フランスで生まれて韓国で人気に火が付き、日本でもすっかり認知度が高まったシカクリーム。ドラッグストアやバラエティショップでも、目立つところに専用コーナーが設けられています。
近頃は日本製のシカクリームも登場していますが、その中から今回は、「湘南美容オールインワンシカクリーム」を紹介します。「湘南美容オールインワンシカクリーム」の効果に焦点を当て、口コミと成分を徹底検証しました!
「湘南美容オールインワンシカクリーム」の購入を迷っている人は、参考にしてください♪
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湘南美容オールインワンシカクリームの特徴
1本3役のオールインタイプ
シカクリームにはいろいろなものが売られていますが、「湘南美容オールインワンシカクリーム」は、1本3役のオールインワンタイプであることが最大の特徴です。化粧水・美容液・クリームの役割を兼ね備えており、朝晩いつでも使えます。
肌荒れや乾燥肌・敏感肌に悩んでいる人におすすめですが、軽いテクスチャーなので脂性肌にも負担なく使えます。
湘南美容外科が監修しているということも、大きな特徴の一つ。作っているのはシーオーメディカルという会社です。価格は40g 1,980円。手に取りやすいお値段も魅力です。
肌荒れを防ぎながらうるおいを与える
シカクリームとは、「ツボクサ由来の成分」が含まれたクリームのこと。鎮静作用を持つ成分で、もともとは手術跡やニキビ跡を保護するための「シカケア」として利用されていました。
「湘南美容オールインワンシカクリーム」もツボクサエキスから抽出されるマデカッソシドが配合されており、他にも日本古来の植物成分など、厳選された美容成分を配合しています。
- パンテノール
- ビタミンC
- グリチルレチン酸ステアリル
- ツボクサエキス(成分表示名:マデカッソシド)
- シソ葉エキス
- ハトムギ種子エキス
- ドクダミエキス
- サクラエキス
- イノシトール
これらの成分が、肌荒れを防ぎながらうるおいを与えます。
肌にやさしい12のフリー
季節の変わり目や体調の変化などで、いつものスキンケアがピリピリすることはありませんか?「湘南美容オールインワンシカクリーム」は、肌に心配があるときにも安心して使えるよう、12のフリーにこだわっています。
【以下の成分は配合していません】
- 動物性原料
- パラベン
- 鉱物油
- 安息香酸
- キレート剤
- サルフェート
- タルク
- 紫外線吸収剤
- 法廷色素
- 表示指定成分
- 石油系界面活性剤
- フェノキシエタノール
日本製なので、「海外コスメは品質が不安」という人にも安心です。
化粧下地としても使える
「湘南美容オールインワンシカクリーム」は化粧下地としても使えます。朝の洗顔後に、直径15mm大を目安に顔全体になじませましょう。
夜のお手入れのときは、朝よりも少し量を増やして直径20mm大が目安です。
口コミから効果を検証
よい口コミ
保湿力が高く、ペッタリするが、ベタつきはなし。7月半ばから使い始めたところ、例年よりも日焼けによるヒリつきが少なく過ごせている。以前使っていたイニスフリーのものに比べて、肌への密着性も高くて好き。(29歳・敏感肌)
引用元:@cosme
肌荒れで赤くなっても、翌日には落ち着く。乾燥が気になるときだけ他のアイテムも塗っているが、基本的にこれだけでよいのでラク。最初は匂いが気になったが、ずっと匂うわけではないので許容範囲。(27歳・混合肌)
引用元:@cosme
日本製のシカクリームを求めて購入。伸びがよく、ほどよく保湿できてよい。朝の急いでいるときも、これだけ塗ればメイクできるのでラク。(22歳・乾燥肌)
引用元:@cosme
悪い口コミ
「オールインワンで、スキンケアも化粧下地もこれひとつ!」ということだが、どっち付かずで中途半端な印象。化粧下地にするにはUVカット効果がないし、スキンケアとしても逆に乾燥してしまい、ケアできている感覚がない。
肌トラブルが起こることはなかったし、コスパも悪くないけれど、次は別のものを買おうと思う。(33歳・脂性肌)
引用元:@cosme
オールインワンとなっているが、乾燥肌には物足りない。普通に化粧水とクリームもプラスしないと、パリパリになってしまう。香りも独特で埃っぽいような匂い。トラブル時に使うにはよいかもしれないけれど、リピしたいかというと微妙。(55歳・敏感肌)
引用元:@cosme
保湿効果は満足だが、部分使い用なのかと思うほど、口が小さい。匂いも気になる。(32歳・普通肌)
引用元:@cosme
口コミから見えるのは、“おだやかな鎮静効果”
「ベタつかない保湿クリーム」と評価する人が多く、日焼けによるヒリつきの予防や肌荒れによる赤みの改善など、炎症を抑える効果を実感している人もいました。ここでは掲載しきれませんでしたが、「思春期ニキビの腫れが引いた」という人もいます。
