パーマやカラー、紫外線、摩擦など、過酷なストレスに晒され続ける髪の毛。枝毛や切れ毛、髪のパサつきに悩まされている人も多いですよね。
そんなときに頼りになるのがアウトバストリートメントですが、さまざまな製品があるのでどれを選べばよいか迷ってしまいます。
そこでここでは優秀なアウトバストリートメントの中から、オルビスのエッセンスインヘアミルクとトリートメントヘアウォーターを紹介します。
両方を使い比べながら紹介していくので、洗い流さないトリートメントを探している人は参考にしてください♪
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オルビスのエッセンスインヘアミルクを、トリートメントヘアウォーターと使い比べました
トリートメントヘアウォーターで美容師さんに髪を褒められた
ことの起こりは去年の秋。そろそろ美容院に行こうかというタイミングになって、かつてないほど髪が傷んだのです。手触りはパサパサ、毛先には無数の枝毛・・・。気付けばそこここに、数ミリほどの切れ毛もチラチラと落ちています。
背中まで伸ばした髪を、できればあまり切らずに伸ばし続けたいですが、この状態で美容院に行ったらきっと、10㎝は切られてしまうでしょう。
それで以前に買うも存在を忘れていた、オルビスのトリートメントヘアウォーターのことを思い出したので、一週間くらいプシュプシュしてから美容院に行ったら、
「前回パーマとカラーをしてだいぶ経ってるのに、不思議なほど傷んでないですね(・・?)」
と目を白黒させながら褒められ、毛先を少しカットするだけで済んだのです。
確かに手触りや見た目はだいぶ改善していましたが、美容師さんから見ても傷んでいない状態まで修復できたことに、私も驚きました。
今度はエッセンスインヘアミルクを買ってみた
というわけでトリートメントヘアウォーターは美容師さんが首をかしげるほど効くことが分かりましたが、調子に乗ってプシュプシュしていたら残り少なくなってしまいました。
それでしばらく手入れをサボっていたらまた傷んできたので、今度はより保湿力が高そうなエッセンスインヘアミルクを買ってみることにしたのです。
去年の秋からさらに髪が長く伸びたので、前よりも傷みやすくなっていることを考えてのことでした。
ヘアウォーターも効くけどヘアミルクはよりしっとり
ヘアウォーターとヘアミルクはどちらも洗い流さないトリートメントですが、ヘアミルクはよりしっとりした仕上がりです。
オイルカットのオルビス製品なので油分は含まれていないはずですが、油脂を使っていないことが信じられないほど、しっとりと落ち着いた髪に仕上がるのです。
そこまで酷くないダメージであればヘアウォーターで十分ですが、傷みが酷い髪にはヘアミルクの方がよさそうです。
公式サイトによると、特に傷んだ部分やパサつきが気になるときにはヘアウォーターとヘアミルクを重ねて使用するとよいとのこと。
今のところは単品使いで大丈夫ですが、ケアが追い付かなくなることがあればW使いも試してみようと思います。
ヘアウォーターは寝ぐせ直しやブロー用にも使える
トリートメントヘアウォーターは、ポンプ式で手を汚さずに使えるのが魅力。さらっとしたミストタイプなので、寝ぐせ直しやブロー用としても使えます。
価格は本体が180ml 1,100円、詰め替え用 180ml 880円。オルビスは2個目以降は詰め替えで安く買えるのもよいですよね。
【こんな人におすすめ】
- 指通りが悪く、つやも不足している
- 毎朝、寝ぐせが付きやすい
- 髪が根元から傷んでいる気がする
トリートメントヘアウォーターの成分
主成分は「18-MEA類似成分」。「18-MEA」というのはキューティクルの主成分で、髪のまとまりや指通りを大きく左右します。
毎日の生活の中で失われやすいので、こうしたアイテムで補ってあげるとよいようです。
【トリートメントヘアウォーターの全成分】
水、エタノール、アモジメチコン、グリセリン、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、ダイズステロール、クレアチン、加水分解ヒアルロン酸、プロパンジオール、γ-ドコサラクトン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ジメチコン、ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、クオタニウム-18、セトリモニウムクロリド、クエン酸Na、クエン酸、PEG-200水添ヒマシ油、フェノキシエタノール
エッセンスインヘアミルクは整髪料代わりにも便利
エッセンスインヘアミルクはしっとりと仕上がることから、傷んでまとまりにくい髪を落ち着かせたいときの整髪料代わりにも便利です。
私の髪はコシがないため、みつあみを作るにも難儀するほどまとまりにくいのですが、これをなじませると嘘のように扱いやすい髪になります。
エッセンスインヘアミルクをたっぷりなじませた状態。広がりやすくまとまりにくい、アラフィフの乾いた猫っ毛もすとんと落ち着きます。
パサついて枝毛ができやすい毛先もこの通り。
価格は本体が140g 1,320円、詰め替え用 140g 1,100円。
エッセンスインヘアミルクの成分
エッセンスインヘアミルクの主成分は「CMC類似成分」。「CMC」とは髪にもともと含まれる成分です。髪内部の成分の流出を防ぎ、ダメージでバラバラになりがちな内部の線維をくっつける役割を担っています。
一度失われた「CMC」は新たに生成されることはないため、外から補うことが大切です。
【エッセンスインヘアミルクの全成分】
水、ジメチコン、セタノール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、イソペンチルジオール、ダイズステロール、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、ネオペンタン酸イソデシル、PEG-12ジメチコン、マルチトール、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、セリン、トレオニン、バリン、アラニン、プロリン、フェニルアラニン、イソロイシン、ヒスチジン、PCA、PCA-Na、乳酸Na、ソルビトール、PPG-10メチルグルコース、フェニルトリメチコン、ベヘントリモニウムメトサルフェート、BG、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、ステアリン酸グリセリル(SE
)、セトリモニウムクロリド、クエン酸、EDTA-2Na、フェノキシエタノール
髪の状態や仕上がりの好みで選ぶのがおすすめ
エッセンスインヘアミルクとトリートメントヘアウォーターは、髪の状態や仕上がりの好みで選ぶのがおすすめです。
特にダメージが気になるときやしっとりと落ち着かせたいときは、エッセンスインヘアミルクがよいでしょう。
ですがそこまでダメージが酷くない場合や、寝ぐせ直し・ブローに使うのであればトリートメントヘアウォーターがおすすめです。
私は傷みやすいロングヘアを維持している間はヘアミルクをメインに使って、短くしたらまたヘアウォーターに戻そうと思っています。
お高いラサーナを使っていたこともありますが、オルビスも効果はまったく負けていませんし、お給料日前でも気軽に買える値段も気に入っています。
まとめ
オルビスのエッセンスインヘアミルクとトリートメントヘアウォーターは、どちらも洗い流さないトリートメントです。
ダメージを補修する効果はどちらも高いので、髪の状態や仕上がりの好みで選ぶのがおすすめです。
- エッセンスインヘアミルク:特にダメージが気になるときやしっとりと落ち着かせたいとき
- トリートメントヘアウォーター:そこまでダメージが酷くない場合や、寝ぐせ直し・ブロー用
公式サイトによると、両方を重ねて付けてもよいそう。続けやすい値段も魅力なので、ダメージヘアが気になるならぜひ試してみてくださいね!