ちふれのコールドクリームで毛穴退治♡毛穴の黒ずみ・いちご鼻への効果的な使い方

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

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ちふれの「ウォッシャブル コールド クリーム」が毛穴に効くらしいと、SNSで話題になっています。一方で、「毛穴にはまったく効かない」という口コミもあり、どちらが本当なのか気になりますよね。

そこでここでは、「ウォッシャブル コールド クリーム」を実際に使いながら、毛穴の黒ずみ・いちご鼻への効果的な使い方を紹介します。

「ウォッシャブル コールド クリーム」のデメリットと、他のケア方法を選びたい人におすすめの製品も紹介します。

毛穴に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください♪



ウォッシャブル コールド クリームを使ってみた

やわらかいクリームがオイル状に変化

「ウォッシャブル コールド クリーム」は、手に取ったときはやわらかいクリーム状です。時間をかけてなじませていくと、徐々に水飴のような固めのオイル状に変化します。

ミルクタイプのクレンジングなどと違い、オイル状に変化する乳化のプロセスに数分はかかりました

肌とじっくり丁寧に向き合いたい人には向いていますが、時短を重視したい人には使いにくいかもしれません。

ですが、コスパは抜群によいので、肌に合うなら有力候補の一つになりそうです。何しろたっぷり300g入って715円ですし、詰め替え用なら616円なので、非常にお財布にやさしいです。

ちなみにスパチュラは付属していないので、私は手持ちのスプーンを使用しました。

落ちにくいファンデーションも落とせた

上から順に、クリームチーク、アウトドア用ファンデーション、ちふれのBBクリームを塗っています。

肝心のメイク落ち効果については、落ちにくいファンデーションもしっかり落ちます

クリーム状のうちは、いくらなじませても落ちる気配がありません。ですが、オイル状に変化したところでさらになじませたら、手の甲に塗ったファンデーションやクリームチークが、剥がれるように浮き上がってきました。

水で洗い流したあとは、肌がしっとりしています。なお、洗い流さずにふき取り化粧水で拭き取ってもよいそうです。

翌朝の肌は毛穴が縮み、キメが整っていた

手で試したときは何ともなかったのですが、顔には刺激を感じてしまって使えませんでした。

乳化を待つうちに肌がチリチリして嫌な予感がしたため、途中で洗い流してしまったのです。よくすすいで保湿しましたが、その後もしばらくチリチリとした違和感が続きました。

そのため残念ながら、毛穴の汚れがどのくらい落ちるかという実験もできませんでした。

ですが、翌朝になったら毛穴が小さくなり、肌全体のキメも整っていました。スキンケアや睡眠など、その他の条件はいつもと同じなので、「ウォッシャブル コールド クリーム」の効果と思われます。

肌に合わなかったため十分な検証はできませんでしたが、合う人は毛穴への効果を期待してよさそうです。

続けていけばいちご鼻にも効果がありそう

手の甲で試した感触から、乳化したあとも非常に粘度が高いことが分かります。

手の甲に塗ったメイクの落ち方も、溶け出すのではなく、乳化したクリームに巻き取られて剥がれるような落ち方です。

したがって、おそらくは他のクレンジングのように汚れを浮かせるのではなく、粘着力で汚れを絡めとる性質なのではないかと思われます。

「使ったその場で一気に汚れがポロポロ」というタイプではなさそうですが、毛穴は小さくなるので、角栓などの汚れも溜まりにくくなるでしょう。

一度で劇的な効果が出る感じではありませんが、続けていけばいちご鼻にも効果がありそうです。

 




ウォッシャブル コールド クリームのいちご鼻への効果の口コミ

私の顔では十分に試せなかったため口コミをチェックしてみたところ、「ウォッシャブル コールド クリーム」で毛穴への効果を実感できたという人はたくさんいるようです。

ですが、「まったく効果なし」という口コミも散見されます。上手に使いこなせている人たちによると、どうやら使い方が間違っていると効果が出にくい模様です。



ウォッシャブルコールドクリームの毛穴への効果的な使い方

ちふれ推奨の使い方

下の動画で、ちふれ推奨の使い方を紹介しています。

この公式動画にあるように、「ウォッシャブル コールド クリーム」はメイク落としとしてだけでなく、マッサージクリームとしても使えます

メイク落としとマッサージの両方をしたい場合は、クレンジング→すすぎ→再度肌に乗せてマッサージ→すすぎ→洗顔という手順で行いましょう。

メイクを落としながらついでにマッサージも済ませたくなりますが、メイク汚れで毛穴を詰まらせる原因になります。マッサージは必ず、メイクを落として一度洗い流してから、改めてクリームを塗って行うようにしましょう。

マッサージのやり方は下の図の通りです。画像が見えにくい場合は、画像をクリックすると公式ページの元画像が見れます。

しっかり乳化させる

ちふれの「ウォッシャブル コールド クリーム」で毛穴への効果を出すには、しっかり乳化させることで、汚れが浮きやすい状態にすることが大切です。

ただし、最初から乳液状のクレンジングやオイルクレンジングに比べると、乳化に時間がかかり、それだけ肌に滞在する時間が長くなります

そのため、皮膚科医などの専門家の間では、「メイク落としを長く肌に乗せておくのは負担がかかってよくない。コールドクリームも乳化を待たず、すぐに洗い流すべき」という意見もあります。

しかし、「ウォッシャブル コールド クリーム」に関しては乳化させないと汚れがあまり落ちません

なお、マッサージに使うときは乳化させなくてもOKです。



乳化まで待てない人は違う製品の方がよい

「ウォッシャブル コールド クリーム」で毛穴をキレイにするには、乳化が不可欠です。したがって、忙しい人や肌質が弱い人など、乳化まで待てない人は違う製品を使った方がよいでしょう。

参考までに、私が毛穴への効果を実感できて使いやすかった製品を、いくつか挙げておきます。商品名をクリックすると、各商品のレビュー記事に飛べます。

ウォッシャブル コールド クリームの全成分

  • クレンジング成分:ミネラルオイル(35.00%)、エチルヘキサン酸セチル(10.00%)
  • 油性エモリエント成分:ワセリン(10.00%)、ステアリルアルコール(3.00%)、ステアリン酸(2.00%)、ダイズ油(0.02%)
  • 保湿成分:PG(5.17%)
  • 乳化剤:ポリソルベート60(6.57%)、ペンタオレイン酸ポリグリセリル-10(0.93%)
  • 防腐剤:メチルパラベン(0.07%)
  • けん化剤:水酸化K(0.10%)
  • 酸化防止剤:トコフェロール(0.04%)、Bht(適量)
  • 基剤:水(全量を100%とする)

まとめ

「ウォッシャブル コールド クリーム」は毛穴への効果を実感できたという口コミが多く、私が試した感触としても、継続して使っていけば毛穴が引き締まってキレイになりそうに感じました。コスパも非常によいので、お財布に無理なく続けられるのも魅力です。

ただし、毛穴への効果を出すにはきちんと乳化させる必要があり、オイルタイプやミルクタイプなどのメイク落としに比べると手間と時間がかかります。

人によって好みが分かれるところですが、時間のかかるスキンケアが苦でなく肌に合うなら、優秀なメイク落としの一つではないでしょうか。

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