ユースキンの危険性について調べてみたので、そちらの記事も参考にしてください。
ユースキンを顔に使っても危険性はない?顔への使用のメリット・デメリットを解説
プチプラスキンケアとして、ネットで人気のニベア青缶ですが、「ユースキンAも顔に使える!」と言う口コミも、よく見掛けますよね。ニベア青缶とユースキンA、どちらが美肌によいのでしょうか?
「試したいけれど、どちらを買えばよいか分からない」と言う人のために、ニベア青缶とユースキンAを徹底比較してみました。成分比較だけでなく、毛穴への効果や化粧ノリなども詳しく比較しているので、参考にしやすいと思います。
乾燥肌を改善したい人をはじめ、お肌の悩みがあるなら、ぜひ読んでみてくださいね。ベタ付きが気になるインナードライ肌の人にも役立つと思います。
ニベア青缶は化粧品、ユースキンAは医薬品
ニベア青缶とユースキンAのもっとも大きな違いは、「化粧品」なのか「医薬品」なのかと言う点です。ニベア青缶は特に表示がないので、分類としては化粧品になります。
一方、ユースキンAのパッケージには「指定医薬部外品」と書かれています。指定医薬部外品とは、以前は医薬品に分類されていたものが、2009年の薬事法の改正で「医薬部外品」に分類されることになったものです。
つまり、薬効成分があるのはユースキンAだけ、と言うことですね。
ニベア青缶VSユースキンA成分比較
まずは、ニベア青缶とユースキンAの全成分を比較してみましょう。
共通の成分 | ニベアだけ、ユースキンだけに入っている成分 | |
---|---|---|
ニベア青缶 | グリセリン | 水、ミネラルオイル、ワセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸AI、ステアリン酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料 |
ユースキンA | ビタミンE酢酸エステル、グリチルレチン酸、di-カンフル、ビタミンB2、ポリソルベート80、自己乳化型ステアリン酸グリセリン、ステアリン酸、ハードファット、トリエタノールアミン、エデト酸Na、ミリスチン酸イソプロピル、パラベン、ステアリルアルコール、ヒアルロン酸Na、ビタミンC |
ニベア青缶とユースキンAで共通する成分は、グリセリンのみです。成分が全く違うことから、ニベア青缶とユースキンAの効果はかなり異なるらしいことが推測できますね。
ニベア青缶とユースキンAの有効成分比較
次に、ニベア青缶とユースキンAの有効成分に的を絞って比較してみましょう。
ニベア青缶の有効成分 | ユースキンAの有効成分 |
---|---|
スクワラン:ヒトの皮脂膜にも含まれる保湿成分 | ビタミンE酢酸エステル:血行を促進し、患部の修復を促す |
ホホバオイル:肌の角質層にも含まれる成分。細胞間脂質に馴染むことで、肌に潤いのバリアを張る | グリチルレチン酸:甘草由来成分。炎症やかぶれを抑える |
dl-カンフル:清涼感を与え、痒みを抑える | |
グリセリン:保湿、肌を柔らかくする |
ユースキンAに
- 血行促進
- 抗炎症作用
と言った薬効成分があるのに対し、ニベア青缶はシンプルに保湿に特化している製品だと言えます。
パッケージの商品説明もニベア青缶は
健康でしっとりした素肌を保つスキンケアクリーム。乾いた空気・冷たい外気から肌を保護し、肌荒れ・カサつきを防ぎます。人の肌本来の天然の皮脂膜を補う成分が、素肌になじみ、やさしく守ります。
ニベア青缶
とニベア青缶は保湿効果をアピールするものであるのに対し、ユースキンAは
4つの有効成分の働きにより、皮ふのひび・あかぎれ・しもやけを治し、うるおいのある健康な肌に導くクリームです。
ユースキンA
と、皮膚疾患に対する治療効果が得られる内容の記述になっています。
ニベア青缶の体験レビュー
私自身も、ここ1年ほど、スキンケアにニベア青缶を愛用しています。使用前の肌の状態は
- 年齢40歳くらい
- インナードライのオイリー肌(潤いが足りないせいで、皮脂分泌が過剰になっていた可能性高し)
- 乾燥のせいか、肌がスカスカ
- 角栓が詰まりやすく、吹き出物ができやすい
