オルビス ザ クレンジング オイルの成分は?落とせるメイクのタイプと注意点

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/ 化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。 ※当サイトの記事は、原則として人間が作成しています。生成AIを利用する場合も必ず、最終チェックを人の手で行っています。

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2025年5月に発売された、「オルビス ザ クレンジング オイル」。落ちにくいメイクの出番が増える季節ということもあって、気になっている人も多そうですよね。

そこでここでは、「オルビス ザ クレンジング オイル」の成分解析をしながら、落とせるメイクのタイプと注意点について解説します。

「オルビス ザ クレンジング オイル」の購入を迷っている人は参考にしてください♪

この商品で注意が必要な人
  • 乾燥肌の人
  • 植物系のアレルギーがある人

オルビス ザ クレンジング オイルの成分

全成分をチェック

パルミチン酸エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン、イソステアリン酸PEG-12、ダマスクバラ花エキス、ルイボスエキス、クチナシ果実エキス、オトギリソウ花/葉/茎エキス、ユズ果実エキス、ビルベリー葉エキス、アーチチョーク葉エキス、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、(C12-20)アルキルグルコシド、BG、炭酸ジカプリリル、カプリリルメチコン、水

成分解析(成分の種類・配合目的)

成分名

成分の分類

配合目的・効果

パルミチン酸エチルヘキシル

エステル油

油性基剤

イソノナン酸イソノニル

エステル油

油性基剤

トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル

非イオン性界面活性剤

乳化

トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2

非イオン性界面活性剤

乳化

ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン

シリコーン

油性基剤

トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル

エステル

保湿

(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン

エステル混合物

増粘

イソステアリン酸PEG-12

非イオン性界面活性剤

乳化

ダマスクバラ花エキス

植物エキス

製品の紫外線吸収補助・抗酸化

ルイボスエキス

植物エキス

保湿

クチナシ果実エキス

植物エキス

保湿

オトギリソウ花/葉/茎エキス

植物エキス

整肌

ユズ果実エキス

植物エキス

整肌

ビルベリー葉エキス

植物エキス

整肌

アーチチョーク葉エキス

植物エキス

整肌

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

エステル

分散

(C12-20)アルキルグルコシド

非イオン性界面活性剤

乳化

BG

多価アルコール

植物エキスの溶媒

炭酸ジカプリリル

エステル油

油性基剤

カプリリルメチコン

シリコーン

油性基剤

水性基剤

※配合目的は一般的なものを記載しています。メーカーの意図とは異なることがあります。


「オルビス ザ クレンジング オイル」はオイルクレンジングの中でも、「エステル油系」に分類されるタイプの製品です。メイクを浮かせるための油性基剤にはエステル油の他に、シリコーンオイルも配合されています。

オルビス ザ クレンジング オイルで落とせるメイクのタイプと注意点

容量・価格の基本情報

通常購入は本体120mL 2,200円 / つめかえ用110mL 1,980円。定期購入は15%オフで、初回は本体1,870円。2回目以降はつめかえ用でのお届けで、1,782円。

定期購入は初回からつめかえ用を選択することもできます。その場合は初回は1,683円です。

この記事を書いている時点では、トライアルサイズでの販売はありません。サンプルの配布はあります。

落ちにくいメイクもしっかり落とせる処方

「オルビス ザ クレンジング オイル」は、エステル油系のクレンジングオイルです。エステル油を基剤とするものは、クレンジングオイルの中でも特にメイク落とし効果が高いことが特徴です。

そのため、ウォータープルーフファンデーションなど、落ちにくいメイクもしっかり落とせます。基剤にシリコーンオイルも配合されているため、シリコーンを多く含むファンデーションや日焼け止めも落とせます

さらに、汚れの再付着を防ぐ超微粒子技術*¹を採用。毛穴より小さい微粒子が毛穴の奥の汚れをとらえ、肌に水の膜を作ることで、クレンジング中にメイクの油性汚れが再付着するのを防ぎます

無香料・無着色。アレルギーテスト済み・ノンコメドジェニックテスト済み*²。

*¹ ポーラ化成独自の(C12-20)アルキルグルコシドで形成するミセル
*² すべての人にアレルギーやニキビができないということではありません

マスカラも落とせて、まつエクもOK

マスカラ溶解オイルとしてカプリリルメチコンを配合しているので、マスカラも落とせます。一般的なシアノアクリレート系グルーのものであれば、まつエクにも使用できます

濃いメイクは乾いた手で使用する

「オルビス ザ クレンジング オイル」は塗れた手でも使えます。ですが、手や顔が濡れている状態での使用は、洗浄力が低下します。

そのため、濃いメイクを落とすときは、手と顔が乾いた状態で使用した方がよいでしょう。

乳化のプロセスは不要

素早く乳化する処方なので、すすぎの前の乳化のプロセスは不要です。メイクとなじませ終えたら、そのまますすいで構いません。

W洗顔が必要

「オルビス ザ クレンジング オイル」はW洗顔が必要です。ただし、「オルビス ザ クレンジング オイル」自体の脱脂力が強いため、後に使う洗顔料はマイルドなものを使用するとよいです。

フィルムタイプのマスカラは落とせない

「オルビス ザ クレンジング オイル」は油で落とすタイプのメイク落とし料なので、油で落とせない汚れには効きません

「オルビス ザ クレンジング オイル」で落とせない代表的なものは、フィルムタイプのマスカラです。フィルムタイプのマスカラを使用している場合は、マスカラはお湯で落とすようにしましょう。

また、石鹸落ちを謳っているファンデーションなども、「オルビス ザ クレンジング オイル」では落とせない可能性があります。相性が分からないときは、一度手の甲などに化粧品を塗って乾かし、「オルビス ザ クレンジング オイル」で落とせるか試してみるとよいでしょう。

肌が乾燥する可能性

口コミによると、肌の乾燥が気になりにくい使い心地のようです。しかし、エステル油系のクレンジングオイルは脱脂力が強いため、乾燥しやすい肌質の人は注意が必要です。

また、植物エキスが含まれるため、植物系のアレルギーがある人も成分表示をよく確認した方がよいでしょう。

口コミでも肌トラブルの報告を散見しますので、デリケートな肌質の人はサンプルで様子を見ると安心です。

まとめ

「オルビス ザ クレンジング オイル」はエステル油系のクレンジングオイルで、落ちにくいメイクやマスカラ、シリコーンが含まれるベースメイクも落とせます

汚れの再付着を防いで、メイクや毛穴の汚れをすっきりオフ。乳化のプロセスは不要です。

注意点はW洗顔が必要なこと・フィルムタイプのマスカラは落とせないこと・肌を乾燥させるリスクがあることです。また、人によって苦手な成分が含まれる可能性もあります。

ですが、サンプルの配布がある商品なので、心配な人はサンプルで様子を見るとよいでしょう。