2025年5月に発売された、「AQ 毛穴美容液オイル」。コスメデコルテには珍しいストレートなネーミングや、量子コンピュータによる処方で注目されている製品です。角栓が減ったという口コミもあるので、気になっている人も多いですよね。
そこでここでは、「AQ 毛穴美容液オイル」の効果的な使い方と口コミを紹介します。また、成分から見た特徴や、注意が必要な成分についても解説します。
「AQ 毛穴美容液オイル」の購入を検討している人は、参考にしてください♪
- 乾燥肌の人
- 植物のアレルギーがある人
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AQ 毛穴美容液オイルの効果的な使い方
温めたオイルを、乾いた肌に使う
- 手と顔が乾いた状態で使う
- 手のひらでオイルを温めてから肌に伸ばす
毛穴の汚れ・ザラつきが気になるときに使います。肌の状態に応じて、毎日の使用も可能です。全顔にも使えます。肌が濡れていると効果が落ちるので、必ず手と顔が乾いている状態で使います。
適量を手に取り、手のひらでオイルを温めてから、くるくると円を描くように、指先で肌になじませます。目安量は、鼻と顎に使用する場合で、スポイトのラインまでを2回分です。
30秒~1分ほどなじませたら、水またはぬるま湯ですすぎます。W洗顔は不要です。
商品名に「美容液」とありますが、実質的にはクレンジングオイルですので、使用後は必ず洗い流してください。
また、あまり長く肌に乗せると成分が肌に浸透してしまい、刺激を感じることもあるようです。肌に乗せる時間は1分を超えないようにしましょう。
メイク落とし・洗顔料代わりにも
メイク落としや洗顔料の代わりとしても使えます。また、肌が乾いた状態であれば、メイク落としの後にも使えます。
AQ 毛穴美容液オイルの口コミ
よい口コミ
少量でよく伸び、翌朝の肌が別人のよう。1回で肌のごわつきが消え、ライン使いで肌がふわふわになる。他社のクレンジングオイルやゴマージュも使っているが、比べられないほどつるんとなる。(60歳・混合肌)
引用元:@cosme
使用前・使用後の肌を鏡で確認すると、角栓が除去されている。1回で全部が取れるわけではないが、使う前より確実にいい感じ。1回の使用量は少ないし、毎日使わなくてもよいので、効果を考えたらコスパもよいと思う。(39歳・混合肌)
引用元:@cosme
1回でも結構取れた。化粧水の浸透も全然違う。(47歳・混合肌)
引用元:@cosme
悪い口コミ
角栓も黒ずみもほとんど何も落ちない。コスパも悪すぎる。(27歳・混合肌)
引用元:@cosme
脂性肌の男性だが、使用後に必ず白ニキビができてしまう。(58歳・脂性肌)
引用元:@cosme
いつまでもサラダ油みたいなオイル感が残って、吹き出物も出る。使った日の夜は肌がガサガサ。(44歳・混合肌)
引用元:@cosme
口コミまとめ
1回で角栓が減るという口コミが多く、高価格帯でありながらコスパのよさも評価されています。角栓がなくなることで、スキンケアも浸透しやすくなるようでした。
一方、角栓への効果を実感できないという口コミや、肌に合わないという意見も。高価な商品だけに、買ってから合わないということになると厳しそうです。現品を購入する前に念のため、サンプルを試してみるとよいかもしれません。
また、すすいだ後も成分が肌に残る処方のようで、人によってはそこも気になることがあるようです。
AQ 毛穴美容液オイルの特徴・成分
角栓を除去するクレンジング美容液
角栓除去に特化した処方のクレンジングオイルです。角栓を構成している脂質にアプローチすることで、毛穴に詰まった角栓を速やかに除去。なめらかな肌に導きます。
AQシリーズ共通の、フローラルムスクの香り。容量・価格は40mL 11,000円。
AQ 毛穴美容液オイルの全成分
パルミチン酸エチルヘキシル、ジカプリン酸PG、ジメチコン、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、マカデミアナッツ油、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、アストロカリウムムルムル種子脂、サフラワー油、シア脂、トコフェロール、バオバブ種子油、パルミチン酸アスコルビル、ホホバ種子油、メドウフォーム油、BHT、フェノキシエタノール、香料
この商品の基本的な設計は、「エステル油系クレンジングオイル」です。基剤となるのは、洗浄力の高い2種類のエステル油*¹です。シリコーンオイル*²も入っているので、シリコーン系の落ちにくいベースメイクが毛穴に詰まってしまったときにも適しています。
柔軟作用を持つ油脂*³が配合されているので、毛穴をやわらかくして汚れを落としやすくする効果も期待できます。
なお、汚れを浮かせたあとの油を洗い流すための非イオン性界面活性剤*⁴は比較的少なそうですが、脱脂力が強い商品であることが予想されます。したがって、乾燥しやすい肌質の人が使うときは注意が必要です。
あとはナッツアレルギーなど、植物のアレルギーがある人は、自分のアレルゲンが入っていないかよく確認すると安心です。
*¹ パルミチン酸エチルヘキシル、ジカプリン酸PG
*² ジメチコン
*³ マカデミアナッツ油、アストロカリウムムルムル種子脂、サフラワー油、シア脂、トコフェロール、バオバブ種子油、メドウフォーム油
*⁴ ジカプリン酸ポリグリセリル-6、ジオレイン酸ポリグリセリル-10
コストの大部分は開発費…?
化粧品成分にある程度詳しい人は、上の全成分を見て「?」と思ったかもしれません。実はこの商品には特に変わった成分は使われておらず、原価が高い希少成分や独自成分というのは使われていないのです。
それならどこにコストがかかっているかといえば、おそらく大部分は開発費でしょう。この商品の開発では、角質除去に最適解な成分の組み合わせを量子コンピュータに計算させるという新しいやり方を採用しています。そのため、おそらくはその設備投資や人件費にかかったコストが、商品価格に反映されているものと考えられます。
また、もともと高級志向のブランドなので、あまり安価にはしにくい事情もあるでしょう。
興味深い技術ですし、今後の化粧品開発が大きく変わりそうな期待もありますが、この価格設定をどう捉えるかは意見が分かれるところになりそうです。
まとめ
「AQ 毛穴美容液オイル」は、角質除去に特化したクレンジング美容液です。基本的な設計は「エステル油系クレンジングオイル」ですが、量子コンピュータによって、角栓除去に最適解の処方になっています。
一度で角栓が減るという口コミも多く、効果に満足している人が続出しています。しかし、効果を実感できない人や肌に合わない人もいるため、最初はサンプルで試すのがよさそうです。
また、基本的には洗浄力が高く、肌を乾燥させやすい製品と考えられるので乾燥肌の人は注意が必要です。