「目元をしっかりケアしたいけれど、敏感肌なのでアイクリームはどれも滲みてしまう」。そんなお悩みに応えるべく、2023年8月に発売された「ミノン アミノモイスト エイジングケア アイクリーム」♡
私も興味を持っていた折にちょうど、コスメコンシェルジュ向けの製品発表会が行われ、参加者へのプレゼントとして、発売元の第一三共ヘルスケア株式会社様より上記商品をいただきました。
そこでここでは、「アミノモイスト エイジングケア アイクリーム」を試したレビューと、成分解析を書きます。
肌への負担が少ないアイクリームを探している人は、参考にしてください♪
アミノモイスト エイジングケア アイクリームとは?
敏感肌のためのシワ改善アイクリーム
「アミノモイスト エイジングケア アイクリーム」とは、ミノンアミノモイストのエイジングケアラインから発売されている、敏感肌のためのシワ改善アイクリームです。
有効成分にシワ改善成分のナイアシンアミドと、肌荒れを防ぐグリチルリチン酸2Kが配合されています。ナイアシンアミドはメラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ効果も認められています。
「敏感肌はアイクリームが滲みてしまう」という声から誕生した商品で、デリケートな肌にも使えることを重視しています。
容量は25g(約2ヶ月分)、参考価格は3,080円です。
11種類のアミノ酸を贅沢配合
ミノンのスキンケアは保湿成分にアミノ酸を使用していることが特徴ですが、このアイクリームも合計11種類のアミノ酸を配合しています。
その内訳はうるおいで満たしバリア機能をサポートする「保潤アミノ酸9種類*¹」と、キメを整え肌に透明感を与える「清透アミノ酸2種類*²」です。
さらに、ハリを与える成分として「ヤシ油脂肪酸水解コラーゲンK」も配合されています。
*¹ L-バリン、トレオニン、セリン、L-ロイシン、プロリン、ヒスチジン、グリシン、アラニン、アルギニン
*² L-リシン塩酸塩、トリプトファン
エイジングケア アイクリームの成分解析
- 有効成分:ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K
- その他の成分:水、濃グリセリン、BG、水添ポリブテン、パルミチン酸オクチル、脂肪酸ジペンタエリスリチル-1、アラキルグルコシド・アラキルアルコール・ベヘニルアルコール、ジメチコン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリグリセリン、ペンチレングリコール、PEG6000、SEステアリン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、パラフィン、ビタミンE、天然ビタミンE、ワセリン、トリシロキサン、ベタイン、ヒドロキシエチルセルロース、クエン酸Na、クエン酸、ポリアクリルアミド、軽質流動イソパラフィン、POEラウリルエーテル(7E. O. )、フェノキシエタノール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、ジエチレントリアミン5酢酸5Na液、アクリル酸アルキル共重合体エマルション-1、異性化糖、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、L-ロイシン、L-リシン塩酸塩、トリプトファン、DL-PCA・Na液、水酸化Na、PCA、乳酸Na液、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、L-バリン、プロリン、トレオニン、L-イソロイシン、ヒスチジン、L-フェニルアラニン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、水添大豆リン脂質、ラウリン酸ポリグリセリル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、ヤシ油脂肪酸水解コラーゲンK
成分名 |
成分の種類・特徴 |
配合目的・効果 |
---|---|---|
ナイアシンアミド |
有効成分(ビタミンB群) |
シワ改善・メラニン生成抑制 |
グリチルリチン酸2K |
有効成分 |
肌荒れ予防 |
水 |
|
水性基剤 |
濃グリセリン |
|
保湿 |
BG |
|
保湿・防腐補助 |
水添ポリブテン |
炭化水素 |
油性基剤 |
パルミチン酸オクチル |
エステル油 |
油性基剤 |
脂肪酸ジペンタエリスリチル-1 |
|
エモリエント |
アラキルグルコシド・アラキルアルコール・ベヘニルアルコール |
|
乳化 |
ジメチコン |
直鎖状シリコーン |
油性基剤 |
メチルフェニルポリシロキサン |
直鎖状シリコーン |
油性基剤 |
ポリグリセリン |
|
保湿 |
ペンチレングリコール |
高級アルコール |
保湿・防腐補助 |
PEG6000 |
|
製品の保水 |
SEステアリン酸グリセリル |
非イオン界面活性剤 |
乳化 |
ベヘニルアルコール |
高級アルコール |
