分け目や薄くなった前髪、染めて時間が経った白髪の根元…etc.ヘアピースで隠す方法もありますが、質のよいものは値が張るので悩みますよね。こんなときに、塗るだけで簡単に対策できるのがヘアファンデーションです。
今回は誰でも気軽に買えるお手頃価格のヘアファンデーションの中から、「エチュード ポンポンヘアシャドウ」を試したレビューを書きます。仕上がりや化粧もち、使いやすさなどをチェックしてみました。
販売店も紹介するので、地肌や白髪をカバーしたい人は参考にしてください♪
- 植物のアレルギーがある人
エチュード ポンポンヘアシャドウの特徴・成分
生え際・分け目をカバーする頭皮用ファンデーション
「ポンポンヘアシャドウ」は、生え際や分け目をカバーするためのヘアファンデーションです。髪色に近いパウダーをパフで塗ることで、根元の白髪や薄くなった前髪、分け目を目立たなくします。
生え際や三角ゾーンに影を作ることで、小顔効果も狙えます。また、眉の薄い部分を自然に足したいときにも使えます。
汗・水に強いウォータープルーフ処方。カラーはダークブラウン・ナチュラルブラウン・ナチュラルブラックの3色です。
落とすときはシャンプーや洗顔料などでオフできます。
容量・価格は3.5g 1,650円。
エチュード ポンポンヘアシャドウの全成分
ダークブラウンの全成分
タルク、フルオロケイ酸(Mg/K)、ポリメタクリル酸メチル、マイカ、ポリエチレン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ステアロイルオキシステアリン酸オクチルドデシル、トリエトキシカプリリルシラン、チャ葉エキス、カミツレ水、乳酸桿菌発酵液、ツバキ種子油、パンテノール、セラミドNP、ダイズ種子エキス、乳酸桿菌培養溶解質、フィトスフィンゴシン、トリメチルシロキシケイ酸、ジメチコン、エチルヘキシルグリセリン、カプリリルメチコン、BG、グリセリン、トコフェロール、水、エタノール、プロパンジオール、1,2-ヘキサンジオール、ポリプロピルシルセスキオキサン、水添レシチン、デキストリン、EDTA-2Na、デヒドロ酢酸、酸化鉄
ライトブラウンの全成分
タルク、フルオロケイ酸(Mg/K)、ポリメタクリル酸メチル、マイカ、ポリエチレン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ステアロイルオキシステアリン酸オクチルドデシル、トリエトキシカプリリルシラン、チャ葉エキス、カミツレ水、乳酸桿菌発酵液、ツバキ種子油、パンテノール、セラミドNP、ダイズ種子エキス、乳酸桿菌培養溶解質、フィトスフィンゴシン、トリメチルシロキシケイ酸、ジメチコン、エチルヘキシルグリセリン、カプリリルメチコン、グリセリン、トコフェロール、BG、水、エタノール、プロパンジオール、1,2-ヘキサンジオール、ポリプロピルシルセスキオキサン、水添レシチン、デキストリン、EDTA-2Na、デヒドロ酢酸、酸化鉄
ナチュラルブラックの全成分(この記事でレビューしているカラー)
フルオロケイ酸(Mg/K)、タルク、ポリメタクリル酸メチル、マイカ、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ポリエチレン、ステアロイルオキシステアリン酸オクチルドデシル、チャ葉エキス、カミツレ水、乳酸桿菌発酵液、ツバキ種子油、パンテノール、ダイズ種子エキス、フィトスフィンゴシン、セラミドNP、乳酸桿菌培養溶解質、トリエトキシカプリリルシラン、トリメチルシロキシケイ酸、ジメチコン、エチルヘキシルグリセリン、カプリリルメチコン、グリセリン、トコフェロール、BG、水、エタノール、プロパンジオール、1,2-ヘキサンジオール、ポリプロピルシルセスキオキサン、水添レシチン、デキストリン、EDTA-2Na、デヒドロ酢酸、酸化鉄
この商品には植物オイル・エキスが配合されています。植物のアレルギーがある人は注意しましょう。
その他に苦手な成分がある人も、成分表示をよく確認してから使用してください。
エチュード ポンポンヘアシャドウを試したレビュー
出先でも使いやすい仕様
ヘアファンデーションを使うのは初めてですが、ひとまず自分の髪色に一番近そうなナチュラルブラックを選んでみました。
公式サイトなどの商品画像では仕様が分かりにくいですが、容器の上側にパウダーが入っていて、フタ裏にミラーも付いています。そして、容器の下にパフが格納されています。
