見た目年齢を大きく左右する、シミやくすみ。「年を追うごとに濃くなるそばかすが悩み」という人もいますよね。
誰でも気軽に試せる解決策は美白化粧品ですが、美白によいといわれる成分にはさまざまな種類があるため、「どの成分が効果的なの?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか?
そこでここでは、美白有効成分の種類ごとの違いについて解説します。自分に合った美白化粧品の選び方も教えるので、シミ・そばかす・くすみが気になる人は参考にしてください♪
【言葉の変遷】「美白」というワードは使えなくなるかも?
本題からは逸れますが、近年、「美白またはそれに該当する言葉」が、世界の化粧品業界で廃止されつつあります。理由は大きく2つ。
- 「美白」というワードからは「白い肌の方が美しい」という価値観が感じられるため、人種差別に繋がる。
- 赤道直下の地域に暮らす、黒い肌を持つ人々が白い肌を目指すことによる、健康被害が問題になっている。(紫外線が強い地域では、メラニン色素によって肌や体を守る必要があります。)
こうした背景を受けて、日本でも一部のメーカーでは、「美白」という言葉を使わない動きが出てきています。 「美白」の代わりに使われる単語の一つが、「ブライトニング」です。
本来は「美白」と「ブライトニング」では意味が異なりますし、欧米のブランドの中には「ブライトニングも差別に繋がるから使わない」というところもあります。
ですが、今のところ他に妥当な表現が見つからないのと、シミ・そばかす・くすみケアの話ができないのは困るので、暫定措置として当サイトではなるべく「ブライトニング」に置き換えています。
シミ・そばかすができるメカニズム
「シミ・そばかすに効く成分」を見極めるためには、シミ・そばかすができるメカニズムを知っておく必要があります。
シミのもととなるメラニン色素を作っているのは、表皮と真皮の境目にある「メラノサイト」という細胞です。
紫外線やストレスなどの刺激を受けると、肌表面に活性酸素が発生します。そうすると、「メラノサイト」で「チロシナーゼ」という酵素が生成されます。
「チロシナーゼ」と肌の中のアミノ酸「チロシン」が反応すると、「ドーパ→ドーパキノン→メラニン色素」と変化していきます。
これらのメカニズムは、紫外線などから体を守るために必要なものですが、過剰に生成されたメラニン色素が上手く排出されないと、肌に蓄積されてシミ・そばかすになります。
代表的なブライトニング有効成分の種類
ブライトニング有効成分は、種類によって作用機序が異なります。代表的なブライトニング有効成分には、以下のものが挙げられます。
- ハイドロキノン
- ナイアシンアミド
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- トラネキサム酸
- エナジーシグナルAMP
また、レチノールのように、「ブライトニング有効成分に認められていない成分」の中にも、ブライトニング効果が期待されている成分もあります。
ハイドロキノン
「肌の漂白剤」とも呼ばれ、他のブライトニング有効成分の10~100倍の効果を持つといわれる成分です。皮膚科でのシミ治療にも使用されています。
シミを防ぐだけでなく、「還元作用」によってすでにできているシミを淡色化する効果があり、即効性も高いことが、他のブライトニング有効成分とは大きく異なる点です。
デメリットは皮膚刺激がやや強いこと。特に、ハイドロキノンを塗った状態では紫外線の刺激を受けやすくなるため、使用には注意が必要です。
また、高濃度の製品は部分使いにとどめ、顔全体には塗らないようにしましょう。敏感肌の人やハイドロキノンが初めての人は、濃度2%前後までのものが比較的刺激が少ないです。
アンプルール クリアコンセントレートHQショット
2023年3月に発売された新製品。ハイドロキノンを高濃度配合した、部分用美容液です。レチノールとのハイブリッド処方により、アンプルール史上最高の※ブライトニング力を誇ります。
高濃度のため、夜のみ使用します。全顔には使えません。また、使用期間中は肌がデリケートになるため、日中は日焼け止めの使用が推奨されています。
容量・価格は11ml 12,100円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
ビーグレン QuSomeホワイト2.0
2021年のリニューアルで、ハイドロキノン濃度が2.0%にアップ。全顔に使える夜用美容液です。
ハイドロキノンの効果をサポートする成分として、「メラトルピン」「TGP2」「アミトース」も配合。 今あるダメージをケアしながら、未来のダメージも防ぎます。
独自の浸透技術「QuSome(キューソーム)」によって、成分が角層にしっかり届いて留まります。
