メイクの仕上がりを大きく左右する「毛穴」。気になる凹凸や黒ずみを、きれいにカバーできたらうれしいですよね。そんなときに役立つのが、毛穴用下地です。
ここでは人気の毛穴用下地の中から、「毛穴かくれんぼ下地」を紹介します。成分について解説しながら、実際の商品をレビュー。使い方・落とし方・販売店も紹介します。
毛穴を隠してくれる部分用下地を探している人は、参考にしてください♪
- シルクアレルギーの人
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毛穴かくれんぼ下地の使い方・落とし方
使い方と使用順序
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スキンケア(化粧水、クリームなど)
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日焼け止めクリーム
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毛穴かくれんぼ下地
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化粧下地
適量を指先に取り、毛穴が気になる部分にくるくるとやさしくなじませます。量が多すぎるとヨレの原因になるので注意しましょう。
落とすときはクレンジングが必要
「毛穴かくれんぼ下地」はシリコーン系下地ですので、落とすときはクレンジングが必要です。ベース成分が油性のため、基本的にはクレンジングオイルなど油で落とすタイプのメイク落としがおすすめです。
ですが、肌への密着力がそれほど高くないので、拭き取りタイプのメイク落としでも落とせます。
毛穴かくれんぼ下地の販売店
実店舗では、全国のハンズ・ロフト・プラザなどのバラエティショップで販売しています。また、一部ドラッグストアでも取り扱っている可能性があります。ただし、店舗によっても取り扱い状況が異なります。
ネットでは上記ショップのECサイトやAmazon、楽天市場、アットコスメショッピング、公式オンラインショップなどで購入できます。
毛穴かくれんぼ下地を試したレビュー
酸化亜鉛フリーの毛穴用部分下地
【全成分】
ジメチコン、シクロペンタシロキサン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、アクリレーツクロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、イソノナン酸イソノニル、ジメチルシリル化シリカ、シルク、セリシン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲンクロスポリマー、トリエトキシカプリリルシラン、水、BG、ハイドロゲンジメチコン、メチコン、フェノキシエタノール、酸化チタン、タルク、酸化鉄、水酸化Al
「毛穴かくれんぼ下地」は、シリコーン*系毛穴用下地です。紫外線防止効果はありませんが、酸化亜鉛が含まれていないので亜鉛アレルギーの人も使えます。
ただし、シルク系の成分が含まれているので、シルクにアレルギーがある人は使用を避けた方がよいでしょう。
*ジメチコン、シクロペンタシロキサン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、ハイドロゲンジメチコン、メチコン
ムースのようなテクスチャー。容器の使いやすさはイマイチ
ふたを開けると、ムースのようなふわふわのクリームが入っています。クリームの質は軽くてやわらかく、スムーズに肌に伸びます。匂いはほぼなし。
気になったのは、チューブタイプのものに比べると少し使いにくいことです。1回の使用量はごくわずかですが、ジャー容器だと必要な分だけを取ることが難しいのです。
また、最後まで清潔に使うなら、スパチュラを自分で用意した方がよいかもしれません。ですが、スパチュラを使うとメイクの動線が若干悪くなります。
容量・価格は12g 1,925円。一度に使う量は限られているので、長く持ちそうです。
凹凸を埋めるが色によるカバーはなし
効果としては肌の凹凸を埋めてくれるもので、色で隠す効果はありません。凹凸をカバーする効果も、類似の他社製品に比べると低めです。これ単体では黒ずみが見えたままの状態なので、ファンデーションなど「色でカバーするアイテム」を併用する必要があります。
ファンデーションなどを重ねれば黒ずみが目立たなくなりますが、最終的なカバー力は上に重ねるアイテムにかなり依存します。
皮脂に強くテカリも抑えられる
基剤がシリコーンなので皮脂に強く、また皮脂吸着パウダーとしてタルクが配合されているので、テカリも抑えられます。
私が試した限りでは、くずれるときも消えてなくなる感じで汚くなりませんでした。ですが、肌の状態によっては毛穴落ちするという意見もあるようなので、すり鉢状に開いた毛穴に使う場合は、ごく薄く塗るようにした方がよいかもしれません。
まとめ
「毛穴かくれんぼ下地」は日焼け止めクリームのあと、化粧下地の前に使います。毛穴が気になるところに、指でくるくるとやさしくなじませます。シリコーンベースですので、落とすときはクレンジングが必要です。
カバー力としては肌の凹凸を埋めてくれるもので、色で隠す効果はありません。そのため、最終的なカバー力は上に重ねるファンデーションなどに大きく依存します。ですが、皮脂に強くテカリも抑えられます。カバー力はもっとすぐれている商品もありますが、酸化亜鉛フリーの商品を探している人には選択肢の一つになりそうです。