- 皮脂による毛穴の開きが目立つ
と言う感じです。
ネットで、フェイスクリームとしても優秀らしいと言う情報を何度か目にし、「でも、しょせんニベア青缶はハンドクリームだしなぁ」と生温かく見ていましたが、肌の調子もよくなかったので、「使ってみてよくなかったら、普通にハンドクリームとして使えばいいや」と思い直し、試に容量が少ないチューブタイプのものを購入したのが始まりです。
最初は肌に合わないと余ってしまうので、50g入りのニベアチューブタイプを購入。今は持ち歩き用のハンドクリームとして愛用しています。商品説明の通り保湿力に優れ、ハンドクリームとしても優秀だったので、ハンドケアもニベア一択に。手の乾燥が酷い人にはおすすめです。
ニベア青缶の使用感
柔らかいテクスチャーのクリームで、肌に馴染みやすいです。コスメっぽい香りなので、ハンドクリームを顔に塗りたくっていると言う気分にならずに済みます。
お馴染みの白いクリームです。もともとはドイツの化粧品ブランドの製品だからか、海外コスメっぽい香りですが、肌への刺激はありません。
塗り方は、ハンドプレスで化粧水を馴染ませた後、ニベア青缶を塗っています。たっぷり塗りたいときは指で直接、メイク前など塗りすぎないようにしたいときは、手のひらに薄く伸ばしたクリームを、ハンドプレスで顔に移すように塗ります。お肌の乾燥度にもよりますが、私は手のひらがベタベタになるくらいの量がちょうどよいです。
お肌の乾燥度合いによって適量が違いますが、薄く塗りたいときは、このくらいに伸ばして、手のひらを顔に押し付けるように塗るといい感じに塗れます。油分が苦手な人は、クリームの量を少なくしてみましょう。
たっぷり塗りたいときは、指に取ったクリームを直接ほほ・額・アゴに置いて塗ります。鼻の毛穴が気になる人は、鼻にもクリームを置いてたっぷり塗り込みます。毛穴の汚れがクリームに溶け出して、毛穴が引き締まります。皮脂分泌による毛穴の開きだけでなく、乾燥やたるみによる毛穴の開きにも効果を感じました。
塗りすぎてしまったときは、ティッシュで軽く押さえて油分を吸わせます。
メイクの前は、クリームが落ち着くのを待ってから下地などを塗れば、メイクとも馴染みやすいです。ただし、塗ってすぐにメイクを始めてしまうと、顔の上でニベア青缶とメイクを混ぜている感じになり、下地やファンデが肌にフィットしません。
ニベアを塗った後にBBクリームを塗った画像です。左はニベアを塗ってすぐ、右はニベアが馴染むのを待ってからBBクリームを塗っています。
ニベア青缶が馴染まないうちにメイクを始めてしまうと、左のように肌の上でニベアとメイクをこねているだけになってしまい、メイクが肌にキレイに乗りません。
右はニベアが肌に馴染むのを待ってから塗ったので、塗っているのが分からないほど、しっかり肌にフィットしています。
ニベア青缶を使い始めた頃の効果
試に顔に塗ってみたところ、痒みや赤みなどの異常は出ないようでしたので、話題のニベアパックも初日の夜から試みることにしました。毛穴の中にクリームを入れ込むつもりで、顔の表面にクリームが白く残るくらいの量を塗ります。
肌の異常はなさそうだったので、話題のニベアパックにもチャレンジ。ニベアパックをするときは、夜寝る前に、顔全体にこのくらいの量を塗り、朝まで放置しています。冬はこのくらいたっぷり塗っても、朝にはほとんど肌に吸収されてしまいます。小鼻の脇や毛穴の中まで、しっかりクリームを入れ込むのがコツです。ニベアパックをした翌日は、お肌の調子がよく、毛穴が引き締まって均一感が出ます。
私はかなり毛穴が目立つ方で、調子が悪いときは毛穴用の下地を使っても全く隠れません。ですが、ニベア青缶を使い始めて2~3日経った頃、毛穴が劇的に小さくなりました。おそらく、乾燥肌ゆえに過剰になっていた皮脂分泌が抑えられた結果だと思われます。
ニベアパックを始めるようになって、毛穴下地の効果も実感できるようになりました。
角栓などの毛穴汚れも減りました。毛穴の汚れの正体は主に脂なので、ニベアの油で溶け出してくれるのかもしれません。試しに、口紅を塗った手の甲にニベアを馴染ませると、完全ではありませんが、かなり落ちました。