ヘアファンデーションはパレットタイプのものも売られていますが、出先で塗り直すことを考えると、この形の方が扱いやすいかもしれません。サイズもそれほど大きくなく、重量も軽いので無理なく持ち歩けます。
ふんわり付いて自然な仕上がり
私が選んだのはカラーバリエーションの中でもっとも濃い色でしたが、ふんわりした発色で自然に仕上がりました。
もっとベタっと付くものをイメージしていたのですが、ぽんぽんと乗せていくだけで特にぼかさなくても違和感が出ません。
少しずつ自然に色づいていくので、分け目が広いところなど、ある程度面積をカバーしたいときは、何回か重ね塗りするとよいようです。上の画像も、気になるところに2~3回重ね塗りしています。
少し気になったのは、パフだと細かい部分には塗りにくいことです。眉などの細かい部分に塗りたいときは、アイシャドウブラシを利用するとよいでしょう。
水濡れ・こすれに強い
化粧もちを調べるため、流水を1分ほどかけたあと、ティッシュで拭き取ってみました。テストの結果、水で濡らしてもほとんど落ちることはなく、ティッシュにもほぼ色が付きません。
実際のメイクでも、頭を触ると指が汚れるわりにはメイクアップ効果が長く続き、頭を洗うまで気になる部分がしっかりカバーされたままでした。
円形脱毛症などのカバーにも
ヘアファンデーションというとミ年齢が高くなってからの薄毛・白髪カバーのイメージがありますが、円形脱毛症などのカバーにも役立ちます。口コミを見ると、子供の脱毛症に利用している人もいるようです。
円形脱毛症はある日突然気付くものですが、これは気になったときにすぐに買える価格なので、いざというときに頼りになりそうです。
また、いつも同じ髪型をしていて前髪や分け目が広くなってしまったときにも使えますし、アイブロウの代わりとしても使えます。
石鹸で簡単に落とせる
塗るときは髪を手でかき分けながら塗布しますが、そのとき髪に塗ったパウダーで指が汚れることがあります。
指に付着したパウダーは、石けんで手洗いすれば簡単に落とせます。
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また、髪や頭皮に塗ったパウダーもシャンプーで簡単に落とせるので、クレンジングは必要ありません。
髪がポソポソになる・長い白髪は隠せない
この商品は、基剤にタルクが含まれています。タルクはベビーパウダーの基剤にも使われる粉体で、髪に塗るとつやが消えてポソポソした質感になります。
「エチュード ポンポンヘアシャドウ」も塗った部分は髪のつややかさが消えてしまうため、人によっては気になることもあるかもしれません。
また、根元の白髪程度ならカバーできますが、髪を染めるものではないため、長い白髪は隠せません。白髪隠しとして使う場合は、次の白髪染めまでの期間を少し伸ばせる程度と考えるとよいでしょう。
帽子や寝具への色移りには注意が必要
「エチュード ポンポンヘアシャドウ」は、塗ったところに触ると色移りします。そのため、帽子や寝具を汚してしまうことがあります。洗濯で落とせると思いますが、シルクなど高価な素材のものには付着しないよう気を付けた方がよいでしょう。
また、使用中に頭を掻くなどすると、指にも色が付きます。
色移りする前提で使わなければならない点は少し不便ですが、気になるところを簡単にカバーできるのは助かります。
エチュード ポンポンヘアシャドウの販売店
エチュードの商品は、マツモトキヨシグループのお店やローズマリー、PLAZA、サンドラッグ、ロフトで販売しています。ただし、これらはブランド自体の取扱店のため、個別のアイテムについては、販売店によって取り扱い状況が異なる可能性もあります。
近くに取扱店がない場合は、ネットでも購入できます。ネットではQoo10、楽天市場、Amazonに公式ストアがあります。なお、当面は公式サイトでも購入できますが、公式サイトの販売サービスは2025年9月17日で終了となります。
まとめ
「エチュード ポンポンヘアシャドウ」は、生え際や分け目をカバーするためのヘアファンデーションです。
私が試したのはもっとも濃いナチュラルブラックでしたが、ふわっと色づいて違和感なく仕上がりました。水濡れやこすれに強く、悩みを長時間カバーできるので、大切な日にも安心して使えます。
デメリットは色移りしやすく、指や帽子などを汚しやすいことです。ですが、高価なヘアファンデーションが多い中、必要なときに気軽に買い求められる価格ですので、助かる人も多いと思います。