SKⅡとアルケミーは危険?■アルケミーを試してみた結果!酵母系コスメの成分・効果・コスパを徹底比較

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

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酵母系のスキンケアに注目する向きがありますが、「SKⅡとアルケミーはどちらが肌にいいの?」、「酵母系スキンケアを試したいけれど、SKⅡとアルケミー、どちらを先に試すのがおすすめ?」と迷ってしまってチャレンジできずにいませんか?

ひと口に酵母系といっても、SKⅡとアルケミーでは使用している酵母が異なるため、成分や効果が異なります。酵母系スキンケアを試したい人は、アルケミーから試すのがおすすめです。

SKⅡとアルケミーを比較しながら、なぜアルケミーを先に試したほうがよいのか解説します。アルケミーの体験レビューも掲載するので、ぜひ参考にしてくださいね!

SKⅡよりアルケミーの方が肌にやさしい

 

SKⅡとアルケミーは、酵母の働きを利用することで健やかな美肌を叶えることを目指したスキンケアです。どちらも酵母を配合していることが最大の特徴ですが、成分に違いはあるのでしょうか?

サンプルとして、化粧水の成分を比較してみましょう。

  SKⅡ「フェイシャルトリートメントエッセンス」  アルケミー「プライマリーローション」
酵母発酵成分 ピテラ ベガル
その他の成分
ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ):独自開発の天然酵母の発酵代謝物。ビタミン、アミノ酸などの美肌成分が含まれている
BG:うるおい成分。グリセリンに似ているが、よりベタつきや刺激が少ない
ペンチレングリコール:保湿成分
安息香酸Na:防腐剤
メチルパラベン:防腐剤
ソルビン酸:防腐剤(旧表示指定成分
 
 
 
BG:保湿成分
エタノール:溶剤
グリセリン:保湿成分
加水分解ヒアルロン酸:保湿成分
乳酸桿菌溶解質液:皮膚コンディショニング剤

 

 

ジグリセリン:保湿成分
ベタイン:天然アミノ酸系保湿成分
プロパンジオール:保湿成分
水酸化レシチン:保湿・柔軟剤
シクロメチコン:感触改良剤
1,2-ヘキサンジオール:溶剤
水酸化Na:pH調整剤
カプリルヒドロキサム酸:防腐剤
香料
容量 75ml 140ml
価格 10,890円 4,180円
トライアルセットの価格 10,890円 1,100円

アルケミーはこれといって危険な成分は含有されておらず、毒性が低い成分が選ばれています。強いていえば、肌質などの個人差でお肌に合わない人がいる、という程度です。

一方、SKⅡは旧表示指定成分など、発がん性などの毒性が指摘される成分も配合されています。効果の高さで評判がよい製品ですが、人によっては毒性が影響することもあるかもしれません。

香料が使用されていない利点がありますが、口コミによると酵母独特の匂いが強めのようで、「SKⅡは匂いが苦手」という人もチラホラいました。

酵母もSKⅡよりアルケミーの方が肌にやさしい

SKⅡの酵母発酵成分「ピテラ」

ピテラは牛乳から作られる

SKⅡに含まれる酵母は「ピテラ」といって、「ガラクトミセス」という特殊な酵母が発酵するときに生成される液体です。ピテラは、お酒を造る「杜氏」と呼ばれる職人が、年配にもかかわらず柔らかく美しい手をしていることをヒントに発見されました。

SKⅡのスキンケアに含まれる「ガラクトミセス培養液」は、「ガラクトミセス」という菌を牛乳で培養し、濾過したものです。この、濾過のときに残る液体が「ピテラ」の正体です。

ピテラにはアミノ酸やAHAが含まれている

「ピテラ」には、牛乳の糖やたんぱく質が発酵によってアミノ酸や糖、アルコールに変化した物質が溶け込んでおり、これらの物質が美肌に役立つと考えられています。

牛乳が発酵する際に、ピーリング作用のあるAHAも生成されるため、ピテラには角質を柔らかくする効果もあります。しかし、ピーリング作用を持つAHAはお肌が弱い人だと刺激を感じる可能性があります。お肌が強く、古い角質が溜まりやすい人は合うと思います。

アルケミーの酵母発酵成分「ベガル」

ベガルの原料は自社農園の植物

一方、アルケミーの発酵酵母「ベガル」は植物を育む土壌の研究をもとに誕生した成分です。「ベガル」の原料となるのは、北海道旭川の自社農園で有機栽培した、栄養分たっぷりの植物です。

