【体験レビュー】1,000円以下限定☆使えるプチプラ化粧水3選

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

記事内に広告を含みます

化粧水は、ケチらずたっぷり付けることが大切だと言いますよね。ですが、ローションパックやボディのお手入れもとなると、結構な量が必要になります。

そこで1,000円以下で買えるプチプラ化粧水の中から、私が試しておすすめと思えたものだけを厳選してご紹介します。価格の安さはもちろんですが、1ヶ月以上使っても肌に刺激がなく、使用感がよかったもの・水分をしっかり与えてくれることにこだわって選びました。

有名な製品だけでなく、知る人ぞ知る隠れた逸品も掲載しています。納得できる化粧水を探している人は、ぜひ読んでみてくださいね。全成分を掲載しているので、敏感肌の人も参考にしやすいようになっています。

サッパリ!「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」(650円)

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」の製品特徴

ベタつかないさっぱりした使用感で浸透に優れており、重ねるほど肌になじむ化粧水。天然ハトムギエキス(保湿成分)を配合し、肌荒れのないなめらかな素肌に保ちます。

毎日たっぷりと使えるように、大きめサイズの500ml仕様。心地良く効果的なスキンケアで肌にみずみずしい潤いを与えます。

香料や着色料など、保湿に不要な成分は極力使わないシンプルな処方。低刺激性で肌にやさしく、安心してお使いいただけます。

引用元:ナチュリエ公式サイト

メーカーによると、スキンケアの最初に、肌がヒンヤリするまでたっぷり使って欲しいそうです。水分補給効果を高めたいときは、3分ほどのローションパックもおすすめな模様。プレ化粧水として使ってもよいそうです。

「他のメーカーのものに比べて、ずいぶんたくさん入っているなあ」と思っていましたが、「たっぷり使えるように」と言う配慮だったのですね。

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」の配合成分

  • DPG
  • BG
  • グリセリン
  • ハトムギエキス
  • グリチルリチン酸2K
  • (スチレン/アクリレーツ)コポリマー
  • エタノール
  • クエン酸
  • クエン酸Na
  • メチルパラベン
  • プロピルパラベン

大容量だけに保存料は入っていますが、香料や着色料と言った不要な添加物は入っていないようです。

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」の体験レビュー

サッパリしていてプレ化粧水にもおすすめ

私も約1本、使ってみました。使用感としてはサッパリタイプの化粧水です。刺激はなく、肌が水分で満たされる感じがして気持ちよいです。

保湿以外にはこれと言った効果は感じませんでしたが、クセがなく肌への馴染みがよいので使いやすいです。プレ化粧水として使用しても、後から重ねる化粧水の邪魔になりません。

ただ、真夏でも使えるサッパリ感なので、乾燥肌の人はメインの化粧水がこれだと物足りないと思います。ですが、肌を柔らかく整えてスキンケアの浸透を助けてくれるので、乾燥しやすい人もプレ化粧水として使用する使い方ならおすすめです。

しっとりタイプの化粧水の効果アップにも使える

ちょうど私が乾燥肌なので、私の肌でプレ化粧水として使う方法も試してみました。しっとりタイプの化粧水だけのときよりも肌が潤って柔らかくなり、とてもよい感じです。

先に「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」で保湿することで、後から重ねる化粧水の量を節約できるメリットもありました。高価なスキンケアを好む人も、1本持っていると大活躍間違いなしです。

ボディーのお手入れも、「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」で肌を整えてからクリームなどを塗ると、よりしっとりします。

安いから惜しみなく使える

想像通り、コスパは非常によかったです。毎晩、全身にもバシャバシャ使っていましたが、2ヶ月くらい持ちました。


全身に2ヶ月使っても、まだ少し残ってます。

また、メイク落としの後、お風呂に入るまでの間など、すぐに洗い流してしまうときも、「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」のお値段なら抵抗なく使えます。

夏のお風呂上りの、汗が引くまでの「とりあえずの保湿」にも気兼ねなく使えて便利です。


夏のお風呂上りは、スキンケアをしてもすぐに汗で流れてしまうのでもったいない気がしますが、低価格な化粧水なら気兼ねなく使えますね。

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」がおすすめな人

以下のいずれかに当てはまる人におすすめです。

  • オイリー肌
  • プレ化粧水として使いたい
  • 化粧水は安いものをたっぷり使いたい

使い方次第で、肌質はあまり問わずに活躍します。刺激もベタ付きもないので、ニキビ肌の人にもよさそうでした。

サッパリ!「麗白 ハトムギ化粧水」

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」が合う人には、「麗白 ハトムギ化粧水」もおすすめです。

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」がなくなり掛けたので再度購入しようと思い、ショッピングサイトで検索したらこちらを見付けたので試しに購入してみました。

1,000ml入りでハトムギスキンコンディショナーの2倍の容量なのに、値段が同じくらいだったからです。販売店によって多少値段が違いますが、私が購入したお店は700円くらいでした。他に500ml入りもあり、500ml入りは詰め替え用も発売されています。


「ハトムギスキンコンディショナー」もかなり容量が多いですが、それより2倍も多く入っていてお値段は同じくらいです。

「ハトムギスキンコンディショナー」以上に惜しみなくバシャバシャ使えますが、全身にたっぷり使っても3ヶ月以上は持ちそうです。顔だけなら半年は持つのではないでしょうか。

「麗白 ハトムギ化粧水」の成分

  • グリセリン
  • DPG
  • メチルグルセス/5/3
  • グリセリン
  • BG
  • ヒアルロン酸Na
  • ハトムギ種子エキス
  • グリチルリチン酸2K
  • キサンタンガム
  • (スチレン/アクリレーツ)コポリマー
  • PEG-60水添ヒマシ油
  • クエン酸
  • クエン酸Na
  • フェノキシエタノール
  • メチルパラベン
  • プロピルパラベン