さらに、薄く弱々しい肌だったのが、適度な厚みが出て、密度も詰まって来ました。おかげで、肌色メラニンの存在を久々に感じられました。
ニベア青缶を使い始めて最初の頃に実感できた効果は、
- 毛穴の黒ずみ・開きの改善
- 乾燥によるエイジングサインの改善
の2つです。塗る量で保湿力を加減できるのも使いやすくて気に入りました。塗り方や使用感は美容オイルと似ていますが、オイルと違って垂れないのも使いやすいです。
長期間ニベア青缶を使って感じた効果
「ニベア、意外にいい仕事をするじゃないか!」と言うことで、その後、スキンケアは化粧水とニベアに落ち着きました。
肌に合う・いっぱい使うと言うことが分かったので、2回目から自宅用は一番大きい169g入りの青缶を購入しています。画像のものは、すでに4個目くらいです。
保湿と言うことだけで考えるなら、ニベアは塗り方次第でサッパリめにもコッテリめにもできるので、乳液や美容液などのアイテムは不要です。
ただし、水分を補う効果は低めなので、化粧水は必ず併用しましょう。化粧水で水分を補い、ニベアの油分でフタをする感じです。
スキンケアはニベアと化粧水のみですが、なかなかいい感じです。
そして、しばらくニベアを使い続けて分かったことは、ニベアを塗った日と塗らなかった日で、皮脂の分泌量と毛穴の開き具合が違うことです。
乾燥性敏感肌の人の中には、私のようにお肌の乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になってしまう人がいますが、ニベアでしっかり保湿することで、乾燥による過剰な皮脂分泌が抑えられます。
夜塗っておけば、寝起きの肌の脂っぽさが防げますし、メイク前に塗っておくと、日中の皮脂崩れが防げました。1日中、外出する日も、化粧直しはほとんど必要ありません。
一応、お直し用のプレストパウダーも持ち歩いていますが、ニベアが化粧崩れを防いでくれるので、最近はほとんど出番がありません(笑)。皮脂による化粧崩れはもちろん、乾燥による化粧崩れもほとんどなくなりました。
乾燥による皮脂崩れが酷かったため、これまで夏はサラサラタイプのファンデが必須でしたが、ニベアのおかげで今後は出番がなさそうです。汗をかく日も、しっとりタイプのファンデで崩れなくなりましたし、お肌を乾燥させる夏用ファンデを使わずに済むのはありがたいです。
ただ、ネットで言われているような、美白効果は1年使ってもそれほど感じられませんでした。私の場合は年齢的に、できてから時間が経っているシミが多いので、もしかしたらでき始めのシミには効くのかもしれません。
見苦しくて済みません(汗)。ノーメイクだと、頬全体に薄いシミが広がっているのが分かります。私のシミは古いせいか、ニベアで薄くなると言うことはありませんでした。
ただ、ニベアでお手入れするようになってから、新しいシミができていないので、「これからできるシミを防ぐ」効果はありそうです。できてしまったシミが濃くならないようにする効果もあるかもしれませんね。ちなみに、UVケアは以前と同じです。
ですが、ニベアの保湿効果で乾燥によるくすみがなくなったのか、肌全体が以前より明るくなりました。シミは治りませんが、トーンアップと言う意味での美白効果はあるようです。
1年くらいニベア青缶を使う中で実感できた効果としては、
- 毛穴の黒ずみ・開きの改善
- 乾燥によるエイジングサインの改善
- 過剰な皮脂分泌の抑制
- 皮脂や乾燥による化粧崩れの改善
- くすみが改善され、肌色が明るくなる
と言ったものが挙げられます。プチプラなのに保湿以外の効果もあり、とても優秀なクリームでした。
最近は肌だけでなく、髪にも使っています。シャンプー後、タオルドライで水気をよく切った髪に、アフターバストリートメントとして塗ったり、お出かけ前に整髪料の代わりに塗っています。ダメージでパサついた髪がしっとりしますし、顔や首に付いても安心なのでおすすめです。
特に乾燥肌が気になる人は、ヒルドイドと同じ成分(ヘパリン類似物質)が配合された大正製薬のアドライズをレビューしてますので、合わせてそちらもチェックしてみてください。