乳化安定・硬さ調整 |
パラフィン |
炭化水素 |
硬さ調整・感触改良 |
ビタミンE |
|
製品の抗酸化 |
天然ビタミンE |
|
製品の抗酸化 |
ワセリン |
炭化水素 |
油性基剤 |
トリシロキサン |
直鎖状シリコーン |
油性基剤 |
ベタイン |
|
保湿 |
ヒドロキシエチルセルロース |
|
増粘 |
クエン酸Na |
|
pH調整 |
クエン酸 |
|
pH調整 |
ポリアクリルアミド |
|
増粘 |
軽質流動イソパラフィン |
炭化水素 |
被膜形成 |
POEラウリルエーテル(7E. O. ) |
非イオン界面活性剤 |
乳化 |
フェノキシエタノール |
芳香族アルコール |
防腐 |
グリセリンエチルヘキシルエーテル |
|
防腐補助 |
ジエチレントリアミン5酢酸5Na液 |
|
キレート |
アクリル酸アルキル共重合体エマルション-1 |
|
被膜形成 |
異性化糖 |
|
保湿 |
N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン |
アミノ酸誘導体 |
保湿 |
L-ロイシン |
アミノ酸 |
保湿 |
L-リシン塩酸塩 |
アミノ酸と塩酸の化合物 |
保湿 |
トリプトファン |
アミノ酸 |
保湿 |
DL-PCA・Na液 |
アミノ酸代謝物をナトリウム塩にしたもの |
保湿 |
水酸化Na |
|
pH調整 |
PCA |
アミノ酸代謝物 |
保湿 |
乳酸Na液 |
|
保湿・pH調整 |
アルギニン |
アミノ酸 |
保湿・pH調整 |
アスパラギン酸 |
アミノ酸 |
保湿 |
グリシン |
アミノ酸 |
保湿 |
アラニン |
アミノ酸 |
保湿 |
セリン |
アミノ酸 |
保湿 |
L-バリン |
アミノ酸 |
保湿 |
プロリン |
アミノ酸 |
保湿 |
トレオニン |
アミノ酸 |
保湿 |
L-イソロイシン |
アミノ酸 |
保湿 |
ヒスチジン |
アミノ酸 |
保湿 |
L-フェニルアラニン |
アミノ酸 |
保湿 |
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル) |
|
エモリエント |
水添大豆リン脂質 |
両性界面活性剤 |
乳化 |
ラウリン酸ポリグリセリル |
非イオン界面活性剤 |
乳化 |
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体 |
|
エモリエント |
ヤシ油脂肪酸水解コラーゲンK |
|
保湿 |
※一般的な配合目的から推測しているため、メーカーの意図とは異なることがあります。
アミノモイスト エイジングケア アイクリームを試したレビュー
密着性が高く、朝晩使える
「アミノモイスト エイジングケア アイクリーム」は、溶ける温度が異なる複数種類のオイル*を配合することで、伸びのよさと肌への密着性を両立しています。
するすると伸びるので摩擦による負担がかからず、それでいて肌にピタッと密着してくれます。 朝晩使えて、メイク前にも使えます。
気になる匂いなどもなく、やさしい使い心地です。
* ワセリン、脂肪酸ジペンタエリスリチル-1、パルミチン酸オクチル
4点置きしてやさしくなじませる
使い方は朝晩のスキンケアの最後に、片目につき米粒1つ分をなじませます。 上の図のように4か所にクリームを置き、目尻→下まぶた→目頭→上まぶた→目尻の順に、ぐるりと一周のばしていきます。
このときにゴシゴシとすり込むのではなく、こすらずに軽くなじませると肌に負担がかかりにくいです。
花粉症の人は使用時期に注意
他のアイクリームにも言えることかもしれませんが、花粉症の人は花粉シーズンは使用を避けた方がよいでしょう。 アイクリームの粘着性が花粉を引き寄せるため、塗らないときに比べて目の痒みが強く出てしまうのです。
かくいう私も、商品自体は続けやすそうでよかったのですが、試した時期が悪かったせいで花粉症の症状が悪化したため、シーズンが終わってから改めて使用することにしました。
ですが、シワ改善のための有効成分が配合されていて、しっとりした使い心地なので、乾燥肌の人やミドル・シニア世代のハリケアによいのではないかと思います。 コスパ的にもひと月当たり1,500円程度なので、無理なく続けられそうです。
アミノモイスト エイジングケア アイクリームはどこで買える?
「アミノモイスト エイジングケア アイクリーム」はマツモトキヨシやスギ薬局などのドラッグストアで買える他、オンラインショップでも購入できます。
オンラインショップはAmazon、LOHACO、楽天24、アットコスメショッピングで取り扱いがあります。
まとめ
「アミノモイスト エイジングケア アイクリーム」は、敏感肌のためのシワ改善アイクリームです。有効成分はシワ改善成分のナイアシンアミドと、肌荒れを防ぐグリチルリチン酸2Kの2種類が配合されています。
伸びのよさと肌への密着性が両立されており、しっとりと頼もしい塗り心地です。 花粉症の人は花粉シーズンの使用は避けた方がよさそうですが、その点を除けばよい商品ではないかと思いました。