【コスメコンシェルジュの私物紹介】
2024年7月に発売された、チーク界のニューフェイス「ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ」。品質に定評のあるディオールのアイテムということで、SNSや口コミサイトでも話題になっていますよね。
当サイトでもカラー「287」をブルベ夏のコスメコンシェルジュが試したので、今回はそのレビューをお届けします。
「ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ 287」について色味や発色を知りたい人は、参考にしてください♪
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ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウの特徴・成分
チーク&ハイライトの2色パレット
「ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ」は、チークとハイライトがセットになった2色パレットです。計算された色と質感によって、血色感と輝き、立体感を演出します。
カラーは全4色。
- 100 ディオリッシモ(イエベ秋におすすめ)
- 257 ディオリビエラ(イエベ春・ブルベ冬におすすめ)
- 287 ディオラムール(ブルベ夏におすすめ・この記事でレビューしているカラー)
- 457 ディオレット(イエベ春におすすめ)
容量・価格は8g 8,470円。
ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウの全成分
【全カラー共通の成分表示】
マイカ、エチルヘキサン酸セテアリル、シリカ、グリセリン、加水分解コメタンパク、カプリリルグリコール、水・ポリソルベート20、イソステアリン酸Na、スクワラン、エチルヘキシルグリセリン、香料、1,2-ヘキサンジオール、ブラシル酸エチレン、ジェランガム、塩化Ca、テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル、合成フルオロフロゴパイト、クエン酸Na、キサンタンガム、トコフェロール、加水分解サンシキスミレエキス、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、ジメチコン、ステアリン酸亜鉛、ラウロイルリシン、マルトデキストリン(+/-)酸化チタン、酸化鉄、カルミン、ホウケイ酸(Ca/AI)、酸化スズ、マンガンバイオレット、コンジョウ
後ろの方の(+/-)以降に書かれている成分は、カラーによって入っている成分が異なります。
287をブルベ夏が試したレビュー
布地のような美しいフォーミュラ
フタを開けると綿生地で包んであるかのような、繊細で美しいフォーミュラが現れます。こうした外観の美しさは、デパコスの醍醐味ですね。
287はマットピンクのチークと、ライラックのハイライトのセットです。ハイライトには微細なブルーパールが配合されています。
ケースにムダな厚みがなく、鏡も付いているので、出先でも使いやすそうです。
ただし、ブラシは付属しないので、別途用意が必要です。この辺りは、環境負荷を減らす取り組みの一環なのかもしれません。
台所洗剤のようなニオイが気になる
外観の素晴らしさはさすがディオールといったところですが、香料がきつく、台所洗剤のようなニオイがするのが気になります。
ですが、あくまでニオイだけで洗剤の成分が入っているわけではないので、そこは安心して大丈夫です。
パール感がキレイだが発色はほぼなし
ブラシで肌に乗せてみると、細かいパールがチラチラと光るのが分かりますが、発色はほぼなし。
上の画像は腕の内側に2色のパウダーをそれぞれ3回重ね塗りしたものですが、色も輝きもあまりに繊細で、スマートフォンのカメラでは色を捉えることができませんでした。
白い紙に塗ればあるいはと思って試しましたが、それでもほとんど発色しません。
単体だとカメラ越しでは塗っているのが分からないため、手持ちのクリームチークに重ねて比較したのが次の画像です。
やはり、写真では塗っているのが分からないですね。ですが、実物を近くで見るとパール感がとてもキレイなのです。これは、チークの色味を抑えたいときか、あるいはクリームチークなどに重ねてニュアンスチェンジに使うのがよさそうです。
ギラギラしない上品なパール感なので、年齢やシーンを選ばずに使えます。
「これでないと」という決め手には欠ける
上品なパール感が美しい商品ですが、「これでないと」という決め手には欠けるように思います。プチプラならちょっとした感動を味わえそうなパール感ですが、約8千円というお値段を考えると、他にもっとよい選択肢がありそうにも思えてしまうのです。
ですが、アイシャドウでも知られる粉質のよさは健在ですので、ディオールの粉ものが好きな人にはよいかもしれません。
また、色がほどんど付かないことは、肌色を選ばずに使えるということでもあるかと思います。
まとめ
「ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ287」は、ブルベ夏におすすめのカラーといわれています。ですが、発色がほとんどないので、実際は肌色を問わずに使えそうな印象でした。
色はほとんど付きませんが、繊細で上品なパール感が楽しめます。そのため、チークの色味を抑えたいときや、手持ちのチークのニュアンスチェンジに重宝しそうです。
ただし、お値段を考えると、リピートする価値があるかどうかは判断が分かれそうに思われました。