ヒルドイドは保険適用の処方薬なので、そもそも適応症となる疾患がないと処方してもらえないため、美容目的の人はアドライズがおすすめです。
ユースキンAの体験レビュー
ニベアで「昔からある低価格のハンドクリームの、スキンケア効果は意外に侮れない」と学習した私が次に目を付けたのは、ユースキンAです。こちらもネットで「顔にもいい」と話題になっているので、ニベアとはまた違った効果が得られるかもしれないと思い、ひとまず70g入りを購入してみました。
チューブタイプもありましたが、お試しとは言え、顔全体に毎日塗って効果を検証するには内容量が心許なかったので、ジャータイプの一番小さいのにしました。
ニベア青缶と違いを感じた点
匂い
まず、匂いが違います。ニベア青缶は海外コスメっぽい匂いでしたが、ユースキンAは生薬っぽい匂いがします。パッケージに書かれている通り、スーッとした匂いもします。結構ハッキリ匂うので、外出する日の朝は避けた方がよいかも…と感じました。
ですが、実際に顔に塗ってみて分かりましたが、ユースキンAの匂いは塗って少し経つと消えるので、朝でも問題なく使えます。
メントールっぽい匂いの正体は、有効成分のdl-カンフルだそうです。他に薬っぽい匂いもして、いかにも効きそうです。よく読んだら、肌に伸ばすと匂いが消えると書いてありました。
クリームのテクスチャー
ニベアと比べると、やや固めのテクスチャーですが、少量でよく伸びます。油分の含有量はニベアより少なめです。
ビタミンB2が含まれているため、黄色い色をしていますが、肌に色が付くことはありません。こちらも肌によく吸収される感じがありますが、肌表面に白く残りやすいので、塗る量に注意が必要です。
使用感
こちらも思ったほどベタ付かず、フェイスクリームとして使用しても問題なさそうです。ニベアと違うのは、塗った後にかすかに顔が温かくなる感じがあることです。薄く塗ったときよりも、多めに塗ったときの方がポカポカします。
ユースキンAは、塗るとポカポカします。洗顔後、お風呂に浸かりながらユースキンAでパックをすると、効果倍増を狙えます。
使い方はニベアの青缶と同じで、
- 薄めに付けたいときは、手のひらに伸ばしてハンドプレスで塗る
- たっぷり付けたいときは指先に取って塗る
- 塗りすぎたら軽くティッシュで押さえる
- メイクはお肌にユースキンAが馴染んでから
と言ったポイントを押さえると、上手に使いこなせます。
ユースキンAをしばらく使って感じた効果
商品説明でしもやけの治療に推奨されている通り、血行を促す効果を感じました。私は冬に血行不良で顔がどす黒くなってしまうのが悩みでしたが、ユースキンAを使えば寒い季節も明るい顔色を維持できそうです。
手足も冷えによる血行不良でどす黒くなってしまいますが、ユースキンAで改善できそうです。今回試したのは春先のそれほど寒くない時期でしたが、冬の活躍に期待が高まります。
乾燥性敏感肌の人は、血行不良でお肌に栄養が届きにくいことが根本原因になっている場合もあるので、乾燥性敏感肌で冷え性の自覚もある人は、ユースキンAでお肌の状態を改善できる可能性があります。
下地やファンデーションとの馴染みもよいので、朝のスキンケアにも使えます。気になる匂いは、メイクをしている間に消えるので心配ありません。
メイク前など薄く塗りたいときは、手のひらに伸ばし、ハンドプレスでクリームを顔に移す要領で塗ります。指先までクリームを伸ばしておくと、小鼻の脇などの細かいところもしっかり塗れます。伸びがよいので、一度にたくさん付けてしまうと肌に白く残りやすいです。少量塗って、物足りなければ重ね付けすると失敗が少ないです。
パックとして使いたいときなど、たっぷり塗りたいときは、指先に取って顔に直接塗ります。パックにするときは、顔に黄色いクリームが残るくらい塗ってOK。
メイクをするときは、ユースキンAがお肌に完全に馴染むのを待ちましょう。慌てるとメイクがお肌にフィットせず、仕上がりが汚くなってしまいます。左はユースキンAを塗ってすぐにBBクリームを塗っていますが、ムラになってしまってキレイに塗れていません。右はユースキンAが肌に馴染んでから、BBクリームを塗っています。BBクリームを塗っているのが分からないほど、肌に均一に馴染んでいます。
