「そろそろエイジングケアをしたいかも。初めてのエイジングケアはどれがおすすめ?」、「私の肌質に合う美容液を教えて!」。
今回はそんなお悩みに応えるべく、エトヴォスの「アルティモイストセラム」を紹介します。プレエイジングケアラインの美容液で、肌質を問わずに使えるというものです。
それを乾燥肌・敏感肌の私が、1ヶ月じっくりと試した様子を書いていきます。「アルティモイストセラム」の上手な使い方と全成分も紹介。
同じエトヴォスの美容液、「モイスチャライジングセラム」との違いについても解説します。
「アルティモイストセラム」に興味がある人、「モイスチャライジングセラム」との違いを知りたい人は、ぜひ参考にしてください♪
エトヴォス アルティモイストセラムを1ヶ月試したレビュー
さまざまな年代に使えるプレエイジングケア用美容液
「アルティモイストセラム」は、プレエイジングケア用美容液です。メインターゲットは20~30代のようですが、保湿に特化したラインなのでさまざまな年代に使えます。
40代の私はもう一つ上位の「バイタライジングライン」という選択肢もあるので悩みましたが、トライアルで試してとてもよかったので、今回のところは「アルティモイストセラム」をしばらく続けることにしました。
普通に買うと50ml 5,280円ですが、私は定期コースなので10%割引の4,752円で購入。エトヴォスの定期コースは回数縛りがなく、気軽に始められるのが気に入っています。
5種のヒト型セラミドとナイアシンアミドを高濃度配合
エトヴォスのスキンケアは、セラミドがたっぷり入っていることが最大の特徴です。「アルティモイストセラム」にも独自の「セラミディアルⓇコンプレックス」として、5種のヒト型セラミドとナイアシンが高濃度配合されています。
【5種のヒト型セラミド】
- セラミドEOP:保湿・外部刺激から保護
- セラミドNG:高い保湿効果
- セラミドNP:保湿・しわ対策
- セラミドAG:外部刺激から保護
- セラミドAP:保湿・しわ対策・ターンオーバーの促進
セラミドは肌のバリア機能に大きく関わる成分。さまざまな保湿成分の中でも、人間の肌にもともと存在するセラミドと同じ構造をしているため、肌になじみやすい成分です。
そしてナイアシンアミドはコラーゲンの生成を促すことで、うるおいとハリを与える成分です。
基本は化粧水とこれだけでお手入れ完了
公式サイトの説明によると、水系・オイル系ダブルの保湿成分を配合していて、1本で美容液+乳液の保湿効果が得られるそう。
基本は化粧水とこれだけでお手入れ完了できるように作られているので、冬場など特に乾燥が気になるときだけ、クリームを足す感じですね。
今回、化粧水は他社製品を合わせていますが、確かに少なくとも夏の今はクリームなしでちょうどよい感じです。しっとりもっちりするけれどベタつかず、メイクの邪魔にもなりません。
少ないステップでお手入れできるスキンケアは、乾燥肌には物足りないものも多いですが、これは粉吹き肌でも本当にしっとり吸い付くような肌になれます。
敏感肌にも使いやすい低刺激処方
エトヴォスはもともと、敏感肌のための化粧品ブランド。「アルティモイストセラム」も、敏感肌へのやさしさを考えた低刺激処方になっています。
石油系界面活性剤・鉱物油・シリコン・着色料・合成香料・パラベン・アルコールは不使用。天然ラベンダーの穏やかで落ち着いた香りです。
意識していないと記憶に残らないくらいの控えめな香りですが、改めて嗅いでみると温かみのあるやさしい香りが感じられます。
敏感肌向けのスキンケアの多くは、「無臭または原料臭!パッケージはひたすらシンプル!」という感じで味気ないもの。ですが、エトヴォスはパッケージもつや消しの上品なデザインで、さりげないこだわりが感じられます。
3日めで肌の手触りに変化が
今回の私の当面のスキンケアの課題は、「日焼けでゴワついた肌を何とかしたい」というもの。夏の到来に浮かれてピクニックをしたせいで、真っ赤に焼けてキメも乱れてしまったのです(・ω・`)
そんなわけで、あまりよい状態とはいえないところからのスタートでしたが、使用開始から3日めにしてさっそく、手触りに変化が。
エトヴォスでお手入れしていると、「ベルベットのような独特のなめらかさ・やわらかさ」が出てくるのですが、今回も3日めにはその感触に変化し始めました。
キメが整うせいだと思うのですが、何とも気持ちのよい触り心地なので、ついつい指で頬をこすってしまいます。ニキビ跡のゴワつきが気になる人にもよさそうです。
ゆらぎシーズンでも肌が整う
「アルティモイストセラム」の実力をもっとも実感するのは、肌荒れしやすい“ゆらぎシーズン”のとき。私はそういうときは何をしてもダメで、スキンケアもある程度肌が落ち着いてくれれば御の字なのですが・・・。
「アルティモイストセラム」を使うと、ゆらぎシーズンでもキメが整ったすべすべ肌になれるのです。
今回も、使い始めたのはゆらぎシーズンさなかのタイミングでしたが、それでも早くもキメが整い始めています。
もちろん個人差はあるでしょうが、肌の調子がイマイチと感じているなら、一度試してみる価値はあると思います。
額のハリと毛穴に変化あり
「アルティモイストセラム」を使い始めて数日後。今度は額のハリに変化が出てきました。私は額の横じわが目立つ方なのですが、気付けばしわはほとんど消えてフラットな状態になっていたのです。