「ハトムギスキンコンディショナー」よりも配合されている成分が多いですが、使い心地はとてもよく似ていました。肌に合わない成分がなければ、個人的には「麗白 ハトムギ化粧水」の方がよりコスパがよくておすすめです。

「麗白 ハトムギ化粧水」の体験レビュー

サッパリしてるから肌が潤うまでたっぷり付けられる

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」同様に、サッパリしていて水分だけをしっかり与えてくれる印象です。ベタ付きがないので、肌が水分で満たされるまでたっぷり付けられます。

プレ化粧水としても使ってみましたが、「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」と同じように使えました。やはり保湿以外の効果は特に感じませんが、肌に水分を与える役割はしっかり果たしてくれます。

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」とよく似た使用感ですが、強いて言えば「麗白 ハトムギ化粧水」の方がわずかに保湿力が高いように感じました。

店頭では売ってない?

今回ご紹介する3製品の中で、コスパは最強です。ただ、内容量が多いので重量が重すぎて持ち帰りにくいせいか、店頭では見掛けたことがありません。実店舗では扱っていないか、取扱店舗が非常に少ないものと思われます。

安くて優秀なのにあまり話題にならないのも、実店舗で売られていないので知っている人が少ないからなのかもしれません。ネット通販だと、楽天市場やAmazonなどで購入できます。


何しろ1リットルも入っていてかなり重たいので、通販で買った方がよいかもしれませんね。

また、中身を出すときはポンプを途中まで押すのがコツです。ポンプが大きいので、素直に一番下まで押してしまうと、手のひらで受け止めきれないほど中身が大量に出てしまうので気を付けましょう。

シャンプーの容器と並べてみました。化粧水にしては、かなり大きめのポンプです。ポンプを押すときは、途中までで止めましょう。

「麗白 ハトムギ化粧水」がおすすめな人

以下のいずれかに当てはまる人におすすめです。

  • オイリー肌
  • プレ化粧水として使いたい
  • 化粧水は安いものをたっぷり使いたい

こちらも使い方次第で、肌質はあまり問わずに活躍します。成分の相性で個人差はありますが、ニキビ肌の人も合いやすいと思います。

ウルウル!「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」(200ml入り700円)

「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」の製品特徴

岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズです。乾燥が気になる敏感肌にうるおいをたっぷり与えて保護します。肌保護成分のスベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、保湿効果の高いリピジュアR(ポリクオタニウム-51)、ヒアルロン酸を配合しました。

無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済み(すべての方にアレルギーが起きないわけではありません)

引用元:無印良品オンラインストア

同シリーズの化粧水は、さっぱりタイプとしっとりタイプもあります。しっとりタイプと高保湿タイプでは、よりしっとり感が高いのが高保湿タイプです。

容量は200mlの他に、携帯用50ml、大容量400mlもあります。

「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」の成分

  • DPG
  • グリセリン
  • PEG-32
  • ジグリセリン
  • グリコシルトレハロース
  • 加水分解水添デンプン
  • ヒアルロン酸Na
  • アラントイン
  • グレープフルーツ種子エキス
  • ポリクオタニウム-51
  • スベリヒユエキス
  • BG
  • フェノキシエタノール
  • PCA-Na
  • クエン酸Na
  • クエン酸

「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」の体験レビュー

高保湿でもベタ付かない

とろみのあるテクスチャーで保湿力が高いですが、ベタベタしないので使いやすいです。サッパリタイプの化粧水では物足りない人におすすめです。

プレ化粧水と併用もおすすめ

乾燥肌向けの化粧水としては比較的サッパリめの使用感なので、人によっては保湿力が物足りなく感じるようです。

そこで、「麗白 ハトムギ化粧水」を肌にしっかり浸透させてから、「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」を重ね付けする実験をしてみました。そうしたところ、「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」だけのときよりも保湿力がアップしました。

「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」との重ね付けも試しましたが、どちらも潤い感がアップしておすすめです。


物足りない場合は、「ナチュリエ ハトムギスキンコンディショナー」+「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」または、


「麗白 ハトムギ化粧水」+「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」がおすすめ。水分が逃げないよう、最後にクリームやオイルでフタをしましょう。

別売りポンプなしでも使える

ポンプが別売りされているので、広口でドバっと出てしまうボトルなのかと思いきや、内ブタでボトルの口が小さくなっているので、ポンプなしでも問題なく使えました。


画像だと分かりにくいですがボトルの口は意外に小さく、別売りのポンプがなくても中身が出すぎることはありません。フタを開け閉めするのが面倒でなければ、ポンプなしでも大丈夫です。

「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」がおすすめな人

「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」は、こんな人におすすめです。

  • お肌の乾燥が気になるが、ベタ付くスキンケアは苦手

乾燥肌の人にはおすすめですが、オイリー肌の人にはベタベタしすぎると思います。

保湿だけなら安い化粧水でも充分

今回、お手頃価格の化粧水を色々試してみて感じたのは、「お肌に水分を与えるだけなら、安い化粧水でも高価な化粧水でも効果は変わらない」と言うことでした。高機能を謳う化粧水や、デパートで販売されている価格帯の高い化粧水も過去に使用しましたが、今回試したものと違いは感じません。むしろ、お給料日前でも買えるメリットの方が大きいです。

また、プチプラだとまとめ買いしやすいので、家の中のあちこちに置いてこまめにケアできるメリットもありました。今回選んだものはすべてプラスチック容器で落としても割れる心配がないので、置き場所を選ばないのもよかったです。

値段を気にせずに使える化粧水を1本持っておくと、お肌の強い味方になってくれます。記事を参考に、あなたのお肌とお財布に相性のよい化粧水を見付けてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*