容量・価格は15g 6,600円。約7日間お試しできるトライアルセット「7 day Special Set プログラム1」もあります。トライアルセットは1,490円です。
ビーグレンには365日返品・返金保証があり、肌に合わないときや効果に満足できないときは返品できるので、敏感肌の人も安心して試せます。
>>【全成分付き】ビーグレンのQuSomeホワイトケアをシミに試したレビュー
ランテルノ ホワイトHQクリーム
純ハイドロキノン5%配合の、高濃度クリームです。ビタミンC誘導体、ビタミンA、幹細胞エキスなどが主成分をサポートし、頑固な点をケアします。
容量・価格は10g 3,044円。お得なまとめ売りもあります。 なお、肌に合わないときは、商品到着日から14日以内であれば返品できます。
アルブチン
ハイドロキノンにブドウ糖を結合させて、安定化させた誘導体がアルブチンです。コケモモなどの植物にも含まれています。
ハイドロキノンがすでにあるシミ・そばかすを薄くするのに対し、アルブチンは未来のシミ・そばかすを予防する効果があります。メラニン色素の生成に関わる酵素の活性を抑えることで、シミ・そばかすを防ぎます。
ハイドロキノンに比べると刺激が少なく、顔全体に使えます。
なお、アルブチンには「αアルブチン」と「βアルブチン」の2種類があり、有効成分に承認されているのは「βアルブチン」のみ。そのため一般的には、アルブチンといえば「βアルブチン」を指します。
しかし、最近になって「αアルブチン」の方が10倍以上効果が高いことが分かり、注目を集めています。
ディセンシア サエル ホワイトニング クリーム コンセントレート
敏感肌の※ブライトニングを考えた、医薬部外品のクリームです。ブライトニング有効成分にアルブチンを配合。肌荒れを防ぐ有効成分として、グリチルリチン酸2Kも配合しています。
肌表面にうるおいバリアのヴェールを形成して角層に美容成分を閉じ込め、乾燥などの外部刺激から肌を守ります。 植物エキスによる、ローズとローズマリーのさわやかな香りも魅力。
リピーターが多く、季節に合わせて同ブランドの高保湿ライン「アヤナス」と使い分ける方法も人気です。
容量・価格は30g 6,050円/リフィル 30g 5,500円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
なめらか本舗 薬用美白美容液
※ブライトニング有効成分にアルブチンを配合した、医薬部外品の美容液です。肌荒れ・ニキビを防ぐ有効成分として、グリチルレチン酸ステアリルも配合されています。
保湿成分には、北海道産丸大豆「ゆきぴりか」由来の豆乳発酵液や、ビタミンC・E誘導体を配合。 化粧水・美容液・乳液を兼ね備えたオールインワンタイプですが、比較的さらっとした仕上がりです。
容量・価格は100ml 1,320円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
ちふれ 美白美容液 VC&AR(旧 美白美容液 W)
2023年7月1日に名称変更。旧商品名は「美白美容液 W」です。※ブライトニング有効成分のアルブチンと、安定型ビタミンC誘導体を配合した医薬部外品の美容液です。
無香料・無着色・アルコール無添加。容量・価格は30ml 1,210円/詰め替え用1,100円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
ナイアシンアミド
「ニコチンアミド」とも呼ばれる有効成分で、ブライトニング、抗肌荒れ、シワ改善の3つの効果が認められています。さまざまな肌悩みをマルチにケアできる成分として、近年人気が高まっています。
ブライトニング効果としての作用機序は、2つあります。一つはメラニン色素の生成抑制。そして、メラニン色素が肌表面に輸送されていくのも阻害します。
ブライトニング有効成分には皮膚刺激が強いものもありますが、ナイアシンアミドは肌への刺激が少ないので、敏感肌の人にも比較的使いやすいです。
ランコム クラリフィック ブライトニング セラム
韓国の先進美容「ウォーターピーリング」に着想を得た、医薬部外品の※ブライトニング美容液です。 6つの承認効能を持ち、多角的なアプローチで美肌を叶えます。
- シミ・そばかすを防ぐ
- 肌にうるおいを与える
- 肌をなめらかに整える
- ニキビを防ぐ
- 油分バランスを整える
- 皮膚を保護する
ブライトニング有効成分は、「ピュアナイアシンアミド」を配合。みずみずしくやわらかい肌に導く角質ケア成分「PHA」や、肌をなめらかに整える「ブナエキス」も配合しています。
日本人女性に合わせた処方にするため、開発・製造は日本国内で行っています。
容量・価格は30ml 16,500円/50ml 23,100円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