ベガルは肌馴染みがよく、ピーリング成分が含まれていない

ベガルにもお肌に必要な糖やミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれています。さらに、ベガルの成分構造は、お肌に元々存在する天然保湿因子NMFとよく似ているため、肌なじみがよく、お肌に浸透しやすい性質を持っています。

SKⅡのピテラとは原料が異なるため、刺激や肌トラブルの原因となるAHAは含まれていません。そのため、SKⅡがピリピリしてしまう人も、アルケミーならお肌に合う可能性があります。特に、お肌が弱い人はアルケミーの方が無難です。

SKⅡのジェネリック的なアルケミーは値段が安い

 

SK2が酵母系スキンケアの先駆け的な存在なのに対し、アルケミーはSK2のジェネリック的な製品といえるので、アルケミーの方が圧倒的に値段が安いです。どちらの化粧水も約2ヶ月分くらいの容量なので、1ヶ月当たりのコストは

  • SKⅡの化粧水は約9,350円
  • アルケミーの化粧水は約2,090円

です。化粧水以外のアイテムもアルケミーの方が低価格で、すべてのアイテムを揃えても、1ヶ月当たり8千円くらいでお手入れできます。

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アルケミーは「基本プラン」で購入するとさらに安くなる

 

アルケミーは1アイテムずつでも購入できますが、複数のアイテムがセットになった「基本プラン」で購入すると、最大15%オフで購入できます。

通常購入は送料550円が掛かりますが、基本プランでの購入なら、購入金額にかかわらず全国送料無料です。

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SKⅡとアルケミーなら、アルケミーを先に試すのがおすすめ

 

SKⅡとアルケミーで迷っているなら、アルケミーから試すのがおすすめです。アルケミーの方が価格が安く、成分も安全性が高いものを使用しているからです。

「アルケミーが合わなかったらSKⅡ」という順番で試した方が、ムダな投資が少なくて済みます。

トライアルセットもSKⅡは9,900円くらいしますが、アルケミーなら1,100円で買えるので試しやすいです。

アルケミーのトライアルセット

アルケミーのトライアルセットは送料無料1,100円

  1. クレンジング
  2. 洗顔料
  3. 化粧水
  4. 美容液
  5. クリーム
  6. デイクリーム

の6種類のアイテムが試せます。

アルケミーのトライアルセットはこちらから購入できます♪

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アルケミーはリニューアルでうるおい・ハリ効果がアップ

アルケミーは以前からリピーターが多く、評判のよいスキンケアです。そのアルケミーが 2021年1月2日にリニューアル

快適な使用感はそのままに、うるおい・ハリ効果がアップしています。

化粧水、美容液、ナイトクリームは、独自美容成分ベガルを従来の1.8倍配合

さらに、新たな成分として、化粧水には加水分解ヒアルロン酸、美容液にはシロキクラゲ多糖体を配合しています。いずれも高い保水力を持つ成分なので、よりいっそううるおいに満ちた肌になれそうです。

パッケージもより洗練された上品なデザインに変更。以前は薄いピンクを基調としていましたが、現在はベージュホワイトのボトルになっています。

リニューアルしたアルケミーを使ってみた

最初はフルラインでお試しできるトライアルがおすすめ

アルケミーが初めてなら、最初はフルラインでお試しできるトライアルセットで様子を見るのがおすすめです。安全性が高く、評判もよいスキンケアですが、化粧品はどうしても、肌に合わない人も出てくるからです。

ちなみに以前のトライアルセットを購入済みの人も、リニューアル後のトライアルセットを1回までは購入できます。

 

【セット内容】

  • メイク落とし16g
  • 洗顔料15g
  • 化粧水20ml
  • 美容液7ml
  • クリーム3g
  • デイクリーム3g

約1週間使える容量で、価格は1,100円送料無料です。使い方の冊子も付いてくるので、初めてでも分かりやすいです。

メイク落としはファンデーションがするする落ちる

まずはメイク落としのメイク落ち効果を実験。口紅は若干落ちにくかったものの、ファンデーションは軽くなじませるだけでするする落ちていきました

左から順に口紅、アウトドア用ファンデーション、落ちにくいファンデーションを塗っています。

ポイントメイクは先に専用リムーバーで落としておいた方がよさそうですが、ベースメイクやチークは、肌に負担をかけずに落とせそうです。

1回の目安量はサクランボ大ですが、滑りが悪いようなら多めに使います。また、手と顔が乾いた状態でしか使えないので、その点は注意しましょう。

使い方は指先で混ぜるように温めてから、メイクとなじませます

現品は130g入り3,850円。

洗顔料はさっぱりした洗い上がりで普通肌~脂性肌向き

洗顔料はかなりさっぱりした洗い上がりです。乾燥肌にはおすすめしませんが、普通肌~脂性肌の人には快適な洗い心地だと思います。

1回の目安量はアーモンド粒大で、泡立ちは普通程度。もっとしっかり泡立てたい場合は、泡立てネットを使うとよさそうです。

現品は100g入り3,300円。

化粧水はさらっとした感触で肌なじみバツグン

化粧水はさらっとした感触で、肌なじみがバツグンです。目安量は500円玉大ですが、半量ずつ手に取って顔になじませるのがポイントです。なじませたら、もう一度半量を手に取って顔になじませましょう。

