軽い日焼け止め効果もあり、カラーによってSPF値が異なります。
「RMK ベーシック コントロールカラー N」のカラーバリエーションは以下の通りです。
- 01シルバー:濡れたような輝きを与える(SPF10・PA+)
- 02パープル:透明感をアップ(SPF13・PA+)
- 03グリーン:ニキビ跡などの赤みを抑える(SPF15・PA+)
- 04コーラル:ヘルシーな表情に(SPF13・PA+)
私は顔色の悪さが気になるので、血色感をプラスしてくれる「04(コーラル)」を選びました。目の下の青クマや黒クマをカバーしたいときにも、補色になるのでおすすめのカラーです。
こうしたオレンジ系のコントロールカラーは、青ヒゲが気になる男性のメイクにもおすすめです。
なお、私は「04」のみの使用ですが、もっとこだわりたい人は2色以上を組み合わせると、より立体的でメリハリのあるメイクができます。 ハイライトを入れたい部分は「01(シルバー)」にするなど、余裕のある人はパーツごとに色を使い分けてみるとよいでしょう。
隠ぺい力は低めのナチュラルな仕上がり
カバー力・色ムラ補整力を見ていただくため、手の甲の血管部分に塗ってみました。血管の青みはカバーされつつも、素肌のような自然な仕上がりです。
「RMK ベーシック コントロールカラー N」は軽くなめらかなテクスチャーで、薄く均一に伸ばせます。 半透明のジェルで肌への隠ぺい力は低め。ほどよく素肌が透けるナチュラルな仕上がりです。
また、オレンジ系のコントロールカラーはものによって顔色が暗く見えるものもありますが、「04(コーラル)」は比較的明るめのコーラルです。色白肌に乗せてもくすみにくく、自然な血色感を与えてくれます。
よりしっかりカバーするならコンシーラーも必要
左はまったくメイクしていない状態、右は化粧下地と「04(コーラル)」のみでメイクした状態です。
「コントロールカラーの色選びに迷ったら、日本人はオレンジ系を買えばだいたい間違いない」と主張する美容家もいるほど、オレンジ系のコントロールカラーは日本人の肌の補整に向いているといわれています。(肌の赤みが目立つ人など、オレンジ系と相性が悪い人もいます。)
「04(コーラル)」も、青白い肌に適度な赤みが差し、骨格と血行不良による目の下のクマも幾分マシになりました。ノーメイクに比べると、化粧下地とこれだけで肌の色ムラもだいぶ目立たなくなっています。
ですが、あくまで自然なカバー力のため、これとファンデーションだけでは、50代目前の大人の肌には心もとない仕上がりです。 大人の肌の色ムラ・影をしっかりカバーするのであれば、コンシーラーも使った方がよいでしょう。
たまにしかメイクしない人には容量が多すぎる
何度か使ってみましたが、化粧下地とこれだけでもある程度色ムラをカバーできるのでとても便利です。容器も口が小さくて量を調節しやすいので使いやすく、パッケージ・中身ともに概ね満足です。
ですが、「私のようにたまにしかメイクしない人には、容量が多すぎるかも・・・」という点は少し気になりました。
化粧品は一般的に、開封後は一年以内に使いきるのがよいといわれています。あまり古くなると、変質して肌トラブルの原因になるからです。
特にコントロールカラーは1回に使うのはごく少量なので、毎日使ってもなかなか減りません。
「お店やメーカーが売りやすい容量・サイズ」ということもあるのでしょうが、「無駄なく使いきれる容量」というところも考えていただけるとありがたいなと思います。
RMK ベーシック コントロールカラー N の使い方
化粧下地の上に重ねるのが基本
「RMK ベーシック コントロールカラー N」は、商品名の通りコントロールカラーです。メイクするための土台を作る化粧下地とは違うので、先に化粧下地を塗ってから、「RMK ベーシック コントロールカラー N」重ねるのが基本です。
好みや使用アイテムにもよりますが、基本的なメイクの流れは以下のようになります。
部分使いすると失敗しにくい
コントロールカラーは色ムラが気になる個所に、部分的に使うのが基本。全顔に塗ると違和感が出てしまい、美しく仕上がりません。
この記事で紹介した「04(コーラル)」などは膨張色なので、フェイスラインまで塗ると顔が大きく見えますし、赤ら顔のようにも見えてしまいます。 「01(シルバー)」や「02(パープル)」、「03(グリーン)」も、全顔に塗ると顔色が悪く見えたり、白浮きしてのっぺりした印象になってしまいます。
