「毛穴の凹凸をフラットに整えたい」、「とにかくテカリをしっかり防いで欲しい」、「黒ずみをカバーして!」
多くの女性にとって、ベースメイクに欠かせないのが「ポアプライマー」。「毛穴カバー下地」とも呼ばれるもので、地味なアイテムですが、あるとないとではメイクの仕上がりが大きく変わってきますよね。
ですが、「納得のいくポアプライマーになかなか出会えない」というお悩みもよく聞きます。そこでここでは、ポアプライマーのおすすめ商品32選を紹介します。プチプラ、デパコスからそれぞれ16選ずつ、口コミ評価の高い商品を厳選しました。
悩みを解決してくれるポアプライマーを探している人は、参考にしてください♪
※目次が途中で切れていますが、プチプラ商品は2ページ目、デパコス商品は3ページ目で紹介しています。
ポアプライマーとは?
ポアプライマーとは毛穴用部分下地のことで、「毛穴カバー下地」と呼ばれることもあります。「ポア」は毛穴、「プライマー」は化粧下地を意味する英語です。
基本的には毛穴が目立ちやすいTゾーンや頬のみに使いますが、製品によっては全顔に使えるものもあり、その場合は化粧下地とポアプライマーが一つで済ませられます。
製品によってカバー方法が異なり、凹凸を埋めることで物理的に毛穴を隠すものや、光を拡散させることで毛穴をぼかしてくれるものなどがあります。
毛穴だけでなく、ニキビ・ニキビ跡の凹凸をカバーしたいときにも使えます。
特に毛穴が目立つ人は、スキンケアの見直しも必要
肌を刺激せず、十分に保湿する
ポアプライマーは毛穴をカバーしてくれるアイテムですが、その効果には限界もあります。ポアプライマーを使っても隠し切れないようなら、スキンケアから見直してみるとよいでしょう。
毛穴が開いてしまう原因は主に、「肌の乾燥・キメの乱れ・肌のゴワつき」の3つ。「毛穴に詰まった汚れのせいで目立つ」と感じる人もいるでしょう。
ですが、皮脂などが詰まってできる「角栓」は、肌自体がすこやかに整うと自然に除去されやすくなり、新たな角栓もできにくくなります。
毛穴が目立たない肌を作りたいなら、「肌をなるべく刺激しないこと」と、「十分な保湿」を心がけてみましょう。
肌が整わないなら、スキンケアを変えてみる
丁寧なお手入れを続けてもキメの乱れやゴワつきが改善しないなら、そのスキンケアはあなたの肌に十分なものではない可能性があります。「肌トラブルや刺激がないこと」と、「効果があること」は別なのです。
しばらく続けても、毛穴周辺の皮膚がなめらかにならないようなら、スキンケアを変えてみた方がよいでしょう。
人によっても効果の出る成分・製品は異なりますが、「肌のキメが整い、肌がやわらかくなるスキンケア」がないか、根気よく探してみましょう。
毛穴への効果を謳っていないものであっても、肌全体のコンディションを底上げしてくれるものであれば、毛穴も目立たなくなる可能性が高いです。
個人差もあるのですべての人に効果が保証されているわけではありませんが、私が肌状態と毛穴の改善に役立ったと思うスキンケアをいくつか紹介しておきます。それぞれ商品名をクリックすると、詳しいレビュー記事に飛べます。
毛穴の汚れは慌てて取らない
毛穴の汚れを慌てて取るのもNGです。
固まった皮脂で肌表面が覆われているなどの重症なケースでは、スキンケアが浸透を助けるために、汚れの除去も並行して行った方がよいでしょう。ですが、その場合も毛穴パックなどで一気に取るのではなく、洗顔料など肌に負担をかけない方法で、毎日少しずつ溶かし出していくのが近道です。
汚れ取りのプロセスで肌を傷めてしまうと、いくらスキンケアを頑張っても、なかなか肌や毛穴が回復しないからです。
特に、多少黒ずみや皮脂の塊が見える程度の毛穴の場合は、肌の回復とともに自然に汚れも取れていきます。
趣味として角栓取りを楽しみたい人も、2~3個だけ取って、あとは我慢しましょう。
ポアプライマーの選び方
①薄づきでカバー力が高い
ポアプライマーを選ぶときは、「薄づきでカバー力が高いもの」がおすすめです。カバー力については、テクスチャーを見るとある程度予想が可能です。
ムースのような固めのテクスチャーのものは、毛穴の凹凸を目立たなくする効果が高く、逆にピーナッツクリームのようなやわらかいテクスチャーのものは、カバー力が低めの傾向です。
ですが、ポアプライマーの仕上がりを購入前に完全に見極めることは難しいため、できればテスターやサンプルを試してみると判断しやすいです。仕上がりだけでなく、時間が経ったときのくずれ方もチェックしてみましょう。
お試しが難しい場合は、口コミを参考にしてみるとよいでしょう。
②くずれにくく、付けたての美しさが長続きする
ポアプライマーは「くずれにくさ」も大切です。Tゾーンなど化粧くずれが目立ちやすい個所に使うのですから、毛穴落ちするなど、くずれ方が汚いものは論外といえます。
メイク直しに追われないためにも、ある程度の時間、付けたての美しさが持続してくれるものの方が使いやすいでしょう。
一般的な傾向として、シリコーン系成分が配合されているものは汗や皮脂に強く、くずれにくい製品が多いです。
ポアプライマーに使用されるシリコーン系成分は何種類かありますが、「~ジメチコン」「~クロスポリマー」と付くものや、「シクロペンタシロキサン」がシリコーン系成分です。
購入前に成分表をチェックしてみるとよいでしょう。
③日焼け止め効果があるとなおよし
必須条件ではありませんが、日焼け止め効果があるとなおよいです。日焼け止め効果のあるポアプライマーを塗ることで、紫外線によるメラニン毛穴を防ぐことにつながるからです。
全顔用の化粧下地やファンデーションを日焼け止め効果のあるものにしたり、ベースメイクの前に日焼け止めクリームを塗る方法も考えられますが、日焼け止め効果のあるポアプライマーを選ぶのもよい方法です。
④保湿効果と皮脂吸着効果もチェック
保湿効果と皮脂吸着効果もチェックしてみましょう。毛穴が目立つ原因は大きく分けて、「乾燥が原因の場合」と「過剰な皮脂分泌が原因の場合」に分かれます。
皮脂が多くベタつきやすい人でも、肌質自体が乾燥傾向であれば、毛穴が目立つ根本原因も乾燥です。このタイプの場合は、保湿効果の高いポアプライマーを選んだ方が、皮脂分泌が抑えられて毛穴も目立ちにくくなります。
「隠れ乾燥肌」「インナードライ」と呼ばれる人も、保湿効果の高いポアプライマーがおすすめ。
ですが、二十歳前後までの普通肌~混合肌で皮脂やテカリが気になる人は、皮脂吸着効果に優れたポアプライマーが使いやすいでしょう。