半量ずつ2回に分けてなじませることで、さらさらの化粧水が手からこぼれずに、目安量全てを肌に入れ込むことができます。

旧製品を使ったのがだいぶ前なので、記憶があやふやになっていますが、以前のものよりも香りがよくなっているような気がします。

前はもっと酵母の甘い香りが前面に出ていた気がしますが、リニューアル後のこちらは温かみのあるローズの香りが感じられます。

現品は140ml入り、4,180円。

美容液はややとろみありで、素早く肌になじむ

美容液はややとろみのあるテクスチャーですが、こちらも驚くほど素早く肌になじみます

目安量は大きめのパール粒大指先で混ぜるように軽く温めてから顔全体になじませていきます

こちらもローズの香りですが、生花の冷たい匂いではなく、温かみのある香りが感じられます。

現品は50ml入り5,500円。

クリームはややしっとりした感触でベタつきなし

こちらも指先で混ぜるように軽く温めてから使います目安量はパール粒大。ややしっとりした感触でベタつきがなく、すぐに肌になじみました

香りは化粧水や美容液と同じ、ローズとゼラニウムを基調とした、温かみのあるフローラル調です。

量が少なめですが、容器がやわらかいので絞れば最後まで使えます。

現品は25g入り7,700円。

アルケミーのスキンケアは3ステップなので、今どきのスキンケアにしては重ねるアイテムが多めです。ですが、いずれのアイテムも素早く肌になじむので、どんどん次のアイテムを重ねていけます。

デイクリームは過剰な皮脂分泌を抑えてくれる

デイクリームは過剰な皮脂分泌を抑え、紫外線から肌を守ってくれます。紫外線防止効果はSPF36PA+++と、なかなか頼もしい数値。

保湿力を感じながらもベタつかない付け心地で、メイクの邪魔にもならなそうです。

化粧下地としても使えて、塗ると少しトーンアップできました

全身に使えますが、顔のみの使用の場合で大きめのパール粒大が1回分の目安です。

こちらもローズの香りですが、グリーンが効いているため、他のアイテムに比べると少しさっぱりした香りになっています。

現品は25g入り4,180円。

全体的にややしっとりした使用感

私は肌質の関係で、メイク落としと洗顔料はアルケミーに限らず使えませんが、化粧水以降のスキンケアは全体的にややしっとりした使用感でした。

40代で乾燥肌の私はアルケミーだけだとしわっぽさが気になりましたが、もともとプレエイジングケアにおすすめのスキンケアラインのため、30代くらいまでの肌にはこれだけで充分だと思います。

40代以降の人や特に乾燥が気になる人が使うのであれば、油分の多いクリームや美容液などを重ねるとよさそうです。

トライアルはクリーム2品の見分けがつきにくい

現品だとまた容器の形状が違うのですが、トライアルに関してはクリーム2品の見分けがつきにくいのが不便でした。

どちらも同じ形状・サイズのボトルに入っているため、使うたびにどちらが朝用でどちらが夜用か確認する羽目になるのです。

フタにシルバーのラインが入っている方が夜用なのですが、次に使うときには忘れてしまうので、毎回確認し直しです。

まとめ

SK-Ⅱとアルケミーで迷っているなら、初めにアルケミーを試すのがおすすめです。

 SK-Ⅱは刺激の強い成分が含まれていて値段も高いのに対し、アルケミーは毒性の低い成分のみで値段も安いからです。

 したがって、「アルケミーを試してみて、合わなければSK-Ⅱ」という順番で試すのがより安全性が高く、効率的です。

 アルケミーはプレエイジングケアを考えたスキンケアのため、年齢が高い人には物足りない可能性もありますが、トライアルなら1,100円で試せるので、まずはそちらで様子を見てみるとよいでしょう。

他ではトライアルセットの値段が1,500円になっている情報もありますが、下のバナーからなら1,100円で同じ内容のものが買えちゃいます♪

 

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