ちふれ 薬用リンクル美容液
有効成分にナイアシンアミドを配合した、薬用美容液です。これ一つで肌荒れを防ぎながら、※ブライトニングケアとシワ改善も叶えます。
肌表面にうるおいの膜を作る、ヒアルロン酸も配合。高保湿のミルクタイプなので、簡単に済ませたいときは化粧水とこれだけでもお手入れを完了できます。
容量・価格は30ml 3,080円/詰め替え用 2,750円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
オルビス リンクルブライト セラム
ナイアシンアミドが※ブライトニングとシワ改善を同時に叶える、医薬部外品の美容液です。
ナイアシンアミドのメラニンの受け渡しを抑制する作用によって、肌表面にメラニンが届きにくくなり、未来のシミ・そばかすを防ぎます。
さらに、「4Dモーションクッション処方」によるしなやかなハリ膜が肌を包むことで、しわの原因となる、表情が動いたときの肌負担を軽減します。
オイルカット処方なので、油分が苦手な人も安心です。 容量・価格は30g 4,950円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
ビタミンC誘導体
ビタミンCはシミ・そばかすを防ぐのによく、皮脂バランスを整える効果もあります。しかし、熱や光、酸化に弱くて壊れやすく、肌にも浸透しにくいのでそのままでは使えません。
そこでビタミンCにリン酸をくっつけることで、安定性を高めて肌に浸透しやすくしたものが「ビタミンC誘導体」です。
メラニン色素の前駆体を、さらに前の段階の物質に還元するなどの働きによって、メラニン色素の生成を抑える作用があります。
また、メラニン色素を還元作用によって淡色に変化させることもできるため、すでにできてしまったシミを薄くする効果も期待できます。 化粧品のビタミンC誘導体は、成分表示では以下の名称で記載されています。
- リン酸アスコルビルMg
- リン酸L-アスコルビルマグネシウム
- L-アスコルビン酸2-グルコシド
- アスコルビルグルコシド
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
- パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
- 3-O-エチルアスコルビン酸
- イソステアリルアスコルビルリン酸2Na
- カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸など
アスタリフト エッセンス インフィルト
有効成分にビタミンC誘導体を配合した、医薬部外品の高機能※ブライトニング美容液です。抗肌荒れ有効成分として、グリチルリチン酸ジカリウムも配合。
独自技術によってナノ化した、ツボクサエキス「ナノAMA」も高配合しています。みずみずしく伸びのよいテクスチャーで肌にしっとりとなじみ、透明感のある肌に導きます。
容量・価格は30ml 7,700円/レフィル30ml 7,150円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液
※ブライトニング有効成分にビタミンCを配合した、医薬部外品の美容液です。本来は壊れやすい成分ですが、長年の研究により、安定した状態で配合しています。
うるおい成分として、各種ビタミンC誘導体も配合。独自の浸透処方によって、シミのもとまで届いてメラニンの生成を抑えます。
ニキビ予防の有効成分として、ビタミンB6(皮脂抑制)、アラントイン(抗炎症)、イソプロピルメチルフェノール(殺菌)も配合。ニキビ・吹き出物が気になる人にもおすすめです。
容量・価格は20ml 1,628円。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
ミノン 薬用 マイルド ホワイトニング
外的刺激を受けやすい敏感肌・乾燥肌のために作られた、医薬部外品の※ブライトニング美容液です。
ブライトニング有効成分は、ビタミンC誘導体の一種「L-アスコルビン酸2-グルコシド」。抗肌荒れ有効成分のグリチルリチン酸2Kも配合されています。
アルコール無添加、弱酸性。アレルギーテスト・パッチテスト・スティンギングテスト済みです。
すべての人にアレルギーが起こらないとは限りませんが、「ブライトニング系の化粧品は刺激が強くて苦手」という人は成分表示を確認の上、合いそうなら候補に入れてみるとよいでしょう。
容量・価格は30g 2,027円(Amazon参考)。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、肌の炎症の原因となるたんぱく質「プラスミン」の産生・増加を抑える成分です。プラスミンはメラニンを作る細胞を活性化させるので、これを抑えることによってシミ・そばかすを防ぐ効果があると考えられています。