劇的な効果というほどではない様子ですが、おだやかな鎮静作用が感じられるようです。
ですが、一方では保湿力が物足りないという意見もあり、肌に合わないのか「かえって乾燥する」という人もいました。
「匂いが気になる」という意見も多く、「埃っぽい匂い」と感じる人もいる模様。肌に香りが残り続けることはないようですが、独特の匂いがマイナスポイントだと感じる人は少なくない印象でした。
シカ成分の配合量から効果を検証
湘南美容オールインワンシカクリームの全成分
シカクリームの主要成分は、ツボクサ由来のシカ成分です。「湘南美容オールインワンシカクリーム」の場合なら「マデカッソシド」です。他の成分との兼ね合いもあるので一概にはいえませんが、基本的にはシカ成分の配合量が多いものほど、肌を鎮静させる効果や肌荒れを防ぐ効果が高いといえます。
そこで、「湘南美容オールインワンシカクリーム」にシカ成分がどのくらい入っているのか推測するために、全成分を見てみました。
【全成分】
水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、BG、グリセリン、ベヘニルアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル(SE)、シア脂、ペンチレングリコール、ステアリン酸グリセリル、アラキジルアルコール、カルボマー、ジメチコン、エチルヘキシルグリセリン、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、アラキルグルコシド、水酸化K、グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール、香料、イノシトール、チャ種子油、ティーツリー葉油、パンテノール、マデカッソシド、リン酸アスコルビルMg、エタノール、チャ葉エキス、ソメイヨシノ葉エキス、シソ葉エキス、ドクダミエキス、ハトムギ種子エキス
シカ成分は少ないため、おだやかな鎮静作用の可能性
「湘南美容オールインワンシカクリーム」のシカ成分であるマデカッソシドは、全成分33種類中、26番目に記載されています。
化粧品の成分表示は一部の例外を除くと、基本的に配合量の多い順に書く決まりです。
マデカッソシドがだいぶ後ろの方に書かれていることから、シカ成分の配合量はそれほど多くないことが推測されます。
ですが、シカ成分の効果を補助する成分として、抗炎症作用を持つグリチルレチン酸ステアリルも配合されています。
こちらも成分表示の後半に記載されているので、配合量はそれほど多くないでしょう。ですが、炎症を抑える2つの成分の相乗効果で、おだやかな鎮静効果は期待できるのではと予想されます。
保湿成分のみよりは肌荒れを防げる
口コミの様子を見ても、医薬部外品の保湿クリームに比べて効果がおだやかな印象です。ですが、少量でも肌の炎症を抑える成分が2種類入っており、多少の鎮静効果を実感している人がいます。
したがって、保湿成分のみのクリームよりは、肌荒れを防ぐ効果が高いものと思われます。ベタつかずに使えますし、「きちんと保湿しても、少し肌の調子がよくないかも」という人にはよいのではないでしょうか。
ですが、もっとしっかり効果を実感したい人や、肌荒れが深刻な人の場合は、シカ成分の配合量が多いものか、あるいは医薬部外品のクリームを選んだ方がよいかもしれません。
低価格で初めてのシカクリームにもおすすめ
シカクリームは1本が数千円ほどするものもあります。ですが、「湘南美容オールインワンシカクリーム」は約2千円で肌トラブルの口コミも少ないので、初めてのシカクリームにもおすすめです。
「続けられる値段のシカクリーム」を求めている人にも向いていると思います。単品での販売しかしていないので、「定期コースは不安」という人も安心です。
ただし、独特の匂いを指摘する口コミが多かったので、匂いに敏感な人にはイマイチな可能性があります。
まとめ
「湘南美容オールインワンシカクリーム」の口コミでは、肌荒れによる赤みの改善などを実感している人たちがいました。劇的な効果という様子ではないものの、おだやかな鎮静作用があるようです。
成分表示からもシカ成分や、その効果を補助する役割のグリチルレチン酸ステアリルの配合量が多くはないことが推測され、おだやかな鎮静作用・抗炎症作用を持つ製品であることが予想されます。
以上のことから、「湘南美容オールインワンシカクリーム」は、軽微な肌荒れやニキビが気になる人によいのではと思えました。
匂いに敏感な人や、肌荒れが深刻な人にはイマイチな可能性もありますが、ニーズに合いそうなら一度試してみてもよいかもしれませんね。
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