カネボウ スクラビング マッド ウォッシュの使い方・使用頻度・口コミ・成分

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/ 化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。 ※当サイトの記事は、原則として人間が作成しています。生成AIを利用する場合も必ず、最終チェックを人の手で行っています。

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2021年の発売以来、皮脂や毛穴汚れがよく落ちると評判の「カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ」。ベタつきがちな夏を迎えたことで、新たに購入を検討し始めた人もいるかもしれませんね。

そこでここでは「カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ」について、使い方・使用頻度・口コミを紹介します。化粧品成分上級スペシャリストが、成分から見た特徴や注意点も解説します。ぜひ参考にしてください♪

この商品に注意が必要な人
  • 乾燥肌の人
  • シルクアレルギーの人
  • カチオン(陽イオン)界面活性剤が苦手な人

カネボウ スクラビング マッド ウォッシュの使い方・使用頻度

公式サイトの成分や使い方の説明を見ると、肌が強い人を前提とした設計・使用方法になっています。一応、メーカーが推奨する使用方法に沿って説明しますが、肌質によっては注意が必要です。

肌の上で泡立てて使う

「カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ」は、毎日朝晩の洗顔に使えます

濡らした肌にそのまま広げて、少量の水またはぬるま湯を足し、肌の上で泡立てながら顔全体を洗います。目の周りは避けましょう。目安量は全顔に対して直径2㎝です。

洗い終えたら、水またはぬるま湯ですすぎます。

というのが、メーカーによる基本の使い方です。ただし、商品の設計*を考えるとこの方法は肌への負担が大きいため、個人的にはおすすめしません

肌への負担を抑えて使用したい場合は、泡立てネットなどで弾力の泡を作ってから、泡で押し洗いするとよいです。手と肌の間に必ず泡のクッションを入るようにすることで、顔に直接手が触れないようにすると肌を傷めにくいです。

* この商品はスクラブ入りのアルカリ性洗顔料のため、脱脂力・皮膚刺激が強めです

部分マスク洗顔は乾いた肌に行う

ベタつきやざらつきが気になるときは、週に1回程度の頻度で部分マスク洗顔もできるとされています。部分マスク洗顔として使う場合は、手や顔が乾いた状態で行います。

Tゾーンなど、テカリや毛穴が気になる部分に、直径2㎝ほどを直接伸ばし、30秒置きます。少量の水またはぬるま湯を加えて泡立て、顔全体を洗ってすすぎましょう。

と、公式サイトには記載されています。しかし、こちらもかなり肌が強い人向きの使い方になるため、私はおすすめしません。

カネボウ スクラビング マッド ウォッシュの口コミ

よい口コミ

ガサガサ洗うと痛いが、やさしく撫でるように使うと汚れ落ちがよくて、香りも心地よい。週1~2回の使用なので、もちもよい。(36歳・普通肌)

引用元:@cosme

さっぱり洗い上がって、その後しっとり。去年より毛穴の黒ずみも目立たない。(56歳・混合肌)

引用元:@cosme

マスク生活で毛穴が目立っていたが、これを使い始めて数日で解決。スクラブもやわらかい。少しすすぎにくいが、効果を感じるのでそれも苦にならない。(38歳・敏感肌)

引用元:@cosme

悪い口コミ

サンプルがよかったので現品購入したが、2回ほど使用したら肌がヒリヒリしてしまった。(36歳・混合肌)

引用元:@cosme

肌が乾燥してパリパリに。その後、赤みとできものも出てしまった。(25歳・敏感肌)

引用元:@cosme

肌に乗せたら痛すぎて赤くなり、すごく乾燥した。(21歳・脂性肌)

引用元:@cosme

口コミまとめ

さっぱり洗えて毛穴の汚れや皮脂がよく落ちるという口コミが多く、香りのよさも評価されています。下で詳しく解説しますが、洗浄力にすぐれた処方のため、皮脂トラブルが気になる肌をしっかり洗いたい人にはよいようです。

一方、肌に合わないという口コミも多数寄せられていました。基本的に肌が強い人向きの処方・使用方法のため、合う人とそうでない人がはっきり分かれる製品です。

カネボウ スクラビング マッド ウォッシュの特徴・成分

皮脂をすっきり洗い上げるクレイ&スクラブ洗顔料

余分な皮脂を吸着し、古い角質・毛穴汚れをすっきり取り去る、クレイ&スクラブ洗顔料です。フルーティーフローラルの香り。

容量・価格は130g 3,080円。

カネボウ スクラビング マッド ウォッシュの全成分

グリセリン、ミリスチン酸、水、水酸化K、モロッコ溶岩クレイ、PEG-32、PEG-6、パルミチン酸、メチルグルセス-10、DPG、ラウリン酸、ステアリン酸グリセリル(SE)、香料、セルロース、EDTA-4Na、ポリクオタニウム-44、シルク、エチルセルロース、ヒアルロン酸Na、ココイルメチルタウリンNa、カニナバラ果実油

主な洗浄成分は石鹸*¹で、洗浄を補助する成分としてクレイ*²、アミノ酸系洗浄成分*³が配合されています。

基本的な骨格が石鹸系洗顔料なので、おそらくは製品自体がアルカリ性であることが予想されます。アルカリ性の洗顔料は脱脂力が強く、皮脂をさっぱりと洗い流せるので、思春期の脂性肌に適しています

一方、乾燥肌の人や大人ニキビがある人には洗浄力が強すぎることがあるため、注意が必要です。混合肌の人も、過剰な洗浄力によってかえって皮脂分泌が増えてしまうことがあります。

また、シルクやカチオン界面活性剤*⁴が配合されているので、苦手な人は注意しましょう。

*¹ ミリスチン酸、水酸化K、パルミチン酸、ラウリン酸
*² モロッコ溶岩クレイ
*³ ココイルメチルタウリンNa
*⁴ ポリクオタニウム-44

まとめ

「カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ」は、余分な皮脂を吸着し、古い角質・毛穴汚れをすっきり取り去る、クレイ&スクラブ洗顔料です。

毛穴の汚れや皮脂がよく落ちるという口コミが多く、香りのよさも評価されています。ですが、基本的に肌が強い人向きの処方・使用方法のため、肌に合わないという口コミも多数見つかりました。

なお、メーカーは直接肌に伸ばす使い方を推奨していますが、弾力泡を作ってから泡で押し洗いする方が肌への負担が少ないです。