一度は使ってみたい高級アイシャドウの一つ、SUQQU(スック)「シグニチャー カラー アイズ」♡私もずっと気になっていましたが、この度とうとう「01 瑞花」を買ってしまいました( *´艸`)
そこでここでは使い心地をレビューしがてら、「シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花」の使い方を紹介します。「イエベ・ブルべどちらに似合う?」という疑問にも答えます。
「シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花」の購入を迷っている人は、参考にしてください♪
シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花はどんな色?
知的で優しい印象
SUQQU(スック)のアイコンシャドウである「シグニチャー カラー アイズ」は、全10種以上の豊富なカラーバリエーションから選べることが魅力の一つ。優美なカラーネームにも、心惹かれるものがあります。
主なターゲット層に30~40代を設定しているため、品のよさとモードを兼ね備えている点も大きな特徴です。
その中でも「01 瑞花(みずはな)」はモーヴトープ&セピアグレーが組み合わされており、知的で優しい印象を与えます。
私は今回、「自分の肌色の延長線上の、主張しないブラウンシャドウ」を求めた結果、このカラーに行き着きました。“いい意味で無難なアイシャドウ”が欲しかったのです。
実物は意外に青み控えめ
私が撮影したものもどうしても実物の色味が再現できず、左下のレンガ色っぽいメインカラーのみ、何とか実物の色味に近づけられました。左上のコートカラーは実際はもっとベージュ寄り、右側2色はもう少し赤みがあります。
公式画像は「青み系ベージュピンク」という感じですが、パソコンやスマホで再現しにくいカラーのようで、実物は意外に青み控えめです。「間違えて違う色が届いてしまったのでは?」と思うほど、公式画像とはだいぶ色味が異なります。
ですが、他のサイトのレビュー画像を見ても私のものと同じ色なので、これが本当の色なのでしょう。
ちなみ上のスウォッチは、それぞれ4回ずつ重ね塗りしています。かなり上品な発色で、大人しめのアイシャドウを求めている人向きだと思います。大人がオフィシャルな場で使うのにちょうどよい感じで、薄づきなのでメイクが苦手な人も失敗なく使えると思います。
逆にクリアな発色を求めている人には、物足りないかもしれません。
シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花 の使い方
01 瑞花 の配色
- A:コートカラー(煌きをプラスするニュアンスカラー)
- B・C:メインカラー
- D:ディープカラー(締め色)
「シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花」は、3つの役割を持つ4色がセットになっています。
基本の使い方①
- Bをアイホール全体に入れる
- Dを目のキワ2/3に入れる
- Cをアイホールに入れ、2となじませてぼかす
- Aを目頭から重ねる
基本の使い方②
- Dを目のキワに入れる
- Bを下まぶたに入れる
- Aを目頭にピンポイントで入れる(広げない)
- Cをアイホールに全体に入れる
メーカーが推奨する基本の使い方は、上の2パターン。ですが、必ずしもこの通りに使わなければならないということはないので、自由な発想でいろいろ試してみるのもアリです。
01 瑞花は、イエベ・ブルべどちらに似合う?
