【ナイアシンアミド11%】アピボタニカ モイスチャークリームを試したレビュー

この記事を書いた人
小鳥遊 文子
コスメコンシェルジュ

【保有資格】 ・2022年~:日本化粧品検定1級 ・2023年~:特級コスメコンシェルジュ/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級) 化粧品を信仰しない、フラットな目線からの記事作成を心掛けています。

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さまざまな肌悩みに対応できて、コスパがよいことでも大人気の化粧品成分「ナイアシンアミド」。コスメコンシェルジュの私も、注目している成分の一つです。
ここでは、そのナイアシンアミドを配合したスキンケアの中から、「アピボタニカ モイスチャークリーム」を試したレビューを書きます。使い心地や保湿力、気になった点などを紹介します。

ナイアシンアミド配合の保湿クリームを探している人は、参考にしてください♪

この商品で注意が必要な人
  • ユズアレルギーの人

  • バラ科アレルギーの人

  • パイナップルアレルギーの人

アピボタニカ モイスチャークリームの特徴・成分

ナイアシンアミド11%配合の保湿クリーム

「アピボタニカ モイスチャークリーム」は、ナイアシンアミドを11%配合した保湿クリームです。くすみ*¹・ハリ・化粧ノリなど、年齢とともに増える複数の肌悩みをケアします。

また、保湿成分に7つのセラミド*²+4つのフルーツ由来セラミド*³+ヒマワリセラミド*⁴と、2つのコラーゲン*⁵を配合。カサつきがちな肌にうるおいを与えます。

香料・着色料不使用。容量・価格は30g 2,480円。

>>アピボタニカ モイスチャークリームの販売ページ

ナイアシンアミド配合化粧品の効果とは?選び方とおすすめ商品9選

*¹ 乾燥による
*² セラミドNG、セラミドAP、セラミドAG、セラミドNP、セラミドNS、セラミドEOP、セラミドEOS
*³ リンゴ果実エキス、パイナップル果実エキス、ユズ果実エキス、フィトステリルグルコシド/グルコシルセラミド
*⁴ ヒマワリ種子エキス
*⁵ 加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン

アピボタニカ モイスチャークリームの全成分

水、ナイアシンアミド、BG、グリセリン、スクワラン、オリーブ油脂肪酸セテアリル、セタノール、ステアリルアルコール、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、ヒマワリ種子エキス、リンゴ果実エキス、パイナップル果実エキス、ユズ果実エキス、フィトステリルグルコシド/グルコシルセラミド、セラミドNG、セラミドAP、セラミドAG、セラミドNP、セラミドNS、セラミドEOP、セラミドEOS、加水分解ローヤルゼリータンパク、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、ローヤルゼリーエキス、ジメチコン、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ステアレス-25、ヒドロキシアセトフェノン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ポリソルベート60、アセチルヒアルロン酸Na、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ペンチレングリコール、水添レシチン、フィトステロールズ、デシルグルコシド、オレイン酸Na、ラウリン酸ポリグリセリル-5、コレステロール、ベヘン酸、カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシン

「アピボタニカ モイスチャークリーム」には、リンゴ果実エキス、パイナップル果実エキス、ユズ果実エキスが含まれています。これらのフルーツにアレルギーがある人は、使用を控えてください。

皮脂分泌が抑えられる可能性あり

「アピボタニカ モイスチャークリーム」は基本的には、保湿力が高い処方です。しかし、ナイアシンアミドは濃度が2%を超えると、皮脂分泌を抑制する作用が出てきます。

そのため、人によっては皮脂が少なくなることで、乾燥を感じることもあるかもしれません。その場合は他のアイテムで油分を足すとよいです。

なお、肌のつやがなくなるなど、もともとの肌質以上に乾燥する場合は、何らかの成分が肌に合っていない可能性があります。その場合は使用を中止してください。

アピボタニカ モイスチャークリームを試したレビュー

とてもしっとりした塗り心地

「アピボタニカ モイスチャークリーム」は水飴を少しゆるくしたようなテクスチャーで、とてもしっとりした塗り心地です。

水を基剤とする水性クリームとしては、保湿力がかなり高め。「乾燥が気になるけれど、油性クリームではしつこすぎる」というときにちょうどよい使い心地です。

おすすめの肌質は、乾燥肌・混合肌(乾燥傾向が強め)です。混合肌でも脂性寄りの肌質には、少し重いかもしれません。

保湿効果が長く持続する

保湿効果が長く持続するので1日中しっとりした感触が続きました。私は肌にあまり残らないタイプの化粧水などと組み合わせたので、保湿力はほぼこのクリームだけに頼りましたが、乾燥を感じることはないようです。

スパチュラが別途必要

一つ気になったのは、スパチュラが付属しないことです。水が基剤の化粧品は傷みやすいため、できれば手を直接容器に入れるのは避けた方がよいでしょう。

最後まで衛生的に使うならスパチュラを別途用意するか、あるいは清潔なスプーンを利用するとよいです。

>>アピボタニカ モイスチャークリームの販売ページ

まとめ

「アピボタニカ モイスチャークリーム」は、ナイアシンアミドを11%配合した保湿クリームです。セラミド*をはじめとする保湿成分が贅沢に配合されており、年齢とともに増える肌悩みをケアしながら、うるおいを与えます。

水性クリームとしてはかなり高めの保湿力で、乾燥肌や乾燥傾向が強めの混合肌におすすめの使い心地です。保湿効果が長続きするのも、評価できます。

ただし、高濃度のナイアシンアミドによって皮脂量が減る可能性があるため、乾燥が気になる場合は他のアイテムで油分を足すなど調整するとよいです。


* セラミドNG、セラミドAP、セラミドAG、セラミドNP、セラミドNS、セラミドEOP、セラミドEOS、リンゴ果実エキス、パイナップル果実エキス、ユズ果実エキス、フィトステリルグルコシド/グルコシルセラミド、ヒマワリ種子エキス

この記事で紹介した商品の総合評価
アピボタニカ モイスチャークリーム
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