そして10日ほど経つ頃には、日焼けによる乾燥で開いてしまった毛穴もだいぶ落ち着いてきました。
なお途中1~2日ほど、スキンケアをサボった日があったのですが、そういうときは見事に、ザラつきがよみがえってしまいました(^^;
肌に合わないスキンケアが浮き彫りに
2週間ほど経った頃。手持ちの化粧品の在庫整理のため、半端に残っていた某化粧水を使いました。以前に試して、特に問題ないと判断した製品です。
ですが、改めて使ってみたら微妙に痒く、せっかく「アルティモイストセラム」ですべすべになった頬がざらついてきました。
もともとアレルギー体質で、化粧品とは関係のない原因で痒くなることもある上に、以前は元の肌が荒れていたせいで、合わないことに気付かなかったのです。
「アルティモイストセラム」で肌の調子が整ったことで、「問題なく使えると思っていたけれど、実は肌に合っていないスキンケア」が浮き彫りになったのでした。
日焼けでゴワついた肌が短期間で回復
使用開始から1ヶ月経った現在は、日焼けでゴワついていた肌がだいぶ回復しています。少し黒く焼けているのはそのままですが、キメが整ってきて、やわらかさも戻りました。
トライアルでライン使いしたときほどの見事なすべすべ感は達成できなかったため、多少ザラつきは残っていますが、これだけでも普段より肌の回復が早かったです。
肌に合わないときは使用後でも返品できる
「アルティモイストセラム」は敏感肌のことを考えて作られた美容液なので、化粧品が合わないことが増えてきた私も刺激なく使えています。ですが、人によって合わない成分は異なるため、「アルティモイストセラム」が合わない人もときどきいるようです。
せっかく期待して買ったスキンケアが、合わなくて続けられずゴミ箱に・・・なんてことになったら悲しいですよね。
ですが、エトヴォスは一部の商品を除き、商品の使用で肌トラブルが起きたときのための「30日間返品保証」を設けています。「アルティモイストセラム」も肌に合わないときは返品させてもらえるので、初めての人も安心です。
安くお試しできるトライアルキットもある
「アルティモイストセラム」には30日間返品保証がありますが、この保証はあくまで肌に合わない人のためのもの。保証が利用できるのは「肌トラブルが生じたときのみ」です。
「使用感が好きじゃない」「効果が満足できない」といった理由では、開封後の返品はできません
この説明を聞いて「それなら、いきなり現品は不安」と思う人は、安くお試しできるトライアルキットから始める方法もあります。
トライアルキットは「アルティモイストセラム」をフルラインで14日間試せて、2,420円・送料無料です。
【セット内容】
- モイストアミノフォーム<洗顔料>
- アルティモイストローション<保湿化粧水>
- アルティモイストセラム<この記事紹介の保湿美容液>
- モイスチャライジングクリーム<保湿クリーム>
ただし、トライアルキットは30日間返品保証の対象外となります。
エトヴォス アルティモイストセラムの使い方
化粧水→「アルティモイストセラム」
化粧水→「アルティモイストセラム」の順番で使います。化粧水で肌を整えたあと、「アルティモイストセラム」を2プッシュ手のひらに取り、顔の中心から外側に向かって丁寧になじませます。
乾燥が気になる部分には重ね付けしましょう。
基本的にはこれでお手入れ完了ですが、必要に応じてクリームを重ねてもOKです。
エトヴォスの保湿クリームもとてもよかったので、詳しい紹介記事を貼っておきます。
エトヴォスのモイスチャライジングクリームを、乾燥性敏感肌がリピートしたワケ
事前の化粧水の使い方が重要
他社のスキンケアを使うときもそうですが、重要なのが化粧水の使い方。パーッと塗ってお終いではなく、2~3回に分けて少しずつ、しっかりと化粧水を浸透させることが大切です。
最初にごく少量の化粧水(100円玉大程度)を、肌が吸いきるまでなじませてから、顔がひんやりしっとりするまで重ね付けしていくのがポイント。
製品にもよりますが基本的にはコットンは使わず、ハンドプレスで浸透具合を確かめながらなじませていく方が、刺激が少なくおすすめです。目元や小鼻の脇も、指先を使って丁寧になじませます。
化粧水をきちんと肌に入れることで、あとに重ねる「アルティモイストセラム」も水気で浮いてしまわずに肌にしっかり浸透できます。
お風呂上りは汗が引くのを待ってから
夏のお風呂上りなどは、せっかくのスキンケアも塗ったそばから汗と一緒に流れてしまいがち。どんなに優秀な美容液でも、肌に留まれないのでは意味がありません。
そのため、暑い日のお風呂上りに「アルティモイストセラム」を使うときは、汗を引くのを待ってから使った方が効果的です。
乾燥が心配な人はスキンケアタイムまでのつなぎとして、化粧水やブースターオイルを軽くなじませておくとよいでしょう。
エトヴォス アルティモイストセラムの全成分