コントロールカラーを使うときは、それぞれのカラーの特色を理解した上で、カラーに適した箇所に部分使いすると効果的です。
- 01シルバー:頬の高いところや鼻筋など、ハイライトを入れたい箇所に。
- 02パープル:透明感を出したい頬・額・Tゾーンに。
- 03グリーン:頬やニキビ跡など、赤みが気になる個所に。
- 04コーラル:クマ・くすみが気になる個所に。
2色以上塗るときは色が重ならないように
2色以上を同時に塗るときは、色が重ならないようにします。重ねると色がくすみますし、せっかくの色の効果を打ち消し合ってしまうからです。
自分の肌色と相性の悪い色は避ける
コントロールカラーは「色の効果」を利用する性質上、肌色によって相性の悪い色も存在します。 「RMK ベーシック コントロールカラー N」を使うときも、自分の肌色と相性の悪い色を避けるとよいでしょう。
- 肌の青みが強いブルーベース:「02(パープル)」、「03(グリーン)」
- 肌の赤みが強い:「04(コーラル)」
- 色白肌:「02(パープル)」、「03(グリーン)」
RMK ベーシック コントロールカラー N の全成分
「RMK ベーシック コントロールカラー N」は、成分の一部に植物エキスが含まれています。アレルギーがある人は注意しましょう。 また、カラーによっても使われている成分が多少異なります。苦手な成分がある人は、カラーごとに成分表示を確認すると安心です。
01:水、シクロペンタシロキサン、ミネラルオイル、DPG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、マルチトール、イソステアリン酸ソルビタン、トリベヘニン、ワセリン、ジメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、含水シリカ、水添レシチン、水酸化Al、アルミナ、ヒアルロン酸Na、BG、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、クロルフェネシン、フェノキシエタノール、ソルビン酸、(+/-)タルク、マイカ、酸化チタン、酸化鉄
02、03:水、シクロペンタシロキサン、ミネラルオイル、DPG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、マルチトール、イソステアリン酸ソルビタン、トリベヘニン、ワセリン、ジメチコン、含水シリカ、水酸化Al、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、水添レシチン、ヒアルロン酸Na、BG、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、クロルフェネシン、フェノキシエタノール、ソルビン酸、(+/-)タルク、マイカ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、水酸化クロム、赤226
04:水、シクロペンタシロキサン、ミネラルオイル、DPG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、マルチトール、イソステアリン酸ソルビタン、トリベヘニン、ワセリン、ジメチコン、含水シリカ、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、水酸化Al、水添レシチン、ヒアルロン酸Na、BG、ローズマリー葉エキス、セージ葉エキス、クロルフェネシン、フェノキシエタノール、ソルビン酸、(+/-)タルク、酸化チタン、酸化鉄、赤226
まとめ
「ベーシック コントロールカラー N 04(コーラル)」は、血色感をプラスしたいときや青クマ・黒クマをカバーしたいときにおすすめのコントロールカラーです。男性の青ヒゲ隠しにも使えます。
半透明のジェルが肌の色ムラを自然にカバーし、素肌のように仕上がります。明るめのコーラルで肌がくすんで見えることもないので、オレンジ系のコントロールカラーを求めている人には使いやすいと思います。
ただし、あくまで自然なカバー力なので、よりしっかり色ムラをカバーするのであれば、コンシーラーも併用した方がよいでしょう。