01 瑞花がもっとも似合いやすいのは、ブルべ夏タイプ
淡いくすみカラーが揃った「01 瑞花」がもっとも似合いやすいのは、ブルべ夏タイプさん。かくいう私もブルべ夏で、その私の肌色にもっとも近いと思われたのがこのカラーだったのです。特に二重の線の内側は、もともとの肌が「01 瑞花」のカラーを混ぜたような色をしています。
ブルべ冬タイプさんにも使えると思いますが、メリハリの効いたカラーが得意なブルべ冬タイプさんには、少し地味かもしれません。“メイクしてる感”を抑えたいときにはよいカラーですが、華やかに装いたいなら「05 緋影(あかかげ)」がおすすめです。
イエベさんには少し難しいカラーかも・・・
「01 瑞花」はやや青み寄りのカラーのため、イエベさんには少し使いこなしにくいかもしれません。特にイエベ秋タイプさんはもともとの血色感が強いため、「01 瑞花」だと薄すぎて色が出にくい可能性もあります。
そんなイエベ秋タイプさんにおすすめのカラーは、黄みの強い「03 光暮(ひかりぐれ)」です。
イエベ秋タイプさんにおすすめ「03 光暮(ひかりぐれ)」。
イエベ春タイプさんも、「01 瑞花」のようなくすんだ青みカラーは顔色が悪く見えてイマイチです。「02 陽光色(ようこういろ)」か「03 光暮(ひかりぐれ)」、「04 純撫子(すみなでしこ)」の方が、イエベ春タイプのフレッシュでキュートな印象を引き立ててくれます。
イエベ春タイプさんにおすすめのカラー。左から「02 陽光色」「03 光暮」、「04 純撫子」。
シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花のレビュー
たっぷり使える大きめパレット
「シグニチャー カラー アイズ」の実物を見て最初に思ったことは、「なんかすごく大きい・・・?」ということでした。そこそこ大きいディオールの5色パレットと比べてみても、だいぶ大きめであることが分かります。
比較的大きめの私の手ですら、なじみきれないほど大きいです。
7,700円と決して安くはないものですが、一度買ってしまえばかなり長持ちしそうです。
アプリケーターはチップとブラシが付属。ブラシは肌当たりがやわらかいです。
きめ細かく、粉飛びしにくいパウダー
なじみすぎて画像だと見えにくいですが、「シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花」と、アイラインにキャンメイク「クリーミータッチライナー 09 ダージリンピンク」を使用。マスカラはなしの状態です。
パウダーはきめ細かく、粉飛びしにくいです。粉質や上品な発色が、ディオールのアイシャドウに似ています。色味的にも普段使いしやすく、“いい意味で無難なブラウンアイシャドウ”を求めている人におすすめです。
スマホのカメラだとほぼ写らないのが残念ですが、コートカラーのラメも繊細で美しく、目の周りに飛び散ることもありません。
なお、パーティー用など華やかなメイクに使いたいときは、左上のコートカラーを広めに塗るか、大きめのラメが入ったニュアンスカラーを別に用意して重ねれば対応できそうです。
金属成分はアレルギー反応を起こしにくいものを採用
私は金属アレルギーがあり、アイシャドウにはアレルゲンの酸化スズが含まれていることが多いため、アイシャドウを選ぶときは少し注意しています。「シグニチャー カラー アイズ」も酸化スズ配合だったため、購入前にメーカーに相談してみました。
いただいた回答によると、
- 金属成分はアレルギー反応を起こしにくいものを採用している
- 発色向上のために、顔料表面に撥水処理をしていることでも、アレルギーが起きにくくなっている
(ただし、撥水処理は顔料を完全に覆うものではなく、部分的には露出した状態とのこと)
ということです。ただし、絶対にアレルギーが起きないと保証できるものではないので、心配な人はパッチテストをしてくださいとのことでした。
とりあえず、涼しい日に半日ほど塗った限りでは特に問題ありませんでしたが、金属アレルギーは汗をかかないと症状が出にくいため、夏にどうなるか・・・というところです。
こすれには弱かった
色持ちについては、こすれには弱いです。スウォッチ撮影のために腕に塗りましたが、動いている間に何度も服にこすれたため、数時間後にはほとんど取れてしまいました。
普通に目元に塗る分には、ここまで何度もこすることはあまりないかもしれませんが、花粉症などでよく目をこする人は取れやすいと思います。
まとめ
「シグニチャー カラー アイズ 01 瑞花」は、やや青み寄りのモーヴトープ&セピアグレーで、ブルべ夏タイプさんに似合いやすいです。
そこまで青みが強いわけではありませんが、イエベさんには顔色が悪く見えたりしてイマイチなので、基本的には他のカラーを選んだ方がよいでしょう。
試してみてよかった点としては、パウダーがきめ細かくて粉飛びしにくいこと、上品な発色で失敗しにくく、普段使いしやすいこと、ラメが繊細で大人のメイクにも違和感がないことが挙げられます。アレルギー持ちとしては、金属アレルギーが起きにくい処方であることもうれしいポイント。
ですが、こすれに弱く、かなり控えめな発色です。したがって、大人しめのアイシャドウを求めている人向きといえるでしょう。