サロンやクリニックでプロの脱毛を受けていても、仕事が忙しくなったり、あるいは妊娠中などで通うのをお休みしなければならないときもありますよね。
この記事を書いている現在は、「新型コロナウイルスの感染防止のために、サロンに行くのをお休みしている」という人も少なくありません。
脱毛のお休み中は、ムダ毛のお手入れはどうすればよいでしょうか?
ここでは脱毛をお休みしている人のために、脱毛期間中におすすめの自己処理方法を解説します。
脱毛期間中でも使える、人気のレディースシェーバーと抑毛ローションも紹介するので、参考にしてください♪
脱毛期間中におすすめの自己処理方法・NGな自己処理方法
脱毛期間中は肌を傷めないことが大切
脱毛期間中は、光やレーザーによるダメージで肌がデリケートになっているため、普段よりも肌トラブルが起こりやすい状態になっています。
しかし、脱毛期間中に肌を傷つけてしまうと、回復するまで次回の施術ができなくなってしまうことがあります。
肌荒れや傷などがあると、照射による火傷や肌トラブルのリスクが高くなるからです。
そのため、脱毛期間中は肌を傷めないことが大切になります。
低刺激なローションやクリームでしっかり保湿することはもちろん、自己処理もなるべく肌への負担が少ない方法を心がけましょう。
肌にとってもっともよいのは、次の施術の直前まで、ムダ毛はいじらずに放置することです。
おすすめは電気シェーバー
何もしないのが一番ですが、そうもいかない場合は電気シェーバーを使うのがおすすめです。
サロンやクリニックで「施術前に電気シェーバーで剃るように」と言われますが、何らかの理由で脱毛をお休みしなければならないときの自己処理も、電気シェーバーがもっともおすすめです。
正しい使い方を守れば、肌への負担が少ないからです。使うときは角質を削り取ってしまわないよう、毛流れに沿って、肌から少し刃を浮かせて剃りましょう。
剃る部位を保湿してから行うと、肌への負担がより抑えられます。
特にフェイス用などのI字型シェーバーは、汎用性が高く小回りも利くので、一本持っておくと便利です。
次点で抑毛ローションもおすすめ
次点で抑毛ローションもおすすめです。主成分が大豆などのイソフラボンやパイナップル酵素であることが多く、肌への刺激が少ない傾向があるからです。
効果が穏やかですぐにムダ毛がなくなることはありませんが、毛が生えてくるのが多少遅くなる効果は期待できるので、電気シェーバーと併用することで自己処理の頻度を減らせる可能性があります。
ただし、抑毛成分に「チオグリコール酸カルシウム」が含まれる製品は避けるようにしましょう。
「チオグリコール酸カルシウム」は除毛クリームによく使用される成分で、毛を溶かす性質があります。ムダ毛を除去する効果は高いのですが、肌への刺激が強いため、脱毛期間中の利用には適しません。
ヒートカッターも肌への負担が少ない
参照元:楽天市場
ヒートカッターも肌への負担が少ないので、脱毛期間中でも使用できます。ただし、毛の根元の方が残ってしまうため、脇などをツルツルに仕上げたいときには向きません。
ですが、毛の断面が丸くカットされるので、デリケートゾーンの毛をチクチクしないように処理したいときには便利です。
ただし、根元から処理したいばかりに肌に強く押し当てると火傷してしまうので、説明書をよく読み、正しく使うようにしましょう。
除毛クリームは肌荒れするので厳禁
除毛クリームは肌荒れするので、脱毛期間中の使用は厳禁です。サロンやクリニックでも、「脱毛に通っている間は除毛クリームの使用は不可」としているのが一般的です。
除毛クリームには「チオグリコール酸カルシウム」といって、毛を溶かす成分が含まれています。即効性が高いので便利ですが、タンパク質を溶かす性質があるので、肌の角質表面も溶かしてしまいます。
肌へのやさしさを謳う製品もありますが、それでも「チオグリコール酸カルシウム」自体がかなり刺激の強い成分なので、肌への負担は大きいです。
カミソリも肌に負担がかかるのでNG
カミソリも肌への負担が大きいので、脱毛期間中の使用はNGです。理容師など高度な技術を持つ人であれば肌を傷めずに剃れますが、一般の人が肌に負担をかけないように使用するのは難しいでしょう。
カミソリによる肌トラブルには、肌荒れ、色素沈着、カミソリ負けなどが挙げられます。
毛抜きとワックスもNG
毛抜きとワックスも、脱毛期間中の使用は厳禁です。いずれも毛を無理やり引き抜く方法なので毛穴を傷めやすく、毛嚢炎ができてしまうこともあります。
毛嚢炎とは毛穴の中が化膿して、ニキビのような状態になることです。
毛根がなくなってしまうため、次回の脱毛の施術で効果が出なくなるデメリットもあります。
脱毛は一般的に、毛根のメラニン色素に光やレーザーを反応させることで効果を出すため、毛根を残しておくことは最低条件です。
特に、新型コロナウイルスの感染防止のために脱毛をお休みしている人の場合は、急に脱毛を再開できる状況になる可能性もあります。
いつ通える状況になっても対処できるよう、自己処理方法は厳選しましょう。