ユースキンAは使い始めてまだ1ヶ月ほどで、情報が足りない部分もあるので、他にもよい使い方がないか調べてみたところ、何とバストアップにもよいそうです。血流を促すので、バストのハリの改善などにもよいのかもしれませんね。
また、髪や頭皮に塗ったら薄毛が改善したと言う人もいました。こちらも、ユースキンAの血行を促す作用が、髪の毛を元気にしてくれているようでした。
今後、ユースキンAを使ったバストケアと育毛も試してみたいと思います。機会があれば、またどこかで実験結果を報告しますね。
ニベア青缶とユースキンの効果を比較
さて、ニベア青缶とユースキンAは、どちらが乾燥性敏感肌によいのでしょうか?実際に使ってみて感じた効果を表にまとめてみましょう。
保湿力 | 血行促進 | 美白 | メイクの仕上がり | |
---|---|---|---|---|
ニベア青缶 | ◎ | × |
|
◎ |
ユースキンA | 〇 | ◎ | 血行不良によるくすみを改善 | 〇 |
保湿力を比較
保湿力は、ニベア青缶の方が優れていました。ニベア青缶は、化粧水とこれだけでしっかり潤います。肌に合いさえすれば、かなり乾燥が酷い肌でも、他の保湿アイテムはいらないと思います。
一方、ユースキンAは化粧水を併用しても、時間が経つと乾燥が気になります。ですが、ニベア青缶にはない効果があるので、次はユースキンAの上からニベア青缶を薄く重ねる方法を試してみようと思っています。
血行促進効果を比較
ユースキンAはビタミンE酢酸エステルが血流を促すので、塗るとお肌がポカポカします。もともとは、しもやけやあかぎれを治すためのクリームですが、冷え性で栄養が届きにくいお肌の不調を改善するのにも、とてもいいです。
血流が促されると細胞が活性化するので、エイジングサインにも効果が期待できそうです。
一方、ニベア青缶は、血行を促進する効果は全くありませんが、肌は均一感が出てキレイになりました。
美白効果を比較
お肌が乾燥していると、シミやくすみも生じがちです。美白効果については、肌が黒くなる原因によって、ニベア青缶が効く人と、ユースキンAが効く人に分かれそうです。
- 乾燥が原因のシミやくすみにはニベア青缶
- 血行不良が原因のシミやくすみにはユースキンA
が効きます。どちらも当てはまる人は、ニベア青缶とユースキンAを併用する方法もあります。
メイクの仕上がりを比較
ニベア青缶もユースキンAも、問題なくメイクと馴染んでくれますが、よりメイクとの馴染みがよく仕上がりがキレイなのはニベア青缶でした。ニベア青缶の方がクリームが滑らかなので、粒子の大きさが下地クリームやファンデーションに近いのかもしれません。
サラサラ系のベースメイクだとまた違うかもしれませんが、しっとり系のベースメイクは、ニベアの青缶との相性が良好で、次点でユースキンAと言った感じでした。
乾燥性敏感肌にはニベア青缶とユースキンAならどちらがおすすめ?
両方使ってみた結果、どちらもおすすめでした。大まかな違いは、保湿力が優れているのはニベア青缶、血行を促進できるのはユースキンA、と言う感じです。
乾燥性敏感肌の改善には即効性が得られる保湿が必要になりますが、乾燥性敏感肌に悩む人の多くは血行がよくないことも肌トラブルの原因になっています。いつも顔が冷たい人は、ニベア青缶とユースキンAを併用するのが、もっとも効率がよいと思われます。
朝晩で使い分けてもよいですし、両方を一緒に塗るのもよいでしょう。
血行がよい人なら、より保湿力が高いニベア青缶を選ぶのがおすすめです。
どちらも手頃なお値段で購入できるので、まずは容量が少ないものを試してみてはいかがでしょうか?使ってみてよくなかったとしても、ハンドクリームやボディークリームとして使い切れますし、お値段も安いので、試してみる価値はあると思います。
どちらも数百円で購入できます。チューブタイプなら200~300円です。
どちらを選ぶにしても、化粧水の併用は必須なので、その点は気を付けてくださいね。
ニベア青缶もユースキンAも水分を補う効果はないので、化粧水との併用はマスト。
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