炎症を抑えるので、肌荒れを防ぐ有効成分としても認められています。
メーカーによっては、「m-トラネキサム酸」「ホワイトトラネキサム酸」などの慣用名で呼ばれることもあります。
HAKU メラノフォーカスEV
2つのブライトニング有効成分「※4MSK」と「m-トラネキサム酸」を配合した、医薬部外品の美容液です。2023年3月のリニューアルで肌なじみが向上し、整肌成分として「エイジツエキス」が新配合されました。
有効成分がシミの根元まで浸透し、メラニンの生成を抑えることで未来のシミ・そばかすをしっかり防御。 マイナスイオンを持つ「4MSK」とプラスイオンを持つ「m-トラネキサム酸」が互いに引き合い、肌に素早く浸透します。
「メラニンの生成を抑える」ことを考えるなら、表皮の一番奥でメラニン色素を作っている「メラノサイト」に届く必要があるので、浸透力にこだわっているという意味では高い効果が期待できる商品といえます。
※4MSK:4-メトキシサリチル酸カリウム塩
肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白クリーム
医薬部外品のブライトニングクリームで、メラニン色素を作る「メラノサイト」にアプローチします。 Wの有効成分として、「ホワイトトラネキサム酸(ブライトニング)」と「グリチルリチン酸2K(抗炎症)」を配合。
ビタミンC誘導体、ビタミンEも配合されており、2種のヒアルロン酸が角層の内側と外側の両方から肌のうるおいを守ります。
弱酸性、無香料、無着色、鉱物油フリー、アルコールフリー、パラベンフリー。
容量・価格は50g 1,409円(Amazon参考)。
米肌 肌潤美白エッセンス
有効成分にトラネキサム酸を配合した、医薬部外品のブライトニング美容液です。シミの発生原因にアプローチすることで、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎます。
保湿成分には「ライスパワーⓇ№7(米発酵エキス№7-A)」を配合。乾燥によるくすみが気になる肌を、うるおいで満たすことで明るい印象に導きます。 さらっとした使用感で、春夏に使いやすいようです。
容量・価格は30ml 8,800円。
【全成分付き】米肌のトライアル「潤い美白体感セット」を試したレビュー
エナジーシグナルAMP
大塚製薬独自の薬用有効成分です。角層のもととなる「基底細胞」のエネルギー代謝を高めることで、肌のターンオーバーを促す作用があります。
エナジーシグナルAMPの「AMP(アデノシン-リン酸)」は、種子や球根、木の芽、母乳といった「成長するために大きなエネルギーを必要とするもの」に含まれている成分です。 その「AMP」の働きを研究して誕生したのが、エナジーシグナルAMPなのだそう。
シミ・そばかすの正体が「排出しきれなかったメラニン色素」であることを考えると、期待値の高い成分といえそうですね。
ただし、こちらは独自成分のため、大塚製薬の製品にしか配合されていません。
インナーシグナル リジュブネイトエキス
ターンオーバーの遅れがシミの原因の一つであることに着目した、医薬部外品のブライトニング美容液です。洗顔後すぐ、化粧水の前に使います。
有効成分は独自開発の「エナジーシグナルAMP(アデノシン-リン酸二ナトリウムOT)」。肌荒れを防ぐ有効成分「グリチルリチン酸2K」も配合されています。
表皮の最下層である、基底層まで届く高浸透技術も自慢です。
ターンオーバーを促すことで、メラニンの排出を促進。メラニン色素の蓄積を抑えることで、シミ・そばかすを防ぐ仕組みです。
乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済み。メラニンの排出と保湿、2つの面からアプローチすることで、ハリと透明感のある肌に導きます。
容量・価格は30ml 11,000円。14日間お試しできるトライアルセットは1,500円です。
【番外編】レチノール
レチノールは、真皮を活性化させてコラーゲンの生成を促すことで、しわ・たるみを改善する有効成分として知られています。ニキビ跡にも効果的です。
ブライトニングの有効成分ではありませんが、ターンオーバーを促進する作用があることから、肝斑を含むシミへの効果も期待されています。
なお、レチノールとはビタミンAのこと。そのままだと不安定なので、化粧品に配合するときは誘導体化するのが一般的です。
また、ハイドロキノンと同様に皮膚刺激がやや強いため、レチノールを使用している間は肌が過敏になります。使用期間中は、日中は日焼け止めを必ず塗るようにしましょう。
ビーグレン QuSome レチノA