水、グリセリン、ラベンダー花水、ナイアシンアミド、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、ナツメ果実エキス、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、フェニルアラニン、リシンHCI、ヒスチジンHCI、アラントイン、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、シア脂、スクワラン、メドウフォーム油、ホホバ種子油、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、コレステロール、フィトステロールズ、フィトスフィンゴシン、ベヘニルアルコール、パンテノール、エチルヘキシルグリセリン、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ステアロイルラクチレートNa、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ラベンダー油、水酸化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール
モイスチャライジングセラムとの違い
こちらは「モイスチャライジングセラム」。今回私が試した「アルティモイストセラム」と見た目が似ているせいか、どちらを買えばよいか迷ってしまう人も多いようです。
エトヴォスの美容液には「モイスチャライジングセラム」という製品もあるので、どちらを選べばよいか迷っている人も少なくないようです。
両者の主な違いは、「対象としている肌質」。今回紹介した「アルティモイストセラム」が肌質を選ばないオールスキンタイプ向けなのに対して、「モイスチャライジングセラム」は乾燥肌・敏感肌向けに作られています。
5種のヒト型セラミドが配合されていることと、ラベンダー調の香りは「アルティモイストセラム」と同じですが、配合成分が若干異なり、値段もやや安めです。
アルティモイストセラム
(この記事で紹介) |
モイスチャライジングセラム | |
---|---|---|
肌質 | オールスキンタイプ | 乾燥肌・敏感肌 |
主な保湿成分 | 5種のヒト型セラミド | 5種のヒト型セラミド |
容量 | 30ml・50ml | 50ml |
通常価格 | 30ml 3,080円
50ml 5,280円 |
4,400円 |
肌トラブル時の30日間返品保証 | 〇 | 〇 |
トライアル・トラベルセット | あり(約2週間分)
|
あり(約2週間分)
|
全成分 | 水、グリセリン、ラベンダー花水、ナイアシンアミド、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、ナツメ果実エキス、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、フェニルアラニン、リシンHCI、ヒスチジンHCI、アラントイン、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、シア脂、スクワラン、メドウフォーム油、ホホバ種子油、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、コレステロール、フィトステロールズ、フィトスフィンゴシン、ベヘニルアルコール、パンテノール、エチルヘキシルグリセリン、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ステアロイルラクチレートNa、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ラベンダー油、水酸化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール | 水、グリセリン、ラベンダー花水、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCI、ヒスチジンHCI、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、スクワラン、ホホバ種子油、メドウフォーム油、シア脂、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ベヘニルアルコール、水酸化K、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、ラベンダー油、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール |
■・・・両製品共通の成分
■・・・アルティモイストセラムのみの成分
■・・・モイスチャライジングセラムのみの成分
まとめ
個人差はありますが、私にとっては「アルティモイストセラム」はとても頼りになる美容液です。しばらく使っていると肌のキメが整ってやわらかくなり、毛穴も目立ちにくくなってきます。
単品でもなかなか優秀ですが、ライン使いすれば経験したことがないくらいすべすべの肌になれるので、化粧水を追加しようか迷い中です。
なお、今回紹介した「アルティモイストセラム」はすべての肌質に対応していますが、同じエトヴォスの「モイスチャライジングセラム」は乾燥肌・敏感肌向けになっています。
5種のヒト型セラミドはどちらの美容液にも共通しますが、配合成分が少し異なります。乾燥肌・敏感肌の人はトライアルで使い比べてみてもよいかもしれませんね。
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