医薬部外品ではないため、シミ・そばかすへの効果ははっきりと謳っていませんが、代表的なレチノールクリームの一つです。
3種類のビタミンAとビタミンEをハイブリッド処方。さまざまな肌悩みにマルチに対応します。 乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済みということもあり、特にしわ取りクリームとして知られています。
容量・価格は15g 6,600円。約7日間試せるトライアルセット「7 day Special Set プログラム3」は1,490円です。
365日返品保証有り。
キールズ DS RTN リニューイング セラム
主要成分にレチノール、ナイアシンアミド、セラミドを配合。 こちらも医薬部外品ではないため、「薬機法の制限の範囲での表現しかできないので、レチノールとナイアシンアミドの成分自体の効能から、いろいろお察しください」な説明しかできませんが・・・。
レチノールもナイアシンアミドも、さまざまな肌悩みのケアに使われる成分です。
乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済み。刺激を抑えた処方なので、敏感肌にも使いやすいです。
容量・価格は30ml 8,910円/50ml 12,320円。
クリニーク スマート リペア セラム
次世代型レチノイド「レチノイン酸ヒドロキシピナコロン」を配合。
独自のハリ成分「CL1870ペプチド複合体」として、「アセチルヘキサペプチド-8・パルミトイルトリペプチド-1・パルミトイルテトラペプチド-7・ホエイタンパク・カフェイン・海藻抽出エキス」も配合しています。
保湿成分にはヒアルロン酸Naが配合されています。肌密度やなめらかさが気になる人にもおすすめです。
容量・価格は30ml 10,450円。
ブライトニング化粧品の選び方
「予防」したいのか「淡色化」したいのか
ブライトニング成分は大まかに、「シミ・そばかすを防ぐだけのもの」と「すでにできてしまったシミを淡色化できるもの」に分けられます。
したがって、「未来のシミ・そばかすを予防できればよい」という人と、できてしまったシミを薄くしたい人では、適した成分が異なります。
ブライトニング化粧品は、自分の目的に合った成分が配合されているものを選ばなければ意味がありません。
ブライトニング成分の配合量は十分か
すぐれたブライトニング成分が入っていても、十分な配合量でなければ効果が出にくくなってしまいます。 ブライトニング化粧品を選ぶときは、目当ての成分の配合量が十分かどうかもチェックしてみましょう。
確実なのは、「医薬部外品(薬用化粧品)」に分類されている商品を選ぶ方法です。医薬部外品であれば、効果を発揮するために必要な量の有効成分が配合されていることが保証されています。
医薬部外品でない一般化粧品の場合は、成分表示の前の方にブライトニング成分が記載されているものを選ぶと、配合量が多い可能性が高いです。
ただし、基本的には配合量が多い順に記載しますが、1%以下の成分は順不同で書けるため、少量しか配合されていない成分が前の方に書かれている場合もあります。
アイテムは美容液やクリームがおすすめ
一般的に化粧品は化粧水よりも、美容液やクリームの方が、美容成分が多く配合される傾向があります。
そのため、ブライトニング効果を重視するのであれば、アイテムは美容液やクリームを選ぶのがおすすめです。
ライン使いできればベストですが、「とりあえず試しに何か一つだけ」というときは、美容液かクリームを選ぶとよいでしょう。
使用感や肌との相性はどうか
基礎化粧品は長く使い続けていくもの。ブライトニング系のスキンケアであれば、効果が出てくるまでに時間がかかるのでなおさらです。
長く続けるためには「使用感が好みに合っているか」、「肌との相性はよいか」という点も非常に重要になってきます。
有効成分以外の成分で合わないものが含まれていることもあるので、苦手な成分が分かっている人は成分表示も確認してみるとよいでしょう。
その上でできれば最初は、サンプルやトライアルサイズで様子を見てみると安心です。
まとめ
ブライトニング有効成分にはさまざまな種類があり、種類によって効果の出る仕組みが異なります。
また、効果の出方によって、「シミ・そばかすを防ぐだけのもの」と「すでにできてしまったシミを淡色化できるもの」があるため、目的に合った成分を選ぶことが大切です。
なお、ブライトニング効果を重視するのであれば、化粧水よりも美容液やクリームで取り入れるのがおすすめです。
サンプルやトライアルサイズが用意されているものも多いので、そうしたものも賢く利用しながら、自分に合った商品を探してみてくださいね。
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